ー店長
・・・なるほど。それでウチに入社したいと。
???
はい!がんばりますので、よろしくお願いします!!
ー店長
わかった。じゃあウチの新メンバーとして歓迎するよ、ミッキー。これからよろしく。
ーミッキー
本当ですか?!ありがとうございます!!
〜人物紹介〜
彼の名はミッキー。この7月に新しく渋井不動産ディレクターとして入社した、体力の有り余っている男。
ー店長
ところで、なんでそんなボロボロなの?
ーミッキー
山を超えたり泳いだり、100kmくらい走ってきたんで汚れちゃいました。
ー店長
100km!?その距離走ってきたの!?電車とか使えばよかったのに。
ーミッキー
僕もちょっと遠いなと思ったんですが、「走って行ったほうがヤル気が伝わって印象が良くなる」と聞いたので。
ー店長
誰がそんな無茶言ったの!?
ーミッキー
命の恩人です。
ーミッキー
実は僕、数日前に死にかけていたところ、ある人に救われたんです。
???
ふぅー、今日も暑いな。
???
ん?あれは・・?
!!!
ーミッキー
はっ!
ーミッキー
ここは・・・?
???
おぉー、起きたか。無事で良かった。ちょうど鍋焼きうどんができたところだ。食べな。
ーミッキー
ありがとうございます。ところであなたは・・??
ー謎のライター
俺かい?俺は、ただのしがないライターだよ。取材でこの島を訪れていたらたまたま倒れている君を見つけてね。ここまで運んできたってわけだ。残念ながら君が着ているタンクトップは私のSサイズだがね。
ーミッキー
そうだったんですね。ありがとうございます。そうか、泳いで島に到着したあと、力尽きて倒れてしまったのか。
ーミッキー
(あれ、よく見るとこの人の服装・・・)
ーミッキー
(「もののけ姫」に出てくる人にむっちゃ似てない!?)
ーミッキー
(下駄の歯が折れかけているけど、いいのか・・)
ーミッキー
ところで、このようなものを見たことはありませんか?
ー謎のライター
これは?
ーミッキー
実家の倉庫からでてきました。一緒にあったメモには「将来はここで働け」と書いてありました。これが何なのか答えを見つけるため、全国を探し回っているんです。
ー謎のライター
・・・これよりさらに東へ東へと進むと、ビルの奥のまたビル奥に人が集まる古いビルがある。
ーミッキー
(情報がビルばっかり・・!)
ー謎のライター
大阪農林会館内にある渋井不動産だ。そこで働く従業員はみなやりがいを感じ、自由気ままに生きているときいた。
ーミッキー
大阪か・・。じゃあちょっと今から電車で向かいます。
ー謎のライター
いや、走ってゆけ。その方がヤル気が伝わって印象がよい。
ーミッキー
いや、遠いでしょ!100キロ以上はありますよ!
ー謎のライター
命を助けた俺の言うことが聞けないのか?
ーミッキー
わかりましたよ!じゃあ走って行ってきます。助けていただいてありがとうございました。
ー謎のライター
おう、達者でな。
ー謎のライター
(ミッキーか・・。次会うときは同じ職場だな。死ぬなよ。いや、)
ー謎のライター
生きろ。
新メンバー紹介
こうしてオザワに救出されたミッキーは渋井不動産まで駆け抜け、無事に入社しました。
学生時代は船乗りをしていたこともあり、体力・フットワークの軽快さは誰にも負けないフレッシュマン。また、渋井不動産に入社するため在学中に宅建士の免許を取得するなど、インテリジェンスな一面も持つ男。
そのポテンシャルの高さから早くも社内で一目置かれているミッキー。彼の今後の活躍をどうぞご期待ください。