千林大宮の2LDK
やってきたのは、『千林大宮駅』。正直言って、わた自身もあまり土地勘がないエリアなのですが、「千林商店街って結構いいよ」「あの商店街、結構好きかも」とチラホラ伝え聞くことから、「駅前にええ感じの商店街がある」という情報は胸を張ってお伝えできます。
谷町線から京阪線までを繋ぐおよそ660mの当商店街は、“大阪でも1、2を争うほど活気がある商店街”と言われているほど。A〜Eまで分けられたエリアには約220ものお店が並び、個人商店と大型店の価格競争の激しさから、“日本一安い商店街”とも称されているそうです。
また、本日の物件から徒歩1分の場所には、大阪府で人気の銭湯ランキング・2022年12月版で第1位に選ばれた「神徳温泉」も。
Google口コミのユーザー評価・口コミ件数に基づいて作成されたランキングだそうで、肌や髪に優しい軟水の温泉や、広くてお湯の種類が多い、サウナの温度がイイ感じに暑いなどの理由から、ユーザー評価4.2pt・口コミ件数272件を叩き出しました。(2023年11月現在、評価4.3pt・件数308件と、なおも更新中)
クセが強めの共用部
そんなニッチな立地から登場したのは、ニッチな共用部を有する鉄骨造4階建てマンションです。
入口にオートロックがついているものの、お部屋は階段4階で上っていただきます。せめてものアレだと、階段はカーペット仕様です。
そして、玄関ドアにたどり着いた途端、このいかがわしさ。1件目の居酒屋、2軒目のカラオケ、3件目のスナックを経て、まだ帰りたくない酔っ払いの胸中を反映させたような色合いですね。
ここから居住空間があらわれるイメージは皆無でしょうが、わたしを信じて、ついて来ていただければと思います。
特異な振り分け間取り
無事に居住空間が現れ、ホッとしました。視界の端には名残のピンク色が見えますが、あれは控えめなアクセントとでも言うか。
ご覧いただいたのは、玄関から見た光景です。ドアを開くと左手にシューズボックスがあり、正面には20帖LDKがチラリ。第一印象は、「エアコンがビルトインなんだな」で、満場一致でしょう。
奥へ進むと、LDKの本領を発揮してきます。さすがは20帖もあるので、奥行きがパないですね。晩餐スタイルのテーブルを配置するしか、術(すべ)が思いつきません。
お部屋の4分の3を囲むバルコニーも、当物件の特徴のひとつ。写真は北向きの一面ですが、最上階ならではの日差しがさんさんと降り注ぎます。
では続いて、手前の窓から洋室を見ていきましょう。
こちらは、LDKの東側に配置された6帖洋室。このお部屋のクローゼットは、当物件で最も大きなサイズです。
2人暮らしでもファミリーでも、別途収納を買い足すのは必須でしょう。
西側に配置されたのは、大きな窓が目を引く12帖洋室。採光面は西向きのため、強烈な西日にご注意を。
なお、6帖洋室には壁掛けエアコンが、12帖洋室には床置きタイプのエアコンが備わっています。
入口が2箇所あるL字型なので、パーテーションなどで2部屋にセパレートすることも可能。2人のお子様の個室、ちょっとした洋室内別居など、ご家族のライフスタイルや、夫婦の事情にあわせてご活用くださいませ。
駆け抜けて、水回り
バスルームに追い焚きや浴乾は無く、あるのは白く光る清潔感のみ。
対して、ウォシュレット付きのトイレは新品です。タンクにまで掛かっているカバーが、物語っております。
まさかここが、と思わせられた脱衣所兼パウダールーム。天窓付きの当スペースは、なんと天井高が3.8mほどあるんです。どうせ一糸まとわぬ姿になるなら、と開放感をプラスしてくれたのでしょうか。
では、おさらい。谷町線『千林大宮駅』徒歩8分より登場した80㎡の2LDKは、市内屈指の賑わいを見せる千林商店街や、大阪府銭湯ランキング1位の神徳温泉がご近所の生活至便な立地。お散歩がてら、お買い物やお店の開拓も楽しめそうです。
諸費用は、礼金1ヶ月の賃料共益費込み月額10.5万円。
梅田まで10分ちょいのアクセス。利便性はそのままに、市内中心部から少し外れたからこそ、手が届く賃料で80㎡の2LDKに住めます。広めのファミリー物件をお探しなら、必見です。
以上、渋井不動産でした。