待望のガレージハウス
「ガレージハウス」、この7文字だけで心踊る人も少なくありません。趣味に没頭できる空間として、そのような住戸を求める気持ちは痛いほど分かります。しかし、探してもなかなか見つからないのが現状でしょう。
そんな中、大阪市は此花区より「希少なガレージハウスが登場した」という情報を入手し、現地へ急行しました。それがこの外観。
何を隠そうこのガレージ、前回募集時に問合せが鳴りまくった物件です。なんたって、+αのガレージハウスなんですから。
まずは普通のガレージから
電動シャッターがゆっくりと開き、ガレージスペースが登場。
どう見ても木造建築なのに、壁紙はコンクリート風。これにより、無機質な壁と蔵っぽい天井のマリアージュが誕生しています。
好き嫌いは一旦無視して、この奥行きは見事。軽自動車なら2台は入るでしょうし、車とバイクの組み合わせでも問題なく入ります。寸法は以下の通りです。
【寸法】
・シャッター高:2,300mm
・シャッター幅:2,600mm
・奥行き:7,000mm
※上記寸法は概算です。実際の幅や奥行きは現地でお確かめください。
念のため、反対側からもどうぞ。
出入りは正面のシャッターを開けるか、写真左手のドアからの2択。そしてここで気になるものを見つけたので、このまま後ろを振り返ってみます。
テレビジャック発見。
ガレージスペースに、テレビジャックがむき出しになっていました。いつなんどき、ガレージでテレビが見たくなるか分かりませんもんね。作業場や倉庫にしても、テレビがないと捗らないし。分かる分かる。
ひっそり住むスペース
「では居住スペースを」というところで、驚くほど狭いという事実が発覚。1人分の寝床を確保すると、全てが終わるサイズ感です。
それもそのはず、ガレージスペースを広くとった反動で、水回りを含めたこの居住スペースは10㎡しかありません。「愛車が万全の状態で駐められるなら、どんな苦労もいとわない」という不器用な愛し方が表れています。
そして、居住スペースにもテレビジャックあり。「テレビさえあれば、快適に住めるはず」という不器用な優しさまで表れていました。むしろガレージに大きめのソファを置いて眠るのが、最も快適なのかもしれません。
トイレはFutoo!!で、設備的にも何ら問題ない逸品。
※Futoo!!:普通に良い。
トイレ真向かいのバスルームは、シャワーのみ。
ここも好みが分かれるものの、愛車のためなら己の浴槽がなくなってしまってもいい、という人は多いはず。
キッチンはコンロ無し。
自身でIHコンロを準備する必要があり、この狭さだと冷蔵庫置場も考えねばなりません。もちろん、ファミリータイプの大きいモノは置けず。
ペット飼育可
さて、ここで一度情報を整理しておきましょう。
実はここ、条件変更ありでペットの飼育も相談可。ガレージ・倉庫・作業場に加え、ペットとも一緒に住めるのです。
これほど飛びつきたくなる条件が揃っているなか、実はもうひとつビッグなオマケが付いてきます。
その隣、借りられます
なんと、物件隣の駐車スペースも借りられるとか。
奥に見える車止めまでは、およそ4200mmほど。屋根こそないものの、普通車もラクラク駐車可能でしょう。
電動シャッター付きガレージと、隣の駐車スペース。この両者を借りれる物件が、阪神なんば線『千鳥橋駅』徒歩6分・JR環状線『西九条駅』徒歩13分より登場。
車は外に駐車し、バイクはシャッター内に保管。多様な可能性が見えるガレージハウスは、限定一戸で募集中です。
以上、渋井不動産でした。