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2017年最初のグッドリッチオブザグッドリッチ。

西区南堀江1丁目の心臓とも呼べる立地に鎮座する、このヴィンテージマンションから現れた一室を本日は紹介しよう。

それにしても、ヴィンテージという言葉がこれほどまでしっくり来るエントランスは久々だ。

シルバーに光る横引きシャッターにカモフラージュされているが、おばあちゃんがとても似合う。

塗り壁とタイルのコントラストが美しく、エレベーターは最新の品を準備した。エレベーター内にはカメラが仕込まれ、エントランスからモニターチェック。

安易に鼻くそをほじれない仕様になっており、このマンションは共用部で一切気を抜くことが許されない。

そんな中、唯一あなたが気を抜ける最高のリラックスルームはコチラ。

2月末に完成したばかりなのだが、この写真一枚からビシビシ伝わる「突っ込んでくれ」と言わんばかりのオーラ。

早速見ていこう。

まず最初にご覧いただきたいのは、この大容量クローゼット。

単身用としてはやや大き目のサイズ感だが、何故か玄関に置かれている。

本来であれば部屋の端を陣取るはずだが、入口を抜けてすぐ出会う。

出勤前、靴を履いてからコーディネートを選べる仕様。おしゃれは足元からを地で行くスタイル。

ナイスだ。

部屋の壁はほぼ塗装仕上げで渋く仕上がっている。

電気のスイッチさえも写真の通り「一味違う」凝りっぷり。

躯体をさらけ出した天井には配管が走り、換気扇のダクトが丸見え。

しかも、天井に点在する電球はすべて「エジソンランプ」で用意されている。

そしてシャワールーム。

居住空間を最大限まで優先した結果、浴槽は外されサイバーなシャワーヘッドのみ取り付けられていた。

しかもスケスケの空間に。

この写真で気づいていただけると思うが、シャワールームと天井の間にはスキマがある。

うっかりアッパーな角度でシャワーすると、部屋中がビショビショになるかもしれないドキドキ感。

しかし心配ご無用。天井も壁も、塗装仕上のため、濡れてダメになることはない。

部屋の中で一際幅を利かせたキッチン。

無垢材に埋没されたシンクと激弱一口コンロの間には、周富徳も頷く調理スペースが用意されている。

洗い物をしながらインターフォンの対応ができ、フルフラットに近いキッチンの上に布団を敷けば、友人を寝かせることも可能。

見事な多機能ぶりに脱帽だ。

では居住空間をご覧いただこう。

キッチン・シャワールーム周辺とは床材をチェンジし、見事な無垢材が張り巡らされていた。

素足での生活が心地よいよう、施工主が全力で気を遣った結果である。

無垢材スペースの広さは約5.5帖。

若干小さめに感じるかもしれないが、一人で暮らす分には全く問題無さそうだ。むしろコンパクトな空間が好きな人には最高にマッチするかもしれない。

バルコニーから、たちばな通りに面する「アーバンリサーチ」が丸見え。

ものすごい脚力を持つアーバンリサーチの店員さんはこの部屋に住むべきだ。バルコニーからビルの屋上までジャンプすれば1秒で出勤できる。

アーバンリサーチの店員さん、見てますか?

そんなオシャレタウンの真ん中でオシャレな暮らしをしてみる。

22㎡の空間を全て作り直した「剥き出しの部屋」は、その第一号入居者を探している。

この空間に共益費込6.7万円で住めるのであれば、たちばな通り周辺で働いている皆様は今すぐ引っ越す準備をした方がいい。

シャワールームまでクリアにし、嘘偽り無くさらけ出した部屋が、ヴィンテージマンションの一角に登場だ。

気になる皆様は、渋い不動産までお問い合わせを。

以上。

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  • 南堀江1丁目で剥き出しのワンルーム、6.7万円。
  • 西区

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