真っ白の空からこんにちは。梅雨です。
本日ご紹介はこちらのサンクス平尾。言わずとしれた、大阪市大正区にある彩度薄い系の商店街です。
「サンクス平尾」の文字だけ黒く塗り替えてあげたら、情緒溢れるレトロを加速させて今よりも流行ってくれそうなので、商店街の一番偉い人に提案してみようと思いましたが、少し面倒なのでやめておきましょう。
実際、この手の古い商店街、令和のこの時代では活かすのに苦戦しまくるのは言うまでもなく。
商店街の歴史を止めないために「若い人を集めないかん」と、意気込む商店街も多い。
しかし思い切って20~30代の若者が主導でやることで成功した例はあるものの、御老体が集まって「若者を集めるのじゃ!」と号令をかけても、結果として50代という比較的若者が集まってホッコリしちゃってる商店街が跡を絶ちません。
ちなみにシュークリームめちゃくちゃ売ってるやん!と錯覚させてくれる「のんき堂」さんはご顕在です。シュークリームは売ってませんでした。
そんな商店街にあるこちらの空き物件。
見たところ綺麗っぽいこちらの物件。元は何屋さんだったのでしょうか。シュークリーム屋さんでしょうか。
何やらまだ工事中のようで募集物件として未完成のようですが、本日はそんな物件をチラリご紹介させていただきます。
濃ゆ。
明らかに塗装工事中なのだろう道具たちが見て取れるので完成形が不明ですが、シュークリーム屋さんの居抜きを考えてた手前、想像の三倍くらい濃ゆい箱が現れた感じ。
サンクス平尾の中で一番濃ゆいだろう箱です。念のため、その対照的っぷりを確認しておきましょう。
薄ぅ。
さっきよりも薄くなってないか?と錯覚するのは、先程の濃ゆのせいでしょうか。
濃ゆぅ。
やっぱ薄ぅ。
濃ゆぅ。
(はぁ,はぁ…)
対照的っぷりを確認しすぎて酔ってきたので、ここから先は冷たい素麺でも食べてるかのような、さっぱりと軽やかなステップで進めたいと思います。
ちなみにこちらの物件、商店街の店舗居抜きではなく、どうやら広めのガレージハウスを制作中なのだとか。
令和の時代における商店街のナイス活用方法。商店街全体がガレージハウスの集合体になった光景を思い浮かべたら、素晴らしい未来が見えた気がします。
さて、いかがでしたでしょうか。
まだまだ完成前ということでその全貌は明らかになっていませんが、今のところ明らかなのは「ガレージハウスと言われた瞬間にめちゃくちゃ魅力感じる」ということでしょうか。
車・バイクを愛してやまない愛車家の皆様方、新しいガレージハウスですよ。ぜひぜひご検討ください。
それでは。
(完成後に改めて取材予定ですが、完成前に成約となる場合もございます。予めご了承くださいませ。完成前の内見も受付中です。)