三国のクセ強1LDK
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やってきたのは淀川区西三国。御堂筋線を北へ上がり、ご覧のように淀川を越えると辿り着くエリアです。
通勤時間帯の御堂筋線がパンパンなのは百も承知ですが、車内から窓の外が見える機会があれば、川を渡る際はぜひご覧いただきたいです。ちょこっとテンションが上がります。
あと、中津駅から発車して地下から地上に出る際、視界がパッとひらけて明るくなる瞬間も好き。分かる〜って方は、東三国駅前のジャパンで缶ビールでも買って語り合いませんか。
![prumerier-30 – 【公式】渋井不動産 西三国](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/07/prumerier-30.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
ジャパンで酒を買い込み12分ほど歩くと、公園が見えてきます。あたりはすっかり新興住宅地になり、ビール片手にはしゃぐ大人は見かけません。
分譲住宅に住むファミリー層も多いこの地で、本日ご紹介するのは同棲カップルにお勧めの1LDK。どうしてファミリー世帯じゃないの?なんて疑問もあるでしょうが、
![prumerier-2 – 【公式】渋井不動産 プルメリア西三国](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/07/prumerier-2.jpg?resize=640%2C960&ssl=1)
ちょっとクセが強めなんですよね。
間取りは81㎡の1LDK。この時点でだいぶ振り切っているため、子供部屋を求めるファミリー層はそっと玄関扉を閉じるわけです。
パンチが効いたメゾネット
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その点、少し個性的なお部屋を探すカップルなんかには、ドンピシャではないでしょうか。見た目のパンチもさることながら、実際に住むとなれば、住心地のパンチも強烈でしょう。
上階へ繋がる可動式の階段は、10センチヒールくらいの車輪付き。手すりなども無いため、昇降の際はくれぐれもご注意ください。恐らく現場仕事だと安全帯を付けて上る類のやつです。
なお、吹き抜けになったここの天高は4.5mほどあります。
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下階の奥には、ガス3口に魚焼きグリル付きのキッチンを配置。LDKは20帖ほどの広さがあるので、大きなソファやテーブルだって楽々置けちゃう。
リビングとダイニング・キッチン、それぞれにエアコン(性能保証あり)があるのも、大きなポイントですね。
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キッチン横にはキャットウォークのようなサービスバルコニーがあり、上階まで吹き抜けになっています。
ヒーターの熱で少しボーッとしていたのか、USJのスパイダーマンってこんな乗り場じゃなかったけ、なんて考えていました。分かってくれる方には、もう1本ビールを差し上げます。
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では、続いて水回りへ。じき築24年を迎える点を鑑みると、立派なシャンプードレッサーに入れ替えられているのは一目瞭然。
浴室やトイレは特筆する機能が無いものの、特に年季を感じることはありません。
![prumerier-10 – 【公式】渋井不動産 プルメリア西三国](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/07/prumerier-10.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
階段と同じく左手の収納も可動式なので、間仕切りとして中央に配置すると、2LDKとしてもお使いいただけます。
では、お待ちかねの上階へまいりましょう。
用途が問われる上階
![prumerier-18 – 【公式】渋井不動産 プルメリア西三国](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/07/prumerier-18.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
上階にたどり着き、愕然としました。先ほどわたしが感じた”パンチ”は、この部屋のほんの一部でしかなく、本命のパンチは上階の床一面なんだと。
階段上がってすぐの床(上の写真)は、この物件が鉄骨造だという事実のみを突きつけてきます。手すりが申し訳程度のワイヤーロープというのも、やっつけ感があっていいですね。支えにしたり、もたれかかったり、決して手すり本来の役割を求めてはいけません。
ちなみに、左手のエアコンは上階の全てを担っていますが、これから見る奥のスペースに冷気を届けることは難しいかも。床のひんやりだけが頼りです。
![prumerier-22 – 【公式】渋井不動産 プルメリア西三国](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/07/prumerier-22.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
奥の床は、まさかのアミアミでした。
グレーチングと呼ばれるアミアミで、従来は、人や物の落下を防ぎ速やかな排水を促すためのモノでしたが、近年では住宅や店舗の床材にも使用されるようになりつつあるとか。それでも、生産者からすると、一般住居の床になっているとは夢にも思わないでしょう。
通気性はもちろんのこと、上階・下階の採光が行き来する様は、明るく開放的な空間を演出。気になる点といえば、歩くとミシミシ言うことでしょうか。
この床の使用例を調べると、ワイヤーを通してハンギングプラントを吊るしているお宅もありました。
ルーフバルコニーあり
![prumerier-23 – 【公式】渋井不動産 プルメリア西三国](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/07/prumerier-23.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
そして、副産物としてルーフバルコニーもございます。テーブルやチェアをセットするも良し、ハンモックを置くのも良し。日当りを期待するならば、午前中が勝負の東向きです。
なお、お隣にも住戸がありますので、バーベキューなどはご遠慮ください。
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今さらですが、所在階は2階。当物件の最上階にあたります。
目線の高さにマンションがあるものの、バルコニー自体は背の高い壁に守られているため、下からの視線はさほど気にならないかと。
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では、おさらい。淀川区西三国より登場した81㎡の1LDKは、大阪メトロ御堂筋『東三国駅』徒歩12分。阪急宝塚線『三国駅』も徒歩16分の新興住宅地にございます。
諸費用は、敷金5万円・礼金2ヶ月の月額9.6万円。
パンチに気をとられがちかもしれませんが、81㎡の1LDKが月額9.6万円なら、それだけで希少な物件です。好奇心をくすぐられる1LDK、お見逃し無く。
以上、渋井不動産でした。