初めての1人暮らしに
やってきたのは、都島区片町。個人的には大好きなエリアで、その理由はお察しの通り、川に囲まれているからなんですね。
なかでも今回ご紹介するのは、JR東西線『大阪城北詰駅』徒歩3分の築39年SRC造マンション。鉄骨鉄筋コンクリートに食いついた方にはすみませんが、要は「より川に囲まれた西側に位置する」ということを言いたかったんです。
情報を盛り込みすぎて伝えたいことが伝わらない、そんな私を反面教師にしていただき、皆さまには「結論から伝える」を意識してもらえたらと思います。
川に沿って東へ行くと『京橋駅』も徒歩7分ほど。西へ進めば『天満橋駅』はチャリで5分(徒歩12分)の距離感なので、その界隈にオフィスがある方なら新生活早々に遅刻することもありません。
また、梅田・心斎橋・京都までも電車1本と主要エリアへのアクセスも楽々。お休みの日は電車に乗って普段の生活圏内から飛び出すと、少しは羽を伸ばしていただけるでしょうか。
ポスト、新しくなります
マンションエントランスに入って最初に待ち受けていたのは、絶賛作業中の洗礼。聞けばポストが新しくなるらしく、南京錠タイプのソレからダイヤル式のアレになるそうです。
では、エレベーターに乗って最上階・9階へ。
さすがは18㎡のお部屋ですので、玄関を開けるやいなや、キッチンなどの設備たちが出迎えるようにずらりと並びます。
もしもここで「おかえりなさいませ、ご主人さま」などと聞こえ始めた日には、きっとあなたは相当疲れています。しっかり食べて湯船に浸かり、あたたかいお布団でよく眠ってください。
キッチンはIH1口のシンプルスペック。限りなく玄関に配置された洗面台については、なぜここに?という異論よりも、独立していることに強く感謝しましょう。インディペンデンス・ダイ。
セカンドハウス・単身赴任にも
メインの洋室は5.5帖ほどの広さ。収納もありません。
非常にコンパクトなのは百も承知ですが、物が少ない初めての1人暮らしや、会社近くのセカンドハウス、単身赴任の仮住まいなど、「サクッと住める部屋」をお探しの方にはこれ以上ないサクッと感かと。
そして、冒頭であれほど丁寧に紹介したロケーションは、
川、どこいった?
という結果でした。尋常ではない生命力を見せつけている木々は、大阪市指定文化財の日本庭園を有する藤田邸跡公園のものです。都会の喧騒を忘れさせてくれる美しい庭園ですので、幻聴が聞こえるようになった際など訪れてみてください。
なお、チラリと見える線路(京阪本線)からは想像通りの走行音が聞こえます。度合いについては現地でお確かめくださいませ。
サクッと住めるお手頃1K、いかがでしたか。サクッと読めるはずが、ぼちぼちのボリュームに膨れました。この勢いでもう少し部屋も膨らんでくれたらな、と思うのは贅沢でしょうか。
アクセスは『大阪城北詰駅』徒歩3分・『京橋駅』徒歩7分・『天満橋駅』徒歩12分(チャリ5分)で、JR線・京阪線・谷町線・長堀鶴見緑地線を網羅。通勤もお出かけもスッと行ける交通至便に、百貨店から飲み屋街まで揃う利便性も大きな推しポイントです。
最後に諸費用を発表すると、礼金1ヶ月の月額6.1万円。
「コストパフォーマンス」という最大の魅力が伝わったところで、お問い合わせは渋井不動産まで。