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ここは北区長柄西にあるとある家。

日本一長いと言われている天神橋筋商店街が近くにあり、全長が約2.6キロもあるのだとか。歩き切るのに40分かかるとも言われており、往復すればそれはもはやプチ旅行だ。

そんな場所からご紹介する今回の物件、玄関扉が若干ナウいが、果たして内装はどうなっているのか。

ガラリと開けると何とも渋そうな内装がチラリと見えてしまっている。が、今はこの玄関の紹介だ。目線を下げ、中を見ないよう慎重に土間だけを見つめる。

何があっても前を見続けている渋井不動産だが、今回ばかりは首がすわらない。

「なんということでしょう」

2016年4月のリノベーションによって、ナウい古民家へと変貌を遂げている。床には松崎しげるカラーの無垢材が敷き詰められており、中央のローテーブルは掘りごたつ仕様だ。

水回りも抜かることなく和テイストだ。

洗面ボウルにはつるとんたんの器を使用しているので、顔を洗えば鰹節の風味が漂い、誰でもうどん職人っぽく仕上がるだろう。

当物件の最大のポイントとも言える壺湯

お猪口に見えたアナタはお酒の飲みすぎかもしれないので、日頃の健康管理に注意が必要だ。ここでゆっくり汗を流すことをオススメする。

かくいう私も、壁に設置された照明がBarのような雰囲気に見えたので、健康管理が必要かもしれない。

もちろん壺湯に入ってみたワケだが、お風呂がリビングからシースルーだった。

掘りごたつ左上に地縛霊のようなものが写っているが、反射した広報担当オザワなので安心してくれ。

キッチンの紹介だ。

「かまど」を設置するわけにはいかないので、洋風のえぇやつ(システムキッチン)を導入している。ただIHではなく3口ガスコンロなので、土鍋や羽釜でご飯を炊くことは可能。

1階の紹介は以上なので2階を目指そう。

手すりがでできていて、細部までこだわっていることがわかる。

階段を上った先にはトイレがあり、和式ではなく洋式だ。個人的には和式の方が踏んばりが効いて好みだが、和式の利点はそこだけ。

そして当物件、トイレは2階のみなので階段を上る際の刺激には注意してほしい。

2階は奥までズドンと延びた約15帖の空間。

天井も高く、とても開放的だ。ロングパットのパター練習もできそう。

2階は部分的にではあるが、シースルーになっている。

情報通信が発達してきた今こそ、原点回帰という意味で、アイコンタクトでここから下の階の人へ想いを伝えてみてはどうか。

きっと「何やってんだ」と文句を言われるだろう。

最後に、洗面台の蛇口が可愛かったので写真だけ紹介しておこう。

今までありそうでなかったナウい古民家風リノベは、その希少価値はもちろん、デザイン性も抜群に高い。1LDKの50㎡で、込12.5万円。敷金は賃料の1ヶ月、礼金は2ヶ月となっている。ペットが飼えたら最高だったのだが、それは強めのNGが出ているのでご了承を。

細かな部分までこだわり抜いた長柄の木造戸建、今なら絶賛入居者募集中だ。 ぜひ検討してみてくれ。

以上。

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  • 長柄西のナウい風古民家、込12.5万。
  • 北区

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