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その部屋は空の上にいた。

谷6と谷9、そして松屋町のバミューダトライアングルにすっぽり収まる地域「瓦屋町」は、下町文化が息づく素敵な地域である。

そんな場所に立つ鋭利なマンションの最上階10階と11階をぶち抜いたメゾネット1LDKはまさに天空の城。

もう、そこに浮いているんじゃないかと思わせるほどの開放的なポジショニング。

物理的に高いタワーマンションでも、ビルの屋上に建つペントハウスでも、この開放感を再現することは難しいだろう。

ほらもう、空が近い。

天空の城フロアにエレベーターで到着すると、まずこの広大な共有スペースに出迎えられる。

ここだけで単身用マンションの床面積くらいは悠にあるだろう。こんなスペースがあれば、イチローならバットを振ると思うし、マルちゃんならゴルフのスイングを確認するだろう。

では早速室内に入る。

「部屋に入ると、そこは空だった。」

そう書いてペンを置きたい。

もうこの開放感が本日の物件の全てである。

この採光は奇跡!

鉄骨造のマンションのデッキプレートをむき出しにした天井と、そこに同色に塗り上げられたスポットライトレール。

一切カーテンをしなくても、どこからの視線も気にならない無敵感。

こちらも大きな掃き出し窓を設置し「奇跡の180度採光」を実現してしまった。

この20帖の特大リビングは、その開放的な奇跡の180度採光鉄骨造のデッキプレートむき出しの高い天井のせいで、その広さを加速させていく。

もう追いつけない。

では奥様が気になる、設備についてお話ししよう。

本物件、オール電化マンションのためキッチンは3口のIHコンロ。

大きなシンクと広い調理場、多めに備え付けた収納も相まってなんともステキッチンである。

なぜここに?と言わざるを得ない場所にスタンバイした大容量のクローゼット。

料理した匂いをクローゼットに入った衣類が全て吸着してしまいそうだが、それに勝る機密性があるのかもしれん。

そして上階に登る。

下階のフローリングは畳に床を代え、見事に居心地の良さを加速させた。

そしてこの両サイドの大きな窓。右手の窓に関しては「く」の字に折り曲げられている。

そこまでして採光が欲しいのか!

そして上階の天を仰げば、そこはくり抜かれた三角形。 3メートルはあろうかというこの天井高も、その開放感をさらに加速させる。 しかしあそこに見える換気扇はどうやって掃除するのだろうか。

そんな心配も虚しく、上階に置かれた水回りに言及していく。

隅に追いやられた便器はウォッシュレットを装着し、その行き場を失っていた。

デザインが効いた理科室みたいなホーロー製のシンクが可愛く、その両サイドのランプが昭和の旅館チックなハイブリッドな空間。

ただ一つ注意事項を伝えれば、居間とこのパウダールームを仕切る引き戸には鍵が付いていなかった。そこだけご自身で準備していただく必要がある。

そしてお風呂がとにかくすごかった。 檜の無垢材をふんだんに使用し、床は石のタイル。大きな浴槽も注目して欲しいものだが、皆さんの視線はあの開放感がすごい掃き出し窓しか見てないと思う。
驚かないで欲しい。天窓もある。 そう、このお風呂は(ほぼ)露天風呂といっても過言ではないだろう。中央区に(ほぼ)露天風呂がついた賃貸物件が他にあるのか?俺は知らない。 朝日を浴びながらの朝風呂も最高だと思うし、夜空の星を数えながら入るのも格別だ。
そんな(ほぼ)露天風呂から(なぜか)出ることができるバルコニー。 本日はそんな特別な場所から見える景色でさよならしよう。
中央区のど真ん中、閑静な住宅街に突如現れた「開放感がすごい部屋」が現在入居者募集中。 72平米の床面積を縦に積み、奇跡の180度採光を実現したこの部屋に住めるのだ。 渋井不動産を代表して断言しよう。 こんな部屋は他に無いと。 だから少しでも気になったら俺に言ってくれ。 俺じゃなくても、渋井不動産にメールか電話をくれたらいい。 俺はみんなの問い合わせ、待ってるから。   シュワより
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  • 空が近すぎた露天風呂付きメゾネット、12.5万円。
  • 中央区

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