新春、都島にて
「年が明けたら引っ越そうかな」と考えていた皆さまに朗報です。ついに年が明けました。おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
というわけで新年一発目のお部屋紹介は、迎春にふさわしく、どこよりも春を待ち望むエリア『桜ノ宮』にやってきました。鳥さんに奪われる視線をそのまま後方へスライドいただくと、冬仕様の並木がお分かりいただけるでしょうか。
大川沿いにずらりと並ぶ木々たちは、桜の名所と名高い毛馬桜之宮公園のもの。春になると川の両岸ともに桜並木に彩られ、ここら一帯は文字通り『桜の宮』へと変貌を遂げます。
手前の木々には小さなつぼみも見られ、迫る春を待ちわびている様子。ちょっぴりピンボケしてしまい年始早々ツメの甘さが出ておりますが、本年はスキのある女を目指しますので想定の範囲内でございます。
とにもかくにも、このエリアで新生活を始めるならば、是非ともつぼみがほころぶ春までに引っ越していただきたいのです。
分譲っぽい賃貸マンション
マンションは築20年ほどのSRC造10階建て。
入り口には各所に配置されたカメラモニターが設けられており、オートロックやエレベーター、宅配ボックスに加え、管理人さんが毎日共用部の清掃までしてくれます。取材時も絶賛掃き掃除中でした。
単身用の賃貸マンションですが、セキュリティや管理の充実度は分譲マンションさながら。初めての一人暮らしでも心強い物件です。
お部屋は9階の角部屋。室内に入ると、不足のない玄関まわりに、上手く配置された水回りが出迎えてくれます。
シューズボックスの隣にはトイレがスタンバイ。
使い勝手はなんの不満もありませんので、玄関入ってトイレまでのストロークがめちゃくちゃ短い点だけお伝えしておきます。
バスルームと洗面台も一気にどうぞ。
やや年季は感じるものの、浴室乾燥やレバーひとつで適温の湯が出る混合栓、蛇口が伸びるシャンプードレッサーなど入居者のニーズはしっかりと押さえられていました。
キッチンはガス2口に魚焼きグリル付き。
よく見ると上下に収納があるため、引っ越し祝いで流しそうめん機器やフォンデュマシーンをもらったとしても、ひとまず上の棚に眠らせておくことができます。
アシンメトリー10帖
洋室部分はゆとりある10帖。お気付きの通り右手の壁に傾斜がついているので、アシンメトリー10帖と呼ばせてください。サイコメトラーEIJIの親戚っぽい響きです。
写真では伝わりにくいでしょうが、傾斜の角度は想像の1.5倍ほど圧迫感があります。
傾斜の別アングルがこちら。スネの高さに並ぶ引き出しは、靴下やタオルなどこまごましたブツを入れるに重宝しそう。傾斜というアイデンティティが仇になるため、テレビラックとして活用はできません。
終着点は秘密基地のような三角屋根になっており、自問自答を繰り返すスペースとして最適。ちなみにあの三角の長辺部分は、163cmのわたしがちょうど頭を下げることなく通れる高さでした。
桜も見える生活
では、ラストに西向きのバルコニーをどうぞ。欲をいえば物干し部分に屋根がほしかったものの、日当たりも良く高層階ならではの抜け感もございます。
なお、『桜ノ宮駅』徒歩1分という駅近なので電車の走行音は必須。しかし木々の合間を縫って大川をわたる電車は、「このロケーションなら線路が近いことも悪くないな」と思えるほど、個人的には好きな景色です。
もちろん窓は二重サッシですし、慣れてしまえば生活音に溶け込みそうな具合でした。こちらは現地でお確かめくださいませ。
では、おさらい。都島区中野町より登場した34㎡の1Kは、JR環状線『桜ノ宮駅』徒歩1分。梅田まで2駅、ドアドア5分ほどの所要時間とお伝えすると、交通至便は十分に伝わるのではないでしょうか。
諸費用は、敷礼ゼロの月額7.3万円。ちなみにネットも無料。
春までに引っ越しておきたい、川沿いの桜並木に臨むお部屋が出ました。分譲マンションさながらのセキュリティで、初めての一人暮らしにもお勧め。シーズンに突入し争奪戦が加熱する今、お問い合わせはお急ぎ下さい。
【良かった点】
◎管理・セキュリティ万全の共用部
◎Wi-Fi無料
◎好ロケーション
◎敷礼ゼロ・手頃な賃料帯
【気になった点】
△電車の走行音
△活かすも殺すも紙一重の傾斜