京町堀の大窓1R
皆さま、そろそろ頃合いでしょうか。そろそろ、京町堀の物件を欲しているのでは。おまつ、ちゃんと分かってます。
というわけで、本日ご紹介するのは京町堀三丁目のワンルーム。辺りはすっかり住宅に囲まれ、西へ行っても東へ行っても大きめの公園にぶち当たることから、ファミリー層が多いと実感するエリア。
最寄り駅の『阿波座駅』は、新なにわ筋沿いに歩けばすぐ。大通りには街灯が連なり、飲食店やスーパー、郵便局などが並びます。
ちなみに、新なにわ筋と京町堀三丁目のあいだには江戸堀がワンクッション挟まってますので、大通りが近い割には車の走行音も気になりません。
おひとりさま分譲賃貸
たどり着いた先は、1988年築RC造の分譲マンション。オートロックやエレベーターももちろん完備されていました。
お部屋は36㎡のワンルーム。京町堀のおひとりさま分譲賃貸なんて、アールグレイが3杯ほどすすむであろう優雅な響きですね。
その優雅さは、玄関からすでに見て取れます。
扉の正面には背の高いシューズボックス。大理石(っぽいタイル)があしらわれた土間には、ロイヤリティあふれる四角形がかたどられています。
廊下を抜けた先は、神々しいキッチン。背面が色々と気になるでしょうが、今ご注目いただきたいのはソッチではなくキッチンです。
スペックはIH1口。収納はシンク下のみで、必要最低限の機能に留めております。
そして、キッチン横には水回りゾーンを配置。アメリカンセパレートのトイレ・洗面台は、輝く白さと申し分ない機能性が魅力です。
電気が点かなかったバスルームは、窓から入る自然光により神秘的な空間でした。手すりがついた浴槽も広く、大理石(っぽいタイル)がラグジュアリーを加速させます。
しかし驚くべきは、この見た目で特筆する機能が無いという点です。ジェットバスがついていても特に驚きはしないものの、湯が出る一択といわれると途端に驚いてしまうのは己が欲深いからでしょうか。
では、再び居室部分へ。早くガラスブロックの先に進みたい気持ちも分かりますが、手前にドアがあるなら開けないわけにはいきません。
ドアの先はどうやら、ウォークインクローゼットのようです。
ハンガーポールだけでなく、引き出しや棚までついているのは嬉しい限り。よく見るとネクタイやスカーフを掛けるハンガーまで壁付けされており、さすが優雅な分譲賃貸は違うな、と感嘆の声が漏れます。
大きな開口が主役です
お待たせしました。9帖の居室スペースを見ていきましょう。
なんと言ってもこの部屋の主役は、傾斜のついた壁にはめ込まれた大きな窓。横から見るとより一層、迫りくるような臨場感が伝わるでしょうか。
日当りは、前回募集時の写真をご参考ください。ちなみにカウンター付きの腰壁は今も健在で、ベッドを置くとちょうどいい位置にくるコンセントもポイント。
なお、日当りを見せる反面、セミダブルのベッドを置くとこれほどの圧迫感があるよ、という点も露呈しております。壁が斜めになっていることで、帖数より狭く感じるのも否めません。家具の配置も難易度は高めでしょう。
なにより大きく許容範囲が分かれるのは、バルコニーが無いという点。
洗濯物は窓の下に干すと一発で乾くでしょうが、外で干したい派の方には、「外で干したい」と一蹴されます。当たり前です。
そうは言っても、あの「大きな窓」はそれに勝るかもしれない希少価値ですし、希望条件とビビッとくるお部屋が必ずしもイコールでないことも少なくありません。まずは自分の直感を信じて、ぜひともご内覧くださいませ。
では、おさらい。西区京町堀三丁目より登場した36㎡のワンルームは、大阪メトロ千日前線・中央線『阿波座駅』徒歩5分。靭公園すぐの落ち着いた住宅街にある一室です。
諸費用は、敷礼ゼロの月額8.2万円。
優雅なおひとりさま分譲賃貸なら、京町堀の大窓ワンルームで。ご内覧もお気軽に、渋井不動産まで。
【良かった点】
◎人気の京町堀エリア、落ち着いた一角
◎希少な単身向け分譲賃貸
◎主役をはる大きな窓
◎敷礼ゼロ
【気になった点】
△バルコニーなし
△圧迫感、家具配置の難易度