桜川の川沿い2LDK
近ごろ立て続けに「リバービュー」をご紹介しているのですが、本日は浪速区幸町のブツをご紹介しましょう。お察しの通り、さっそく紹介物件から見える眺望を堪能いただいております。
ヒトならば”十人十色“、金子みすゞなら”みんなちがって、みんないい“など、リバービューといっても一概に「川が見える」だけが魅力ではありません。
とりわけ当物件においては、大阪のランドマーク・京セラドーム大阪が、リバービューにガツンと画力を添えます。そしてなんといっても、この眺望が本領を発揮するのは、
薄暮迫る、この瞬間。
いにしえより「いとをかし」「奥ゆかしい」と表現されてきたこの感情は、令和に突入すると「エモい」「チルい」などと原型を留めぬカタチになりました。
果たしてあなたが心を動かされたとき、口をついて出てくるのはどの時代の言葉なのでしょうか。ぜひとも夕暮れ時にご内覧いただき、検証できれば幸いです。
もとよりこの景色はご覧のバルコニーから見えるもので、じゃあこれはどの部屋のバルコニーなの?と問われると、
6帖洋室のものでございます。ちなみに、57㎡の2LDKという当物件において、川が見えるのはこのお部屋のみ。
すなわちエモやチルや言っていたあの景色は、寝室からの眺望になるわけです。バスローブでブランデーをくゆらすくらいじゃないと、割に合わない寝室かもしれません。
最上階、南向き
リバービューが3分の1に留まるなら、残る2つの居室はいかがでしょうか。その謎を解明すべく、我々はリビングの奥地へと向かいました。
あたたかな日差しが伸びる10帖LDKは、東から南にかけての引き回しバルコニーに囲まれた空間です。
所在階は7階。天いっぱいにひろがる青空と、ノーガードで照らす南向きの日当たりは、ここが最上階だという事実を強く視覚に訴えかけてきます。
あわよくば、洗濯物にかかるあたりまで屋根が欲しかった・・・そんなことを思うのは、天気予報を見ずに洗濯物を干しがちなわたしのワガママなのかもしれません。
キッチンはコンロ自主設置タイプ。チラリと見えるうっす〜い緑のタイルがいい味を出していますね。なお、エアコンも全室自主設置でお願いしております。
そうなると初期費用が心配になってくるかもしれませんが、敷礼ゼロという点も付け加えておきますので、胸を撫で下ろしていただければ幸いです。
こちらは、LDKお隣の4.5帖和室。容量十分の収納も確保しております。
和タンスなどの民芸家具や丸いちゃぶ台を置くと、渋めの書斎に仕上がりそう。これからの季節は、ぜひともコタツを置いて鍋を囲みたいですね。
築古物件ならではの「和室」は、インテリア次第で築浅やデザイナーズにはない渋い一角がつくり出せます。
民芸家具のレイアウトを提案しておいてなんですが、案外モダンな家具も和室に馴染みが良いのです。
座椅子が座りにくいという方は、ここにラグを敷いてソファを配置してもしっくりくるでしょう。
仕上げの水回り
バスルームは予想通りのシンプルスペック。シャワーのハンドルが便利なアレなので、風呂に入るまでグダグダする時間が30分ほど縮まるかと思います。
※便利なアレ・・・サーモスタット混合水栓
もちろん、トイレはウォシュレット付き。よそのウォシュレットより肉厚なスイッチをつけてみました。
洗面台も独立で、蛇口が伸びるシャンドレタイプです。
では、おさらい。浪速区幸町より登場した57㎡の2LDKは、大阪メトロ千日前線・阪神なんば線『桜川駅』徒歩8分。『大正駅』も徒歩10分ちょいと、梅田・難波・神戸方面まで電車1本のアクセスが魅力です。
諸費用は、敷礼ゼロの月額11.5万円。
市内中心部から気持ち奥まった位置にあるため、「都会の喧騒からは逃れたいけど、ほどよい利便性は欲しい」といった方へおすすめ。閑静な住宅街だからこそ、街の明かりが灯る川を眺めながらゆるりと床に就く生活が叶います。
リバービューと南向きの日当たりに挟まれた一室、ぜひともお見逃し無く。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
【良かった点】
◎関西中心部まで好アクセス
◎ドームとともに眺めるリバービュー
◎南向きの日当たり
◎最上階二面バルコニー
【気になった点】
△ところどころに感じる年季
△エアコン・コンロ自主設置