本日のテーマは「ビルディング」。
しばしばチクフル物件のマンション名に使われる名詞ですね。ビルディング、その響きだけで「あれ?もしかして渋い感じ?」と渋井不動産の嗅覚が反応してしまうのですが、今回はその中でも一際希少価値の高い渋いハコ、住めるビルディングです。よろしくどうぞ。
私がずっと見てみたかった京町堀のビル。そんな名作ビルディングに空室がとうとう出たため、一眼レフを小脇に駆けつけました。
今回の物件は1975年生まれの42歳。老いが見え始める年齢ですが、コンバージョンというデトックスによってその息を今風に吹き返した素敵な物件です。
「チクアサ〜、チクアサ〜!」とばかり言う皆様には理解されないかもしれませんが、この古いものを丁寧に残している感じが渋井んですよ。
エントランスも共用部もめちゃくちゃキレイに改装しているのに、エレベーターは敢えてこの古さ。「え?急に壊れたらどうするの?」なんて質問は野暮です。壊れるその日まで愛でるのが渋井不動産。こんな操作パネルのマンションなんて絶滅危惧種に指定されているレベルですから、むしろInstagramで自慢して下さい。すぐに@shibui.estateがイイね!を押しに行きます。
さて目的階に到着いたしました。6階建ビルディングの4階部分。共用部の採光も良く、精神衛生的に◎といったところでしょうか。
左手に見えますのが1階から吹き抜けになった共用階段ですね。公民館や学校を思わせる細い手すりがチャーミング。是非Instagramで自慢していただきたいですね。すぐに@kinpon_がイイね!を押しに行きます。
剥き出しにされた天井にはショップラインがいい塩梅で取り付けられ、この白い箱を照らします。
そしてこの21帖のビッグワンルームをコンフォータブルな空間にするため、取り付けられた天カセ型のエアコン。躯体剥き出しにした天井から直に吊るされているため、本来ならば天井に埋没されている部分も丸見えです。
素敵ですね。このインダストリアル感が素敵です。
それにしても広い。
今回のテーマは「住めるビル」ですから、是非ココに家具をならべて並べて素敵な「ビルディングライフ」を楽しんで頂ければ渋井的に幸いです。
ただ、どんな家具を並べるのが正解なのでしょうか。私も今度お引っ越しをするので「この家具どー思う?」と渋井の社長(芸大インテリア専攻)に相談したところ「だせーから止めとけ!」と社長ストップを喰らいました。
かっこいい部屋に住むのですから、家具のセレクトはミスりたくないものですな!
しかもIH3口+フィッシュグリル、広めのシンク&調理場となかなかの高スペック。これは渋い。
「そもそもこんなところに住めるのか?」と疑問視していた皆様も納得の設備でしょう。
その横には室内洗濯パンと冷蔵庫が置けるスペースもしっかり確保されており「生活感の出るものは全てココで隠しちゃおうぜ!」というおしゃれなテンションが伝わってきます。
取り敢えずバスタブに浸かってみました。欧陽菲菲が見ていた景色はコチラです。
はるか遠くにお便器が置かれているのがわかりますでしょうか。もうキャッチボールができそうなくらいの距離感。コレだけのリードを確保していれば、シャワーでトイレットペーパーがビチョビチョ、なんて不幸な目に遭うことはありません。
良かったですね。
どう使っても良い、何をやってもいい。そんな自由なハコが京町堀でアナタの入居を待っています。
こんな渋くて希少価値の高いビルディングに興奮するのは、渋井不動産のHPを毎日チェックしている皆様くらいでしょうから説明は不要ですね。とにかくいい物件でした。
もちろんビルディングですから、SOHO・事務所登記も可能。
賃料は共益費も込みで13万円。
お問合わせは渋井不動産まで。
06-6535-6777
以上。