『大阪駅』のお隣
ここはJR『塚本駅』。東海道本線(神戸線)や福知山線(宝塚線)など複数路線が利用できる駅です。
もっと端的に言えば、『大阪駅』と『尼崎駅』に挟まれた駅とも言えます。お隣にでっかい駅があることにより、各駅停車しか停まらないというウィークポイントを3分の2ほど緩和したちゃっかり駅です。
というわけで、本日ご紹介するのは『塚本駅』徒歩5分の1LDK。一人暮らしや、カップルの同棲などにお勧めしたい一室です。ではまず、物件周辺から探っていきましょう。
駅の東側には小さな商店街があり、物件はそこを抜けた先。
「アルテリア・ベーカリー」による”メロンパン屋さんの自販機”など、ユニークな仕掛けもありました。焼き上がり日時もしっかり表記されており、メロンパンのほかにラスクやアップルパイなど、中の商品は日々マイナーチェンジされているとか。
そのほか界隈にはクリニックやスーパー、飲食店、美容室などが密集。生活利便に困ることはありません。
その反面、居酒屋やパチンコ店も少なくないので、少しごちゃっとした印象もあったり。とはいえ住宅街に入ってしまえば、ファミリー世帯も多く住む落ち着いた街並みへと変化します。
そして近年、カフェやパン屋さんが増えたこの辺りで、押さえておきたいのが「THE coffee time」。塚本・北浜に店舗を構えるローカルのコーヒーショップです。
自家焙煎したスペシャルティコーヒー豆と、手作りの焼き菓子やパン。お店の外観や内装はもちろんのこと、見たこともない形のテイクアウトカップや、ワンカップ酒の瓶に入ったコールドブリューなど、細部まで遊び心を感じます。
ちなみに、西区土佐堀には焙煎所とイベントスペース「THEcoffeetime WEST」もありますので、この機会にぜひチェックしてみてくださいませ。
塚本の無垢床リノベ
さて、周辺環境を把握したところでお部屋へまいりましょう。
昭和47年築の立派な築古、エレベーターは無く階段3階です。が、最上階でもあります。せっかくなので悪い話と良い話を一気にお届けしました。
玄関を開けると、視界に飛び込んでくるのはスベスベの無垢フローリング。もし私が少しでもぬくもりに飢えていたなら、あやうく頬ずりしそうでした。正気でよかったです。
土間の先には水回り。期待を裏切らない真新しさは、リノベーションの賜物。
パウダールームや浴室に特筆点はありませんが、機能面に関しては後ほど頭角を現しますのでご安心を。トイレはウォシュレット付きと抜かりは有りません。
広めのLDK、狭めの洋室
居室に進むと、まずは16帖のLDKが登場。入り口にはガス3口とグリル付きのシステムキッチンを配置しました。
奥行きのある床一面に敷かれた無垢床は圧巻とも言える光景で、大きなソファやテーブルを置くのが勿体ないなんて思うほど。
続いて、リビングに隣接する洋室もチラリと。
43㎡という平米数のうちLDKに16帖を費やすと、残る洋室は3.5帖。なんて極端な配分なんでしょう。わたしの脳裏に上半身ムキムキ、下半身ガリガリのボディービルダーが浮かびます。
というわけで、あちらを寝室にするのは潔く諦め、収納部屋やワークスペース、精神と時の部屋など上手く活用しましょう。
そしてここでも、悪い話と良い話をお伝えせねばなりません。悪い話は、当物件にバルコニーが無いこと。しかし良い話は、換気・暖房・乾燥機能付きのインナーバルコニーがあるということ。
つまりはプラマイゼロ、むしろちょっとプラス。多くの場合、浴室についているような乾燥機能が、このインナーバルコニーに搭載されているのです。
物干し竿もセッティング済み。奥行きもそこそこあり、1回分の洗濯量なら干しきれるかと思います。
ちなみにこのインナーバルコニー、奥に扉がついており、
玄関に出れます。手前の赤いドアが通常の玄関扉、奥の白いドアがインナーバルに続くソレです。
率直な感想を求められると「ドア2つもいらんやろ」と言いたいところですが、迅速な乾燥を求めるなら「2つ目のドアもいるか」となるかもしれません。
では、おさらい。淀川区塚本より登場した43㎡の1LDKは、JR各線『塚本駅』徒歩5分。下町感あふれる駅周辺は生活利便も整い、大阪や尼崎までも1駅の立地です。
諸費用は、礼金1ヶ月の月額7.8万円。
いわゆる市内中心部からは少し外れますが、広さもある無垢床のフルリノベーションにこの賃料で住めるのはこの立地だからこそ。お問い合わせは、渋井不動産まで。
【良かった点】
◎駅近、大阪・尼崎まで1駅
◎一面無垢床のフルリノベーション
◎広さ・内装に対しお手頃な賃料
【気になった点】
△階段3階
△洋室のサイズ