中央区瓦屋町より、少し強気なビッグワンルームのご紹介です。どれくらい強気かというと、外壁が北斎の浮世絵くらいうねりをあげているくらい強気です。
ちなみに、皆さまが今イメージした葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は、先日ニューヨークのオークションにて3.6億で落札されました。北斎作品では過去最高額だそうです。とっても強気ですね。
日本経済新聞:葛飾北斎の代表作、過去最高の約3億6200万円で落札 NY
北斎の凄さが伝わったところで、満を持して物件をご覧いただきましょう。浮世絵の余韻は、一旦この入口に置いて行っていただければと思います。
写真でお分かりの通り、ここから先に進むには階段一択。目指すは階段3階のフルリノベーションされたお部屋です。
38㎡の強気なワンルーム
さっそくお邪魔すると、綺麗に仕立てられた室内がお目見えしました。ざっと見た感じ、強気なんて毛頭感じられません。
それどころか最小限の玄関スペースには、空間を圧迫せぬよう扉のないシューズラックを取り付けたんだな、なんて配慮すら感じます。
続いて玄関をすり抜けて現れたのは、ガス2口のステンレスキッチン。比較的ゆったりめにスペースが確保されているため、冷蔵庫はもちろん食器棚など必要なものを集めておけそうです。
一見頼りなく見える収納面も、可動式ワゴンなどを導入すると、玄関からの動線で目につきやすいシンク下もスッキリとキープできるのではないでしょうか。
メインの居室スペースは12帖の広さ。ダイニングテーブルやベッド、ソファなどの配置も楽々です。
さんざん「強気」を強調していたので、正直、普通に良いお部屋だと拍子抜けしたかもしれません。昔のイメージを想像していたダルビッシュが、すっかり人格者になってWBCで胴上げされているのを目の当たりにした時のような。
しかしながら、試合も最後まで目が離せないのと同じで、きっとこの記事を読み終えたあなたは「強気やな・・・」と思っているでしょう。それでも「ええやん、いっちょ見てみよか」となれば、それは確度の高い物件をご提案できたということなんだと思います。
と語ったそばから、曇天のバルコニーをご覧くださいませ。今のところお伝えできる情報は、「ちょっと広め」が限界なのですが。
分厚い雲によって説得力は隠れされているものの、屋根のない西向きバルコニーはまさしく日当たりも悪くないはず。来週からは天気も回復するそうなので、ぜひ晴れたタイミングで真偽をお確かめください。
L字になった間取りは、キッチン・ダイニング・就寝スペースと空間分けしやすそうな印象。入口から死角の当スペースにベッドを置くなら、本棚や植物をパーティション代わりにするのもアリですね。
また、クセの無いナチュラルな内装は、照明を変えるだけでもグッと理想のお部屋に近付きます。
水回り賜りました
水回りはリノベーションの賜物。トイレ・洗面台・洗濯パンは壁付けでお行儀よく整列。
では、お待ちかねのおさらいです。中央区瓦屋町より登場した38㎡のビッグワンは、大阪メトロ谷町線・長堀鶴見緑地線『谷町六丁目駅』徒歩5分。梅田や心斎橋も電車1本のアクセスを誇ります。
人気店がひしめく谷町エリアは、部屋探しにおいても注目度の高いエリア。そんな中で登場した駅近のフルリノベーションですから、当物件の需要が高まるのは必然とも言えるでしょう。
以上を踏まえたうえでの諸費用を発表すると、礼金9.5万円の月額9.9万円。強気の賃料設定だからこそ、立地や物件の良さを実際にご覧ください。
お問い合わせは、渋井不動産まで。