京町堀のファミマ
やってきたのは、西区のシンボル・靭公園です。さすがは都会のオアシスだけあり、ゴリゴリの曇天でも紅葉の魅力は健在。落ち葉の絨毯が敷かれた公園内では、多くの方が安室ちゃんの「Baby Don’t Cry」でMVごっこをしながら歩いているに違いありません。
※MVごっこ・・・ミュージックビデオの主人公になりきって街を歩くこと。時折、カメラ目線で口ずさむなどのテクニックが必要。
しかしながら、本日のお部屋は開放感のある二面採光がセールスポイント。この時点でペペロンチーノのペペロンが失われた感覚になっておりますが、あいにくの曇天はさておき早速お部屋へ向かいましょう。
こちらが築35年RC造のファミリーマンション。略してファミマです。例の入店音は鳴りませんが、入口のオートロックなら作動しております。
なにより、お部屋は7階のワンフロア一戸。完全”独立部屋”ならぬ、完全”独占”部屋でやらしてもろてます。
広々住めます、70㎡越え
室内は75㎡の2LDK。4人家族のキムタク家なら余裕、6人家族のベッカム家でギリのサイズ感。家族の人数にもよりますが、シューズボックスはキムタク家でもチョマテヨな容量でしょう。
では、写真左手の扉からご覧くださいませ。
現れたのは、19帖LDK。L字のリビング・ダイニングのレイアウトは、あなたの手腕にかかっています。恐らくテレビをどこに置くかによって、ソファなどの配置も定まるでしょう。
目を惹くアーチがかった間口は、キッチンの入口。ゆるりと間仕切られた先には、神聖な台所が待ち受けます。
採光面は南東向き。ここは失われたペペロン(曇り)の影響が見られますが、そもそも窓が大きめなので自然光はそれなりに感じられました。チーノ(太陽)が出た際は、窓際の陽だまりにも期待です。
こちらは上階の写真ですが、本来のチーノ具合はこれくらい感じられます。
ちなみに、窓の外は絶賛工事中。来年末頃に9階建てマンションが竣工予定だそうで、昼間は工事音が気になるかも。
しかしマンションが建ったからといって、日当たりが全く遮られるといった心配は無さそうです。
LDKには6帖和室が隣接。両部屋を繋げた場合、ここは25帖の和洋折衷リビングになります。
和室も汎用性が高く、お子さまのプレイルームや勉強スペースにすると、目の届く範囲で家事が進められるでしょう。客間としても活躍してくれるに違いありません。
キッチンはガス2口の魚焼きグリル付き。結局3口目って使わなくない?という判断のもと、効率重視の2口に着地しました。知らんけど。
蛇口がなかなか独特なプラプラ加減ですが、プー太郎と呼ぶのはやめましょう。では、調理スペース背面にある扉へ進みます。
水回りは2ドアを確保。先のキッチンと、廊下からアクセス可能です。
ぴったりハマった洗面台もしっかりシャンドレタイプで、タオルや備品をストックしておける収納も配置。
バスルームは追い焚き付き。しっかりと反射された窓の光を見るに、壁のツルリ具合は瞭然でしょう。
欲をいうと浴室乾燥も欲しかったものの、二面のバルコニーがあれば家族分の洗濯物も干しきれるはず。梅雨時期は徒歩5分のコインランドリーも視野に入れると、必要に迫られたお子さまの体操着や部活のユニフォームは賄えそうです。
賛否両論の洋室
実は2LDKといっても、部屋割は先ほどの19帖LDKと6帖和室、そしてこの11帖洋室になります。
よくよく考えてみると、寝室は家族まとめて1部屋になる可能性が大ですね。子どもさんが反抗期で部屋に閉じこもったとしても、1日の終りにはそっとここを明け渡すのでしょうか。
家族構成によっては賛否両論起こりそうな部屋割も、小さなお子さまがいらっしゃるファミリーや、広々としたお部屋をお求めの新婚さんなど、意外と多くの方に刺さる予感がします。
では、おさらい。西区京町堀二丁目より登場した75㎡の2LDKは、大阪メトロ千日前線・中央線『阿波座駅』徒歩7分。
隙間からチラリと見えるのは紛れもない靭公園の紅葉で、都会のオアシスも目視圏内に捉えた立地とお分かりいただけるでしょう。
諸費用は、礼金2ヶ月の月額17万円。
さすがはええ立地のワンフロア独占部屋とくれば、賃料もしっかりします。「西区でええ部屋」をお求めならば、絶対に見逃せない一室。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
【良かった点】
◎靭公園すぐ、整った住環境
◎二面バルの75㎡2LDK
◎ワンフロア一戸の完全独占部屋
【気になった点】
△使いこなせるか広すぎる洋室
△目の前が絶賛工事中