和泉市に移住
こんにちは、広報担当のオザワです。先日ネットサーフィンをしていたところ、「和泉市南部に移り住めば100万円」という気になるニュースを見つけましたので、それについて調べてみました。2022年4月より始まった施策らしいです。画像のちっちゃい大阪みたいなのが和泉市。
渋井不動産では今のところ取り扱う予定が無い和泉市ですが、リモートワークが根付いてきた昨今は地方への移住に関心を持つ人が多くなっているはず。であれば、市内中心部を拠点とし、かつ大阪のローカルな情報を発信している我々にとっても、そういった話題は一口に無関係とは言えないかも、と思った次第です。
和泉市に全然土地勘の無い私ですが、市が公表しているPRを交えつつ今回の施策について調べてみました。
支援内容
1.【新築住宅を取得した場合】
100万円
2.【既存住宅をリフォームした場合】
実際にかかった費用の1/3上限(最大100万円)
3.【対象地域の家を賃借等し移住】
30万円(上記1 or 2を受ける場合は対象外)
4.【子育て支援】
移住時に子ども(中学生以下)がいると1人につき25万円加算
注)加算の上限はありません
主な支援はこの4点。子育て支援について加算の上限が無いという点、また、2025年に小中一貫校の開校をめざしているという点も含めて、市の子育てに対する熱意のようなものを感じずにはいられません。
※参照/いずみらいふPDF
移住・定住の対象地域
上記支援を受けるにはいくつか条件があり、そのひとつは「対象地域」であるかどうかです。
和泉市ならどこでもOKというわけではなく、下記地域内へ移住することが前提となります。
・南横山小学校区
(父鬼町、大野町)
・横山小学校区
(北田中町、仏並町、坪井町、小野田町、九鬼町、岡町、福瀬町、善正町、下宮町、南面利町、槇尾山町)
・次の町のうちで市街化調整区域に該当する地域
松尾寺町、春木町、久井町、若樫町、春木川町
和泉市でも南部の地域に限られています。(和泉市北部と比べて)人口減少の傾向が見られる地域への移住促進なので仕方がないですが、「大自然の恩恵も受けられるしラッキー」と思うなら迷っているヒマはありません。
支援対象
ただ、対象地域へ引っ越すだけでは支援を受け取ることができません。その世帯が「支援対象となりうる属性かどうか」も条件に加わります。
これは文章にするとかなり長くなるので、以下の市が作成したPDFデータをご確認ください。
ただざっくり説明すると
✗ 単身での移住は対象外
✗ 夫婦2人だけでの移住の場合は、2人の年齢が39歳以下でなければ対象外
○ 夫婦が39歳以上でも、世帯に中学生以下の子供がいれば対象
など。他にも色々なケースが記載されておりますので、移住を検討される方は必ず一読ください。キーワードは「39歳・中学生以下の子供・新世帯」です。
和泉市南部の魅力
さて、移住の要件がある程度わかったところで、「和泉市はどんなところやねん」という話です。いくら支援してもらっても、その市自体に魅力がなければそもそも移住しませんからね。
和泉市南部には、日本でも馴染み深いあの外資系企業「コストコ」があります。すごい。しかも、それに対抗するよう日本企業の「ららぽーと」もあるので、ショッピングにはことさら不便無しと言えます。すごすぎる。
また、南部の緑豊かな環境は都心の生活で失ってしまった大切な何か、忘れてしまった古き良き何かを思い出させてくれるでしょう。私の説明では伝えきれない和泉市の魅力がまだまだありますので、下記HPを参照ください。
今回の和泉市のように、地方の自治体が移住促進のため新たな施策を行っているところもあるのでしょう。かくいう私も地方への移住は興味のあるテーマですので、他にも面白い施策などがあればどんどん発信していこうと思います。
それではこのへんで。
以上、オザワでした。