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本日仕入れてきた物件は、過去に「皆が選んだ住めるオフィス」というタイトルで紹介させていただいた一件である。

渋井不動産のオフィスのように少々無骨でジャンクな匂いがするこの建物は1974年に建てられたRC造6階建て。そのタフなボディを生かして2013年には建物全体を居住可能にすべく、大規模コンバージョンが実行された渋い要素たっぷりの物件なのだ。

雰囲気のある共用部を抜けて部屋にたどり着く。

今回募集が出た区画は約25平米のコンパクトなワンルームタイプ。過去紹介した記事の時は、メインディッシュの付け合せ程度にチラッとお見せしただけだったので、今回はこのタイプにバッチリフォーカスを当ててみよう。

玄関土間は設けず、土足で部屋に上がりこむ欧米なスタイル。

敷かれた床材はもちろん無垢で、その経年変化と独特の発色はいつ見ても素敵だなと思う。

天井は無残にもぶち抜かれ、その40年以上の時間を経験したRC造の躯体が顔を出している。

綺麗に塗装で仕上げられた壁と、無骨でジャンクな躯体コントラストがたまらなく渋くて、気持ち程度だけ取り付けられたスポットライトがムーディーに室内を照らす。

「住めるオフィス」というタイトル通り、住める設備をコンバートした空間に無駄な装飾や収納は一切無い。唯一玄関から走るこのカウンターテーブルのみが主張する超ミニマムな室内デザインだ。

独立を目指すクリエイターの皆様のスタートアップに是非選んでほしい、細部まで徹底的にこだわったデザイナーズコンバージョンビルヂング。

過去にも紹介したオフィス物件は数多あったが、そこには決して住めなかった。

住める設備に欠かせないもの、それはやっぱりお風呂。

仕事に熱中したストイックなあなたは家に帰ることも忘れてしまうかもしれない。しかし午後からアポイントをとった取引先に汗臭い身体で挨拶に行くのはとってもナンセンス。

だからこの物件は、シャワールームを用意した。

ジャンクな物件に浴槽はいらない。スタイリッシュなシャワーブースを装備しているのだから、居住空間としても何不自由ないだろう。
びっしりと貼られた小粒なタイルが言葉にできない渋さを具現化し、設けられた小窓が清潔感を感じさせる。

この場所でシャワーを浴びているだけで、an-anの特集依頼が来てしまいそうなほど、絵になる空間だ。

その隣にはもちろんお手洗い室内洗濯パンが鎮座し、住めるオフィスとしてのポテンシャルの高さは十二分だ。
働いてもよし、住んでもよし。働きながら住んだらなお良し。

西区本田1丁目に建つ名作コンバージョンビルヂングの最新空室は、月額6万円

さぁ、今すぐ受話器を取って。どこにでもあるような物件はいつでもある。このコンバージョンビルヂングを見るなら今だ。
もしかしたら、この物件があなたの部屋さがしを終わらせてくれるかもしれないぞ。

このビルヂングの最新の空室情報、物件のお問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:21037)

以上
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  • 渋井印の住めるオフィス、6万円。
  • 西区

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