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東京へ行ってきました

烏合うごうの衆と化す渋井不動産一行

先のお知らせ通り、3月31日(金)午後より臨時休業とさせていただいた渋井不動産一行は、社員研修のため東京へ向かいました。

夕日に照らされた国立競技場

目的地は、国立競技場。言わずもがな、2021年に行われた東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となった競技場でございます。

2014年5月に前身の国立霞ヶ丘競技場陸上競技場(旧・国立競技場)が閉鎖・解体され、約5年の全面改修を経て2019年11月に竣工。周辺(明治神宮外苑)との調和を目指し『杜のスタジアム』をコンセプトに掲げたデザインは、東京・パリ・中国に設計事務所を構える隈研吾 氏によるものです。

国立競技場HP隈研吾建築都市設計事務所HP

杜のスタジアムたらしめるハイブリッド構造

屋根や軒庇(のきひさし)などは鉄骨と木材のハイブリッド構造使用する木材は47都道府県から集められた杉材およびカラマツ約2,000平方メートル分を使用し、塗装により本来の木材よりやや白みがかった仕上がり。屋根下の三層の庇(ひさし)は法隆寺五重塔からヒントを得たといわれ、水平さを強調したデザインになっている。

Wikipedia参照

白状すると、研修そっちのけで目的地および周辺建物にテンションが上った一行ですが、本題はぶらり東京観光ではありません。

 “SUN”
YOSHIROTTEN INSTALLATION 2023

やってきたのは、国立競技場の駐車場で行われる「“SUN” YOSHIROTTEN INSTALLATION 2023」のオープニングレセプション。

弊社でご仲介させていただいたMR.BROTHERS CUT CLUB & BLOODY ANGLE(中崎町・福岡)や、MADAM WOO OSAKAの店舗デザインを担当したYOSHIROTTEN氏による約5年ぶりの大型展覧会です。

関連記事:“SUN” YOSHIROTTEN INSTALLATION 2023開催。

関連記事でもお伝えしたように、会場となる2000㎡の大型車駐車場には所狭しと「SUN」が並びます。

それは角度によって印象が異なるモノリス型であったり、LEDスクリーンやプロジェクトに反映された映像であったり、365点の太陽のイメージが呼吸を繰り返しながら移り変わるような息を呑む空間でした。

また、31日のレセプションでは、メキシコ人アーティストDEBIT氏TAKAYUKI ISAYAMA氏のライブパフォーマンスも。

写真のDEBIT氏が演奏しているのは、マヤ文明の祭事に使われてたであろう楽器をメキシコの歴史研究所と共同でAIを使って再現した電子楽器だそうです。

そしてこちらは、今回の会場の音楽やレコード制作を担当したISAYAMA TAKAYUKI氏。YOSHIROTTEN氏とともに音楽ユニットYATTを結成し、20年近く音楽活動をする相方でもあります。

そうそうたるゲストが来場するなか、かっちりスーツで参加した弊社ディレクターの植田店長とチーフ。

まるで展示会で自社商品をアピールする営業マンのようですが、バックに「SUN」を携えていたため、辛うじてインスタレーションのていを保っています。

会場のショップコーナーでは、当プロジェクトの主要媒体であるアルミニウム・プリントの「SUN」がいくつか展示されていました。(写真左手の白い壁に並ぶもの)

365通りの「SUN」は1月1日から12月31日までの日付をタイトルに冠し、アルミニウム・プリントは各日付につき1点モノの媒体

なお、弊社ディレクター・マックスは、出口直前のショップコーナーでタイトルの意味にようやく気づいたそうで、「右見ても左見ても、全部違う太陽ばっかりで凄いなと思ってた」とのこと。

というわけで、社員研修の一環として伺った「“SUN” YOSHIROTTEN INSTALLATION 2023」の模様をお届けしました。

個人的にも個展やアートプロジェクトは往々にして足を運んでいたのですが、この立地やこのスケールで行われる展覧会で目の当たりにした光景・感じた刺激は、この先も貴重な財産として自分の中に留まると思います。臨時休業をいただいた甲斐がありました。

非常に荒削りなものの、「とにかくすごい空間に足を踏み入れ、すごい光景を全社員が見てきたよ」ということが伝われば幸いです。

また、今後の渋井不動産に乞うご期待くださいませ。

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  • 社員研修で、新国立競技場のインスタレーションを見てきました。

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