福島区の芝ルコニー
やってきたのは、阪神本線『野田駅』。左手の地下出入口は、「野田なの?阪神なの?」と惑わすことでお馴染みの『野田阪神駅』へ続きます。しっかり大阪メトロ千日前線です。
ちょっぴりフワつきがちな駅ですが、梅田や難波まで電車1本と交通利便は割とちゃっかりめ。もっというと梅田は自転車10分の距離ですし、阪神の急行なら西宮までも直通。あとは阪神とメトロを間違う、なんてあなたのドジっ子が発動しないことを祈るだけです。
というわけで、本日は『野田駅』『野田阪神駅』徒歩3分の1Kをご紹介しましょう。なんでも、目に優しいルーフバルコニー付きとかなんとか。
物件へ行き勇んでいたものの、あまりにも主張が強いカフェに出会い思わず足を止めました。主張の種類でいえば、I have a pen.の親戚に近いニュアンス。
どうやらここは「i’m」という店名のカフェとヘアサロンらしく、Instagramでも話題のスポットだそう。カフェはスペシャルティコーヒー専門店で、年に2回内装が入れ替わるといったユニークさも持ち合わせています。
お近くに住んだ際は、この店の内装の変化で季節の移り変わりを感じていただければ幸いです。
予想外のラグジュアリー
主張が強めのカフェに続き、主張が強いラグジュアリーに到着しました。予想外のエントランスに、私たち取材班もやや困惑気味です。
立派なオートロックの先は、エレベーターや宅配ボックスも完備。ホールにはソファやカウンターが配置されており、ここが徹子の部屋ですと紹介されても何の疑問も湧かない雰囲気が漂います。
最上階角部屋
お邪魔したのは11階角部屋。皆さまが待ち望んだ、最上階ルーフバルコニー付きのお部屋です。エントランス同様にラグジュってる室内は、15年の築年数より幾分新しく見受けられます。
廊下には、予想通りのクオリティをした水回りたち。ウォシュレット付きのトイレは、清潔感のあるオフホワイトな空間でした。
洗面台も同様に、あなたが予想するそのままのクオリティ。
バスルームには浴室乾燥に加えて小窓まで設けられ、湿気に対する意識の高さが伺えます。ここで注目いただきたいのは、
ミニマムなシャワー蛇口
「女子のカバンやん」などと上司(オザワさん)が例えていましたが、いまいちピンとこなかったため不採用となりました。なお、ガス栓の元栓かな?という私の第一印象も、念のため付け加えておきます。
光に吸い込まれる前に、サッとキッチンにも触れておきましょう。ガス2口のシンプルスペックです。コンロの数に対して矛盾したシンクのサイズは、見ないフリをして居室へどうぞ。
7帖1K、日当たり良好
7帖洋室の入口には、収納を添えて。一般的なひとり暮らしの広さに、一般的な一人暮らしの収納力を有します。
キッチンは別ですから、ベッドやテレビボード、テーブルなどの大型家具は洋室に十分配置できます。量に応じてチェストや本棚など足してくださいませ。
そして、お待ちかねのルーフバルコニーですね。南向きの窓からは抜群の日当たりが差し込み、バルコニーに対する期待値もぐんと跳ね上がってきました。
角部屋ならではの引き回しバルコニーをぐるりすると、
満を持してルーフバルコニーの登場です。青空天井の日差しも、いつもより気合を入れて差し込んでおります。
なにより嬉しいのは、目に優しいグリーンの人工芝。単身用物件のバルコニーで敷かれているのは、私も初めてお目にかかるほど希少かもしれません。
ガーデニングや家庭菜園、グランピングなどはもちろん、これほどまでにパターの練習に適した賃貸物件はそうそう無いでしょう。
ちなみに、北側にはタワマンが建っているため、ある程度の人目は気にしてくださいませ。できれば、グリーンを読むなどの奇行も控えていただければと思います。
福島区の芝ルコニー、いかがでしたか。諸費用は、礼金5万円の月額7.6万円。実に絶妙な賃料帯ですが、エントランスのラグジュアリーさを思い出してみてください。妥当ですね。
梅田・難波まで電車1本の『野田駅』『野田阪神駅』徒歩3分。福島でサクッと飲んで歩いて帰れる距離感は、自由気ままな一人暮らしにとって最高の立地と言えるでしょう。
最上階角部屋、人工芝敷きのルーフバルコニー。実はネットも無料です。この機会をお見逃し無く。
お問い合わせは、渋井不動産。
【良かった点】
◎駅近、市内中心部へのアクセス良好
◎Wi-Fiが使い放題
◎立派なエントランス、共用設備
◎最上階角部屋
◎人工芝敷きのルーフバルコニー
【気になった点】
△賃料に対し部屋はややコンパクト