大阪農林会館『hen』
11月19日、渋井不動産の仲介店舗『hen』が1周年を迎えました。おめでとうございます。
というわけで今回は、オーナーの田村さんへ1周年迎えた心境や、美容師になったキッカケなど伺って来ました。リポーターは、ご仲介を担当した渋井不動産ディレクターのマックスです。さっそくどうぞ。
-マックス
『hen』1周年おめでとうございます!
-田村さん
ありがとうございます!ほんまに1年あっという間でした。なにか面白いことしよかなって色々考えてたけど、さらっと1周年迎えてました(笑)
-マックス
確かに、物件の申し込みから考えても、ほんまにあっという間でしたね。オープンからこの1年で、スタッフさんの人数もグッと増えて。
-田村さん
そうそう。初めは3人だったけど、今は5人まで増えました。これからも頑張っていきます。
-マックス
ちなみに田村さんは、なぜ美容師を目指そうと思ったんですか?
-田村さん
高校2年生の時に進路を考えていたところ、ふと、「美容師って面白そうだな〜学校行ってみようかな〜」と思ったのがキッカケです。
専門学校に通うと、美容師の魅力を知るじゃないですか。そこで一気にハマりましたね。
特にこの仕事に憧れがあったわけじゃなかったけど、技術を学んでいくうちに、「良い仕事だな、美容師として頑張りたい」と思いました。
-マックス
独立しようと思ったキッカケは?
-田村さん
正直、独立心は全然なかったですね。元々、新卒から14年間同じサロンで働いていたんです。そんな人、業界じゃなかなかいないんですけどね(笑)
でも30歳を過ぎたくらいで、先の人生を少しずつ考えるようになりました。「ホンマにいけるんかな?」とか色々思ったけど、徐々に、「自分のお店をやりたいな」という気持ちも強くなってきて。
結果、「人生一度きりやし思い切ってやってみよか!」となり、動き始めました。
-マックス
『hen』をオープンするまではどんな流れでした?
-田村さん
独立するにあたり前のサロンを辞めて、一旦フリーランスで働きました。思い立って動いたから、資金も貯めてる途中で。でも、僕の中では長くフリーランスをするつもりも無かったから、「1年以内には独立する!」と決めて。
そんな中でマックスさんから、「農林会館の地下が空いてる」という情報だけ聞いたんですけど、当初は美容室NGだったんですよね。
-マックス
そう。給排水の容量問題で、最初は美容室NGって言われてて。
-田村さん
NGだけど、聞いたときから気になってたから、中を実際に見せてもらいました。
そしたら、なんか良かったんですよね!地下やし、美容室向きな区画では無いけど、柱のアーチの感じや、外観の雰囲気とか、あとは思ってるより広くて、初めて見た時からすごく良いなと思ったんです。
でも、美容室ダメだし・・・。その後にも3件くらい見たけど、なんか違うなってなって。
-マックス
なので、ビル側にちゃんと調査してもらって、色々調整してもらった結果、美容室の許可がとれて。すぐに田村さんに連絡しました。
-田村さん
普通だったら、もっと物件見ても良かったと思うんだけど、直感的で良い!と思えた、ここで出来て良かったです。
-マックス
では次に、お店のコンセプトと店名『hen』の由来は?
-田村さん
最初は、僕が「変」やからっていうのから来てます(笑)
でも色々と意味が重なっていて、どちらかというと「偏る」の方の要素が強いかな。
ここで働く美容師や来てくださるお客様の個性を、一番大事にしていきたい。みんな全然偏っていて良いし、一人ひとりの個性を活かしてあげられるようにしたくて。僕らの強みはデザインなので。
『hen』が他サロンと違うところは、「提案型のサロン」という点。これからのスタッフ教育も、自分の個性やデザイン性を高められるよう、育てていきたいと思ってます。
-マックス
最後に、「自分のお店」をオープンしてみて、どうでしたか?
-田村さん
めっちゃ良かったです!独立前のフリーランス時代は、ずっと不安を感じながら働いていたんで。やっていけるかも見えなかったし。
でも、オープンからスタッフも頑張ってくれたおかげで、ある程度サロンのカタチも作れて、僕が今までやってきたことの積み重ねとか、頑張ってきて良かったなと思います。
改めまして、『hen』1周年おめでとうございます。インタビューを受けて下さったオーナーの田村さん、ありがとうございました。
ますます個性を輝かす『hen』。今後もどのような「偏り」が展開されるのか、見逃せません。
以上、渋井不動産でした。
hen
【住所】大阪市中央区南船場三丁目2-6 大阪農林会館 B-1
【営業時間】平日10:00~20:00/土日祝 9:30~19:30
【定休日】月曜日