南堀江のリバービュー
やってきたのは、南堀江のリバーサイド。
初っ端のアイキャッチ画像でお分かりの通り、本日はリバービューのお部屋です。見事なまでの見晴らしの良さに、私の中のムスカ大佐も「波が凪(なぎ)のようだ」などと上機嫌で申しております。
しかしながら、ムスカ大佐が浮足立つのももっともで、なんたってお部屋は最上階のワンフロア一戸。いや、もうこれラピュタじゃん。超バルスなんですけど。
というわけで今回は、寝室を分けたい2人に住んでほしい天空の城(所謂2DK)をご紹介します。もちろん空は飛びませんし、実のところ私はラピュタを観たことがありません。
冒頭から飛ばしすぎたため、到着前に「Hi!SandWich」で腹ごしらえはいかがでしょう。物件から徒歩3分にある人気のグリルド サンドイッチ専門店です。
看板メニューの”Mummy cheese” や “Nick Daddy“は、たっぷりのチーズとボリューム満点のお肉がそれぞれ魅力のサンドイッチで、味もさることながらメニューのネーミングセンスも光るものを感じます。
メディアの取材はもちろん、JOURNAL STANDARD relumeとコラボした際には、アイコニックなロゴやサンドイッチフォトをあしらったフーディやキャップなども話題になりました。
テイクアウトも可能なので、休日のブランチはこのサンドイッチが定番になりそうですね。
45㎡の白い2DK
マンションは平成3年築の鉄骨造7階建て。オートロック・エレベーターも完備され、セキュリティや動線も万全です。
「堀江の最上階ワンフロア一戸に住んでいる」といえば、「ここは俺に任せて先にいけ」の次くらいに、一度は言ってみたいセリフではないでしょうか。
期待十分に玄関を開けると、しっかり築年数分の白さを誇る45㎡の室内が現れました。
先述の通り、「寝室を分けたい2人暮らし」にお勧めしたい当物件は、6帖と7帖の洋室が設けられています。
写真は7帖の洋室で、カタチは奥行きがある長方形。インテリアの配置はやや限られますが、最も収納力を確保した居室です。
眺望は全室リバービュー。7帖洋室は北向きなので、日当たりはやや物足りないかもしれません。
それでも、もし私がこの部屋で2人暮らしを始めるなら、個室は7帖を所望するでしょう。なんたってこの”出窓“がとっても魅力的で、植物やキャンドルなど好きなものを並べたくなります。
個人的にはカーテンよりもブラインドをつけて、ほどよい調光を確保したいかと。なお、エアコンはこの洋室のみ自主設置となり、ほか2部屋は設置済み(残置物)です。
気になる水回り
各水回りも玄関まわりに纏めて配置。シュッとした洗面台は高年式のシャンドレタイプでした。
トイレは予想通り、ウォシュレットがありません。自分とパートナーのお尻事情を考慮し、必要であれば簡易タイプのものなどご自身で設置をお願いいたします。
お風呂については、一言に尽きるでしょう。
シャワーどないしてん。
まさかシャワーに芸術性を見出すなんて夢にも思いませんでしたが、当物件のシャワーには見事な昇り龍を連想させられました。現場からは以上です。
2人が顔を合わすダイニングは、青色のキッチンを中心に。南と西の二面採光を有し、明るく和やかな雰囲気が漂います。
白い内装に青色のキッチンを考えると、インテリアの色味は少し悩みどころ。統一感のあるお部屋にするなら、追加する色味はもう一色程度に抑えた方が良いでしょうか。
たとえば、ダイニングテーブルやチェアはナチュラルなブラウンで統一すると、キッチンの青色はちょうど良い差し色になってくれそう。
写真のようなラタン家具もかわいいですし、無垢材のダニングセットもよく馴染みそうですね。
冒頭の写真は、このダイニング・キッチンにある西向きの窓でした。窓際にダイニングテーブルを配置すると、たちまち食卓の主役はこちらの景色が担います。
抜け感のある眺望に、青い空と穏やかに流れる川のコントラスト。夜はどんな景色が堪能できるのか、この部屋に住む方だけのお楽しみですね。
ラストはダイニングに隣接する6帖洋室をどうぞ。
先の洋室に比べややコンパクトなものの、大きな二面採光のおかげで体感的にはさほど変わりません。むしろ開放感があるくらいです。
北と西の二面バルコニーは、この角度から見ると天使の羽のような広がりよう。柄にもないロマンティックな思考は川沿いというロケーションが一因でしょうが、ロマンスの神様この部屋でしょうか。
では、おさらい。西区南堀江四丁目から登場した45㎡の2DKは、大阪メトロ長堀鶴見緑地線『ドーム前千代崎駅』徒歩5分。千日前線・阪神線も徒歩7分と、3路線のアクセスが可能です。
諸費用は、礼金15万円の月額9.8万円。
寝室を分けたい2人暮らしをお望みのあなたへ。「堀江の最上階ワンフロア一戸」が10万円以下で叶います。川が多めに見える一室です。ぜひとも肉眼でご覧ください。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
【良かった点】
◎3路線のアクセス
◎最上階ワンフロア一戸
◎全室リバービュー
◎2人暮らしに使いやすい間取り
【気になった点】
△収納力
△水回りの設備やや弱め