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秋晴れが凄まじい今日このごろ、渋井不動産は弁天町にやって来ました。

建物の外見やエントランスを見た限りでは、何の変哲もない築古マンションといった印象。しかし、ここの一室が非常にニオう。もちろん、スメル的な意味ではなく、インスピレーション・オカルト的な意味のニオイです。

渋井がなぜこのニオイを嗅ぎ取れるのかというと、月に一回、イタコを呼んでサイババから教えを説いてもらっているからです。

玄関前はこんな感じの、年代を感じる雰囲気。

ドアを開けたら6帖の和室とボロキッチンがあるだけといった、昔の映画とかテレビでよく見るアパートの一室が待ってそう。

と皆さんは思うかもしれません。

ただ渋井は違う。さっきから鼻腔の痙攣が止まりません。

「やはりな。」

ひと目で分かる渋部屋。パイン材がふんだんに使われた床は、それだけで雰囲気のあるお部屋へと昇華してくれる優れもの。ワンルームでここまでこだわっている部屋というのは、西区ではなかなかお目にかかれないです。

キッチンは無骨なタイプ。コンロは自前になりますので、好きなやつを置いてください。そして好きなゴハンを作ってください。

換気扇が常にアナタの料理を見張ってます。

ここで悲報です。

水周りに力が入れられていません。恐らく、水周りの工事が始まる前に業者がボイコットしたと思われます。また、こんなところで経年を感じるとは思わなかったのですが、洗面台が使い古したパンティみたいな色です。(モノは良いです)

お風呂は経年を感じないFutoo!!で、特に言うことなし。

「家政婦は見た」的なノリでトイレが見つめていますが、フル無視でOK。

8帖のリビングです。

やはり無垢床の部屋はなんとも言えない高級感・温もりを感じます。扉がトタンサッシでプライバシーが湧き水のように漏れますが、どこかスタイリッシュ。

リビング別ビュー、と言っても見る必要がないほど空虚な画。

あ、エアコンがついてるんだな

くらいの確認でいいです。

収納もトタンサッシで封されているため、中が若干透けます。

それ以外は特に何もないので、

おや、収納もあるぜよ

くらいの確認でいいです。

バルコニーの眼前に大きなマンションがそびえ立ちます。

さすがの秋晴れ先輩も、ここまで陽をとどけることは難しいようです。

収納が透けていることを確認し、紹介は以上です。

弁天町の無垢ワンルーム。このクオリティなのに家賃は込5.1万円と、西区では見ることのない値段で登場。

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  • 弁天町の無垢材、トタンも合わせて5.1万円。
  • 港区

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