SOHO可デザイナーズ
南堀江二丁目にやってきました。何気なく撮った写真でも、古着屋さんやイタメシ屋、オーダーメイド家具屋、オレンジストリートの入口まで目ざとく写り込むのはさすがの堀江ですね。
キタやミナミが異なるトレンドの発信地であるように、堀江もまた独特の洗練された雰囲気があります。ルクアやOPAなどの複合施設こそ無いものの、路面店やレトロビルに入るお店が多い堀江は、「お店を開拓する」面白さに溢れた街。
というわけで、そんな堀江に居を構えませんか。なんなら自宅兼事務所になるような拠点はいかがでしょう。デザイン事務所などクリエイティブな業種なら、日々の刺激やインプットにも繋がる絶好の立地です。
なお、堀江に住むなら自転車は持っておいて損はありません。堀江というより市内中心部に共通して言えることですが、自転車があれば劇的に行動範囲が広がります。
例えば当物件なら、心斎橋・難波までは徒歩15分ほど。歩くけんことはないものの、自転車なら5分ほどの距離感に短縮され、荷物のある帰り道も楽々です。
写真は南堀江のミニベロ&折りたたみ自転車専門店「Velolife UNPEU(アンプ)」。「毎日使う自転車だからこそシンプルで永く愛着を持てる自転車を」という思いのもと、店頭には様々な自転車が並びます。ぜひともお気に入りの1台を見つけて、あなたの堀江ライフを充実させてくださいませ。
常連さんデザイナーズ
マンションは1969年築のRC造7階建て。渋井でも度々登場してきた常連デザイナーズですが、今回は少々トリッキーな間取りをしているんです。
まず、玄関入るじゃん。
とりあえず、くぐるじゃん。
ココに出ます。
まさかの2WAYです。
ね、意味が分からない間取りでしょう?
ちなみに、水回りはくぐってきた通路の両サイドに配置されています。来客の際にお手洗いの場所を聞かれた場合、指し示す方向によっては「GO HOME」と受け取られかねません。必ずドアの前までご案内して差し上げましょう。
なお、トイレや浴室に特筆する機能は無し。写真はクリーニング前です。洗面台は、ややデザイナーズっぽい仕様でした。
キッチンは2WAY側にスタンバイ。ガス2口に魚焼きグリル付きと、申し分ないスペック。
いろいろ遠回りしましたが、やっと落ち着いてご紹介できそうです。お部屋は、キッチンからのストロークを含め18.5帖ものビッグワンルームでございます。
床は飴色の無垢材。むき出しになった天井や壁も、経年そのものが内装に反映されるような趣を感じますね。
カーテンをシャーすると収納スペースもお目見え。しかし、よく見て下さい。ダクトにハンガーは掛けらへんのよ。
さもポールハンガーみたいな顔しちゃってます。せめて棚にはなられへんかな?って、そんな耐荷重もないのよ。ツッコむのはハンガーラックだけにしてちょうだい。
そんな収納側から見るアングルが、これまためちゃくちゃ渋いんです。例え気になるポイントがいくつあろうと、「めっちゃ渋いやん」と思えるお部屋ならご機嫌に暮らせると思いませんか。
機能や設備が充実した部屋ならいくつもありますが、住むだけでテンションが上がる空間ってなかなかありません。そんな部屋を逃してしまった日には、何度も何度も思い出してしまうものです。
本日はあいにくのお天気なので、採光は未知数。眺望はビルに阻まれているものの、過去に見た別のお部屋の日当たりを参考にすると、まずまずの日当たりは見込めるはず。
しかしながら、バルコニーはかなり手狭です。プライバシーなんてあって無いようなものなので、洗濯物は室内干しをお勧めします。
では、おさらい。西区南堀江二丁目より登場した42㎡のビッグワンは、大阪メトロ千日前線・阪神線『桜川駅』徒歩5分。立地良し、アクセス良し、利便性高しの3拍子揃ったグッドリッチです。
諸費用は、礼金2ヶ月の月額9.9万円。SOHO利用も相談可能。
トリッキーな間取りと、経年を楽しむ成熟した意匠。南堀江という立地に、逃したくない一室が出ました。後悔する前に手に入れてください。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
【良かった点】
◎アクセス良好、整った住環境
◎見事な経年の意匠
◎18.5帖のビッグワンルーム
◎SOHO利用相談可
【気になった点】
△水回りの設備弱め
△バルコニーのプライバシー