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前回に続き、本日も大阪市北区中津の物件を紹介いたします。

まずは「阪急中津駅」を出て、高架沿いをまーーっすぐ進みます。

そう、まーーっすぐです。

意外と長い高架下をまーーっすぐです。

途中でドライアイスの渋い工場がありますが、そこも通り過ぎてまーーっすぐ進んでください。

まだもう少しまーーっすぐです。

心が折れてきたでしょう。私もそうでした。しかし、ここで諦めてはいけません。

もう少しまーーーーーっすぐ歩いて、

タイミングよく左折すると、本日の物件に到着いたします。

時間にして5〜6分程度でしょうか。駅から近くもないけど、決して遠くもない距離にこんなマンションが建っております。どこかで見たことあるけど、どこだか思い出せない。なんなら気に掛けたこともない、そんなマンションが建っております。

昭和最終期に建てられたこちらのレトロなマンション、ご察しの通り階段ビルヂング(※Noエレベーター物件を指す)ですので、早速階段を登ります。

さて、階段で4階まで登ってまいりました。

そこに現れるのは木製パネルのこんな扉。味がありすぎる風体ですが、心配ご無用、安心のディンプルキーが装着されております。

もし街中で鍵を落としても安心。その気になればケンカキックでぶち破れます。

入ります。

扉を開けてみるとどうでしょう。

先ほどまで「無駄にディンプルキーなんて使いやがって」と思っていた自分を戒めたい。

もうこの一枚だけで伝わって来る。渋い渋すぎるぞ。

まず見て欲しいのはこのタイル。

正方形の小粒なものですが、一面にびっしりと埋めつくされれば、それはもはやデザイン。メンズインダストリアルな雰囲気を持ちながらも、女性的な可愛らしい内装にも対応できる優れものです。

そしてこの床。

残念ながら無垢材ではありませんが、タイルの硬質な印象と相性のいい発色です。カーペットフロアのようなぱちものではなく、しっかりと木目調のタイル。素材感は無垢材にはまさりませんが、実用性ではこちらに軍パイが上がるのではないでしょうか。

そして引きの構図で見ていただきましょう。

本日の物件の間取りは1LDK、こちら見ていただいているリビングルームは約12帖の広さでした。先ほどご説明させていただいたタイルと床材の相性の良さが、この構図でうまく伝わるかなと思います。

お手洗いもこの通り。落ち着かないくらい三方の壁にびっしりとタイルが貼り付けられております。

タイルのせいか、めちゃくちゃパースが効いていて酔いそうです。

室内洗濯パンもこの通り、完全に包囲されております。

水場ですから、これだけタイルが貼られていれば清潔感もありますね。

でもお風呂はFutoo!!!(普通)

残念ながらお風呂はFutoo!!!でしたがキッチンはこの通りステキッチン(素敵なキッチン)

ガスコンロが設置可能で、しっかりタイルも張り巡らされております。そして注目していただきたいのは、蛇口が2本の「デュアルポンプシステム」を採用している点でしょうか。

従来の2倍の速度でシンクに水を貯めることが可能な上、2倍の速度で水仕事が捗ります。素晴らしい設備ですね。

そして天を仰げば鉄骨にペンダントライトをつけるコネクターが蛇口と同じくデュアルシステムで準備されておりました。

やりましたね、通常の二倍照らせます。

鉄骨は柔らかいブラウンに塗り上げられ、部屋と見事に調和しております。

リビングと隣接した洋室は6帖、二面採光で明るい室内には大きな掃き出し窓が。

その掃き出し窓から出ると小ぶりなバルコニー。柵もレトロな感じで可愛いですね。

収納もこの通り、大口で待ち構えておりました。

十分な容量です。

順番がテレコしてしまいましたが、リビングルームにも大きな掃き出し窓が二枚。

そこから出れば横幅が広い南向きのバルコニーが。

目の前に遮るものもなく、日当たりは最高でした。

晴れていれば洗濯物もすぐ乾くでしょう。やったー!

そしてバルコニーには、あればなにかと重宝する蛇口も。30年近い時を経てボロボロに見えますが、まだまだ現役です。

こいつがいればバルコニーの汚れが気になっても、すぐに洗い流すことができます。やったー!

そんな中津の渋い1LDK、お楽しみいただけましたでしょうか。

経年で得た渋さはそのまま、少しのデザインを加えて完成した素敵な部屋。

その気になるお家賃、共益費も混みで7.2万円というナイスプライス。お二人で入居していただくことも可能ですので、ラブラブな同棲なんか素敵ですね。

お問い合わせは渋井不動産(☎️0120-112-477)まで。

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  • タイルに包囲された中津、1LDKで7.2万円
  • 北区

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