もしもし、渋井不動産です。
渋井不動産は希少価値の高い物件を追い求める精鋭部隊。
そんな私たちが本日訪れたのは大阪市西区西本町のチクフルな佇まいのビルヂング。
西本町を交差する電線にその姿をカモフラージュしているが、そのレンガ調の外壁はヴィンテージビルヂングの存在感に負けていない。
渋くて希少価値の高いビルヂングだから、もちろんエレベーターはない。
このビルヂング、一階の店舗は美味しそうな鍋屋、二階はパーソナルジムという「太らせたいのか痩せたいのかよく分からないビルヂング」という印象。
毎日3階まで階段で帰宅するアナタはもれなくムキムキになることだろう。
玄関を抜けると、まさかのリビング。
そのまさかというのも、いろんな意味で裏切られたという意味のまさかである。
あの外観と、もつ鍋屋さんのメニューの感じから、こんな内装が広がっているなんて、誰が想像しただろうか。
なぜかリビングのここを照らしたい、スポットライト。
前の入居者がモネかゴッホでも飾っていたのだろうか。渋い感性を持つ渋井不動産のオフィスにはFJDのアートワークとWHOLE9の壁画が並んでいる。
ぜひ参考にしてほしい。
そしてこの大型ウインドウ。
16帖のビッグリビングが電気をつけなくとも明るいのは、この窓が理由だ。実はこの隣には2階建てのビルヂングが肩を並べ、3階のこの部屋が明るいのは奇跡の上に成り立っている。
その2階建てのビルヂングもまだまだ潰れる気配がないので、この日当たりは当分確保できそうだ。
出た!
なんと浴室がほぼオーシャンビュー。
水面(みなも)のような壁に太平洋サイズの浴槽、天井の浴室乾燥機から温風を出せばそこはもう南国。
もっと気分を高めたい時はサーフボードを立てかけて、トロピカルジュースを飲みながら半身浴を勧める。なんだか肌まで小麦色になりそうだ。
振り返って気がついた。
建物自体が「台形」のため、リビングには強烈なパースがかかっている。
目の錯覚でものすごく広く感じるが、広さは16帖。
繰り返す、広さは16帖だ。しかし、もっと広く感じる。
阪神の伝説的な助っ人バースも、このパースの効き方には驚いたらしい。
外壁と日当たりの良さが相まって、階段の踊り場はほぼ外。
この物件、ベランダが無い代わりにバースが素振りできそうなほど広い踊り場はある。しかも抜群に日当たりが良い。
洗濯物はこの踊り場か、浴室乾燥機を駆使してほしい。
というわけでバースが驚くパースの効いたメゾネット、13万円で入居者募集中。
ハイスペックな住める設備が整っていながら、なんと住居使用以外も可。
四ツ橋本町徒歩2分のグッドリッチで住居兼オフィスとしてはもちろん、整骨院やエステサロンも可。
なぜかオーナーさんは猫カフェを勧めていた。
そんな希少価値の高い物件、西区西本町より。
気になるあなたは、渋井不動産までお問い合わせを。
以上。