この矢板を剥き出しにした鉄骨造をご覧頂こう。
本来ならばあと30センチほど低くその天井を付けられる予定だったはずだが、その天井を無慈悲にもぶちこわし、その矢板を見事に露にしている。
単純にかっこ良く、高い天井が生む開放感が相まって居心地がいい。
次にこの無垢の床材をご覧頂こう。
本来ならばコーティングを施し、ツルツルで清潔感のある床にするべきだったかもしれない。
しかしこの部屋は無造作にアーバングレーに塗り上げ、それを丁寧に紙ヤスリで磨き上げている。
その手間は唯一無二のシャビーな空間を演出し、かつ経年変化でしか生まれない「渋さ」を作り出しているではないか。
先述の通り無骨な印象の天井と床、そして開放的で使いやすい
限りなく正方形に近い間取り。
窓も多く開放感も◎。
しかも天井にはスポットライトが煌めいているもんだから、このままかっこ良く使って頂けますね。
おめでとうございます。
なんと二面に渡ってバルコニーが設けられておりますが、残念ながら採光は少なめ。外の見晴らしがどうしても欲しい方にはお勧めいたしません。
しかし本日の物件、いたってシャビーな内装です。採光が少ないデメリットよりも、メリットが多い。
だから指に血豆を作りながらこうしてオススメしている次第でございます。
「こんな内装あったらいいよね。」が有りました。
しかも西区のど真ん中の一等地に。
渋井ファンなら歓喜する大型ビッグワンルーム。あなたのポテンシャルと想像力でこの部屋を更なる高みへ誘って頂きたい。
そんな一室が共益費込みで賃料アンダー10万円。
一人暮らしも二人暮らしも、SOHO利用も可。
気になる方は是非。
以上。