谷四の名作アパート
![yariyaapartment-35 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-35.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
こちらは、とあるアパートメントのエントランス写真。写真一枚でお分かりの通り、バチバチの名作アパートメントです。
恐らく”名作”という言葉に”バチバチ”なんて装飾語を使うのは私くらいかもしれませんが、実際、このアパートメントに関しては、物件名を聞くだけでピンとくるファンがいるほどのバチバチっぷりでございます。
という訳で、まずは物件概要から見ておきましょう。
![yariyaapartment-45 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-45-1.jpg?resize=640%2C439&ssl=1)
鎗屋アパートメント
・築年月:1968年3月
2004年8月改装・耐震工事実施
2018年4月外壁・バルコニー大規模修繕
・構 造:RC造6階建
・最寄駅:大阪メトロ中央線・谷町線『谷町四丁目駅』徒歩2分
※第20回大阪市ハウジングデザイン賞・特別賞受賞
(大阪市ハウジングデザイン賞作品一覧/大阪市HP)
![yariyaapartment-41 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-41.jpg?resize=640%2C960&ssl=1)
その名作ぶりは入り口から一線を画します。わたしが田舎から出てきたばかりのティーンだったら、この門戸の先に一般人が住む部屋があるなんて、にわかに信じられないはずです。
といっても、このくらいで突っ込んでいては身が持ちません。なぜなら、この先に待つどの光景も他とは一線を画すのですから。
信じられないオートロック
![yariyaapartment-38 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-38.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
名作アパートメントともなると、オートロックも想像を越えてくるんですね。こちらはロックがかかったエントランス前。物理的なセキュリティに加え、”お洒落すぎる”という敷居の高さも上乗せ。
かつてオートロック前にスタンドランプが置かれたアパートなんて出会ったことがあるでしょうか。無造作に置かれたあの椅子は、誰の尻を待っているの。
しかしながら、来客の際に面食らうのはこのビジュアルではなく、
![yariyaapartment-40 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-40-1.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
インターホンが黒電話
だということ。とてもこの紙一枚で来客者が状況を読み込めるとは思えませんので、渋井読者には先にご紹介しておきます。
![yariyaapartment-36 – 【公式】渋井不動産 鎗屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-36-.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
無事にエントランスを突破すると、冒頭のエントランスホールに辿り着きました。躯体むき出しの天井、這わされた配管パイプ。壁には白黒の写真やちょっとした絵画が飾られています。
日本にこんなアパートがあったなんてにわかに信じられませんが、ここは紛れもなく大阪市中央区にあるアパートの共用部なのです。
![yariyaapartment-1 2 – 【公式】渋井不動産 鎗屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-1-2-1.jpg?resize=640%2C960&ssl=1)
エレベーターで2階へ。ギギギなんて大そうな音がすることもなく、スッと昇降してくれるところはさすが大規模改修が施された賜物。
扉の先に待つお部屋は43㎡のワンルームです。あの共用部から繰り出されるのは、いったいどのようなお部屋なのでしょう。
全ての生活感が消えた部屋
![yariyaapartment-44 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-44.jpg?resize=640%2C960&ssl=1)
すると、非常に洗練された白い部屋が現れました。正面にキッチンがあるとは思えないほどの生活感のなさ。給湯スイッチという生活感の塊すらも、このパーティションにはめこまれた四角の一部のようです。
![yariyaapartment-5 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-5.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
明かりを灯すと、無機質な空間にあたたかみが加わります。静から動へ変化した室内が、帰宅した主人を迎え入れてくれるような。
43㎡のビッグなワンルームは、壁やL字型になった間取りそのもので空間をパーティション。写真奥は寝室スペースになるでしょう。
![yariyaapartment-14 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-14.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
L字の終着点には正方形の間仕切り。近付いてみると壁一面にびっしりと英字が書いており、英語圏の方からすると狂気しかありません。般若心経で埋まった壁を想像してみてください。
しかしながら、この空間にすんなりとハマっているのはさすが名作アパートメント。全ては「アート」の一言で納得させられる説得力があります。
![yariyaapartment-16 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-16.jpg?resize=640%2C960&ssl=1)
そんな間仕切りの向こう側。アイアンポールがぶっ刺さったウォークインクローゼットが待ち受けていました。
欲を言えばポールをもう1本刺してほしいところですが、ここは侘び寂びだと思って割り切りましょう。
![yariyaapartment-18 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-18.jpg?resize=640%2C960&ssl=1)
バルコニーは南向き。内装が強烈すぎて日当たりはオマケみたいなものなので、採光がとれればいいな、くらいで思っていただければと存じます。
![yariyaapartment-9 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-9.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
では、ラストスパート。玄関横の水回りへまいりましょう。
![yariyaapartment-28 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-28.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
海外仕様の水回り
![yariyaapartment-24 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-24.jpg?resize=640%2C960&ssl=1)
丁寧に敷き詰められたタイルが美しいバスルーム。広々とした浴槽には追い焚きもついて、心地よいバスタイムがお楽しみいただけます。
![yariyaapartment-22 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-22.jpg?resize=640%2C960&ssl=1)
そんなバスタイムを終えて出た先は、オードリー愛が抑えきれなかったパウダールーム。ヘップバーンで良かった。トゥースじゃなくて良かった。
![yariyaapartment-31 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-31.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
例えウォシュレットが無く、シャンプードレッサーでなくとも、「オードリーが見守ってくれている」という心強さがあれば全てチャラ。
オードリーからすれば狂気しかないでしょうね。海外のアパートメントで、壁一面に吉永小百合があしらわれていることを考えるとクレイジーすぎます。
![yariyaapartment-7 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-7.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
では、おさらい。中央区鑓屋町から登場した43㎡のビッグワンルームは、大阪メトロ中央線・谷町線『谷町四丁目駅』徒歩2分。中央区のど真ん中・駅近という好立地です。
諸費用は、礼金2ヶ月の月額13.1万円。なんたってSOHO利用可能でございます。
多くのファンをもつ名作アパートメント、お問い合わせはお早めに。渋井不動産まで。
![yariyaapartment-12 – 【公式】渋井不動産 槍屋アパートメント](https://i0.wp.com/shibui.estate/cms/wp-content/uploads/2022/05/yariyaapartment-12.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
【良かった点】
◎谷町四丁目駅徒歩2分の駅近
◎ハウジングデザイン賞受賞の名作建築
◎SOHO利用可能
【気になった点】
△収納力
△壁一面のオードリー