千中の庭付き3LDK
本日は、待ちに待った北摂の売買物件をご紹介します。
冒頭は「千里阪急」と「せんちゅうパル」のコントラスト。奥にそびえ立つ「ザ・千里タワー」は、阪急オアシスが入る地上50階建てのタワーマンションです。
というわけで、皆さまお気づきでしょうが物件の最寄り駅は『千里中央駅』。北大阪急行線(御堂筋線)だけでなく、大阪モノレール線の始発・終着駅でもあります。
新大阪・梅田・難波・天王寺・大阪空港駅まで電車1本というアクセスは、大阪の主要駅の中でも頭ひとつ抜きん出るほどの交通至便。ここに緑豊かな自然まで加わるのですから、北摂の中でも特に人気のエリアというのも納得ですね。
駅前には「千里中央」に則った名前の大型施設やマンションが建ち並び、いかに立地のブランド力があるか、思い知らされるようでした。
なお、千里阪急や2019年に閉店した千里セルシーなどを施工区域とした「千里中央地区 東町中央ゾーン」は、千里中央地区活性化計画の対象として令和5年度から10年程度の期間で再開発が予定されています。
2017年にオープンした「イオンSENRITO専門館」は、KOHYOや無印良品、美容室、書店などが入る大型複合施設。
こちらもまた、よみうり文化センター(千里中央)再整備事業という再開発プロジェクトの一環で、Ⅰ期・Ⅱ期あわせて約60店舗ものお店が新規出店しました。
そのほか160の専門店街である「せんちゅうパル」や、大型家電量販店「ヤマダデンキ LABI LIFE SELECT 千里」など、絶対お店ダブってるよね、と言えるほど多くの店舗が揃っています。
では、ようやく物件へまいります。
『千里中央駅』より徒歩12分。緑が続くエエ感じのストロークの先に、絵に描いたようなエエ感じの建物が現れました。
物件概要
千里中央ローズヴィラ
・築年月:1984年12月
・所在地:大阪府豊中市上新田二丁目9−30
・構 造:SRC造5階建
・施 主:マンエイハウジング㈱
・施 工:株式会社松村組
・管 理:長谷工コミュニティ㈱
・最寄駅:北大阪急行・大阪モノレール『千里中央駅』徒歩12分
ちなみに、当物件の設計は遠藤剛生設計事務所。長野オリンピック選手村や千里山ロイヤルマンション、ローレルスクエア豊中緑丘など多くの名建築を手掛けた設計事務所です。
事務所代表である建築家・遠藤剛生(えんどうたかお)氏は、日本建築界において花の16年といわれる建築家の1人。これは昭和16年生まれに著名な建築家が多いことに由来し、安藤忠雄氏や伊東豊雄氏などそうそうたる面々が並びます。
リノベ素材としても
満を持してお部屋へ。室内は77㎡の3LDKで、2017年と2019年にキッチンやフローリングなど一部リフォーム歴がございます。
しかし大幅な間取り変更などは行っておらず、壁や天井なども基本的な仕様のまま。リノベーション素材としても十分つくりこめますし、なにより絶対的につくりかえられないメインビジュアルや”おまけ”も魅力的なのです。
主役をお見せする前に、まずは水回りからジワジワとご覧いただいきましょう。
洗面台は2017年に三面鏡のシャンプードレッサーへと入れ替え済み。洗濯パンや壁の黄ばみには相応の年季が感じられます。
浴室は先のリフォームが加わっていない状態。築年数より若く見受けられるものの、追い焚きや浴室乾燥などの機能面は充実させたいところ。
対して、トイレは築浅の輝き。タンクを上手く収納し、後光まで生み出すライティングを編み出しました。ウォシュレットはペーパーホルダーに液晶とボタンがついています。
では、まず5.5帖の洋室から。
サイズ的には子供部屋になりそうですが、3つある和洋室で唯一リビングに繋がっていないのがこの洋室です。お子様とのコミュニケーションを考えると、リビングを通る動線上に子供部屋を配置したい気もします。
少し広めにリノベーションして、ご夫婦の寝室にいかがでしょうか。
続いて16帖のLDKをどうぞ。縦長になったリビングは、右手の開き戸に8帖洋室、奥の引き戸に6帖和室が隣接していました。
リビング・ダイニングのレイアウトを考えると、先ほどの5.5帖洋室をぶち抜いてL字のリビングにしてしまうのもアリかと。
2019年に新調されたキッチンは、ガス3口に魚焼きグリル、食洗機、さらにはレンジまでビルトインされた逸品です。
調理スペースも広めにとられており、なんのお直しも必要ないほどのスペックが揃っています。
こちらは南側に隣接する6帖和室。畳はかなりヤレ感があり、張替えか洋室への変更をお勧めします。
そして、こちらが8帖の洋室。3つの和洋室の中で唯一収納が無いお部屋ですが、広さはしっかりと確保。
南と西の二面採光も設けられており、南側の窓はバルコニーに面します。
専用庭、あります
お待たせしました。絶対的につくりかえられないメインビジュアルの登場です。
窓の外には緑溢れる専用庭。すでに庭としてのポテンシャルはかなり息吹いているため、ここから思い思いに剪定や栽植をお楽しみくださいませ。
ご注意いただきたいのは、上階からの視認性がある点。BBQや子どもプールなどはご遠慮いただいた方が無難かもしれません。
なお、お部屋の所在階は1階ですが、眺望はご覧の通り。建物自体が高台にございますので、体感的にはマンション中層階くらいの高さです。
そして、”オマケ”の件に触れると、実は屋根付きの分譲駐車場がついてきます。車とセットでお部屋探しをするお客様が多い北摂エリアですから、これは大きな魅力となるでしょう。
特に高台に建っているマンションのため、駐車場が物件すぐにあるならば車に乗るまでに体力が削られることもありません。
ローンシュミレーション
北摂きってのターミナル駅『千里中央駅』より、遠藤剛生建築の分譲区画が登場。お値段は2,680万円で、金利0.475%・頭金なしの元利均等返済35年ローンを組んだと仮定すると、管理費・修繕積立金など諸々込みで月々10.3万円ほど。
ここからリフォームやリノベーションを加えるとしても、十分手が届く価格帯ではないでしょうか。
ファミリーでも広々お住まいいただける77㎡の広さに、緑あふれる専用庭。さらには分譲駐車場までついてくるのですから、こんなに条件が揃ったお部屋はスピードが命。奪われる前に手に入れてください。
お問い合わせは渋井不動産まで、お早めに。
【良かった点】
◎利便性の高い千里中央エリア
◎二面採光の77㎡3LDK
◎専用庭付き
◎屋根付き分譲駐車場付き
【気になった点】
△水回りの年季
△庭の視認性