堀江一丁目フルリノベ
お待たせしました。南堀江一丁目より、テンション爆上がりチョモランマなフルリノベが出ちゃいましたよYO。
読者さんがサッと引いていく様子が頭をよぎりますが、誰もわたしを止められません。だってあの部屋を見ちゃったんですもの。
正直、賃料はそれなりにするんです。68㎡の2SLDKで月額18万円。しかしながら、「それでも住みたい」というクオリティなんです。むしろ、「あの部屋に20万円以下で住めるんですか」と天を仰ぐくらい。天界の皆さんに、この驚きを伝えたい。
なんて、読者さんとわたしのテンションが天と地ほどひらきはじめたとろこで、地に足をつけてお部屋をご紹介したいと思います。
基本スペックは1999年築のSRC造マンション。12階の角部屋に位置する分譲賃貸です。
先日、生まれ変わりました
室内へお邪魔すると、2022年7月にフルリノベーションを終えたばかりの空間が登場。
ついこのあいだ年が明けたばかりの感覚でいる私にとって、もはや7月など”ついさっき”くらいの感覚。なんならまだ夏が終わったことも信じられないですし、今年があと2週間足らずで終わる現実は軽く見ないフリをしています。もうすぐ令和が5年目に突入するって信じられますか。
少し私情が入ったものの、ここでは「リノベーションほやほや」ということが伝われば幸いです。
では、冒頭からしゃべくりすぎたので、ひとまず玄関まわりに配置された各スペースをどうぞ。
土間正面で目を引いたグレーの扉は、タンクレスのトイレがスタンバイしていました。お向かいには手洗い場もあり、ウォシュレットは壁付けスイッチ。包装されたフタが真新しさを感じさせますね。
土間あがって左手にはウォークインクローゼット。
コートやジャケットはもちろん、カバン、タオル、ハンカチなどお出かけ前にサッとピックしたいものはココへ纏めておきましょう。
無垢材は足元から
LDKへ進む前に、ぜひとも玄関からの奥行きをご堪能くださいませ。
広く設けられた土間の先には、惜しみなく敷き詰められた無垢フローリング。ここから先は、ツルスベのあたたかみが住人の足元を包み込みます。
「お洒落は足元から」という定型文を流行らせたアパレル業界に続き、「無垢材は足元から」という謳い文句を提唱したい、そんな大志を抱かせるほどのぬくもりでございました。
LDKに踏み込むと、まずはキッチンがお出迎え。手前には収納も兼ねたカウンターを設置し、ステンレスのシンクにガス3口と魚焼きグリルが続きます。
よく見ると天井はやや傾斜がつけられており、細長い間取りにありがちな圧迫感はすっかり和らいでいました。
南向きバルコニー
バルコニーは南向き。と言ってもお向かいのマンションにより、日が差し込むのはタイミング次第になるでしょうか。
広さや奥行きに関しては申し分なく、洗濯物を干すことに加え、家庭菜園など+αの楽しみ方もできそう。
汎用性が高い間取りです
LDKはおおよそ20帖の広々としたサイズ感。右手を走るカウンターは壁付けされており、棚やベンチなど様々な用途で活躍してくれるでしょう。
スツールやクッションなどを置いて、お子さまのお絵かきや本読みスペースとしてもお使いいただけます。
そして、ここからがポイント。
ここ、セパれます。
隠された引き戸をするする引き出すと、たちまちリビング横に6帖ほどの洋室が確保できるのです。
リモートワークなど”こもって作業したい”というタイミングはもちろん、”お子さまの夜泣き対策”や”明日早く出るから”といった理由で寝室を分けたい場合なども、この隠し扉が火を吹きます。それはもう、引き出しまくり。
柔軟にトランスフォームしてくれる間取りは、こだわり抜かれた動線や、多様な生活スタイルに合わせられる工夫が感じられますね。
ライトが主役の廊下
ラストスパートは、こちらの廊下です。
こんな廊下どこから現れたんだ、と思うでしょうが、じきに出てくる間取り図で詳細をご確認ください。語彙力は前半で使い果たしました。
そしてそんなことより、規則正しく並んだライトをご覧くださいませ。堀江ともなると、洒落た電球が壁から生えてくるんですね。
そんな壁の向こうには水回りを配置。
あのハシゴはどこで使うのかしら、なんて疑問に気を取られたせいで、洗面台の蛇口が伸びるのか確認し忘れました。知的好奇心は、時に仕事へ支障をきたすようですね。
バスルームは追い焚き付き。シャワーのハンドル、なんとひねり甲斐のあるフォルムをしているのでしょうか。
ちなみにこちらのバスルームは、照明の切り替えスイッチがついております。
そして廊下の終着点は約5帖の洋室。撮影時は子供部屋のディスプレイがなされていました。
なお、当物件は大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業を活用した、子育て世帯等の住居に一定配慮した仕様のお部屋です。具体的には、一定の要件を満たすユニットバスの設置や、子ども安全対策措置等の改修が実施されています。
大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業・・・子育て世帯や新婚世帯の市内居住の促進などを図るため、改修工事を行う民間賃貸住宅のオーナーに対し、改修工事費の一部を補助する制度。(大阪市HPより)
もちろん、寝室としても使い勝手は十分。備え付けの棚があり、壁に沿わせてベッドを置くとちょうどいい位置に目覚まし時計やフレグランスがくるイメージまで浮かんできますね。
ダブルベッドを置いたとて、本棚やサイドテーブルなどを置く余裕もしゃくしゃく。
では、おさらい。西区南堀江一丁目から登場した68㎡の2SLDKは、大阪メトロ千日前線・阪神線『桜川駅』徒歩5分。そもそも堀江ド真ん中の立地ですし、心斎橋も徒歩圏内の利便性までついてきます。
諸費用は、敷金17万円・礼金17万円の月額18万円。
言い忘れてましたが、初期費用もしっかりかかりました。しかしながら、やはりこれほどの仕上がったお部屋は、ハイセンスな堀江といえど一握りのクオリティ。なにより、実際に見ると「ここに住みます」と言っちゃうほどの魔力には抗えません。
軽い気持ちでご内覧はお控えください。めちゃくちゃ良いので、「住む」以外の感情が働かなくなります。上質なフルリノベをお探しならば、この一室をお見逃しなく。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
【良かった点】
◎堀江ド真ん中、心斎橋すぐの立地
◎ゆとりある68㎡の分譲賃貸
◎2022年7月フルリノベーション完了
◎子ども安全対策措置等の仕様
【気になった点】
△初期費用しっかりめ
△未知数の日当たり