皆さん、純喫茶は好きですか。北区同心で良い感じの純喫茶を見つけたので、ご紹介したいと思います。
こちらの「coffeeアメリカ」は、オーダー毎に一杯ずつ淹れる焙煎珈琲が楽しめる純喫茶。昔懐かしいホットケーキやピザトースト、珈琲ゼリーなどは想像通りのビジュアルで、アンティークなインテリアと良くマッチしています。
本棚には定番の昭和漫画が並び、照明ひとつとっても堪らないレトロ感。お店のSNSがないので、グーグルマップを共有しておきましょう。
ギャップを秘めた1LDK
なぜ上記の純喫茶をご紹介したかというと、そんな純喫茶好きの方ならこの共用部の魅力も分かってくれるのではないか、と思ったからです。
丸いフロアタイルの模様は水に滲むインクのよう。あずき色のエレベーター、鮮血のような消火栓。ポスト上のクマさんは、誰の迎えを待っているのでしょう。
なんて、謎解きは物件紹介のあとで。まずは1980年築のレトロビルより登場したギャップのある1LDKを紐解いていきます。
それがこちら。
リノベーションが加わっているのは火を見るより明らかで、白飛びした床には真新しさすら感じます。
キッチンは少しやれ感がありますが、それもまた”味”だと思わせてくれる佇まい。ガスコンロは2口で、調理スペースやシンクも広くとられています。
このアングルから見ると、ほとんど築浅と言っても差し支えない状態です。果たして16帖のLDKに蛍光灯が4つ要るのか疑問であるものの、なんぼあってもいいですからね、の精神でやらしてもろてます。
クローゼットはここのみですが、次にご紹介する和室に押入れが2箇所あるのでご心配なく。
では、この物件の見せ場を。
人工芝、敷いちゃいました
南と西の二面バルコニーには、毛足短めの人工芝。常駐の管理人さんによると、せっかく広めのバルコニーなので敷いちゃいましたとのこと。甘栗と同じノリです。
本日はあいにくのお天気ですが、南と西の二面バルコニーで採光も期待できるでしょう。
水回りは清潔感を感じる白い内装。高年式のトイレと洗面台は同一空間で、アメリカンセパレートになっています。
奥に見えるバスルームも真新しさはお墨付き。機能は湯が出るの一択です。
最後にご紹介するのは9帖和室。やはり築古物件といえば和室はつきものですが、当物件のソレはどちらかといえばモダン寄り。
和室では珍しい9帖もの広さや、畳のフレッシュさ、グレーのアクセントクロスなどがそう感じさせるのでしょうか。ラタン(藤)インテリアなどを置くと、しっくり馴染みが良さそうです。
北区同心より登場した57㎡の1LDKは、大阪メトロ堺筋線『扇町駅』・JR環状線『天満駅』徒歩5分ほど。谷町線も徒歩圏内で、3路線のアクセスが叶う好立地です。
ちなみに冒頭の純喫茶は徒歩1分なので、モーニングやブランチなど足繁く通っていただければ。もちろん私は、アンバサダーでも何でもありません。
諸費用は、敷金5万円・礼金20万円の月額9.5万円。
初期費用は少し嵩みますが、広さや設備に対して賃料はかなりお手頃。二台あるエアコンも性能保証アリです。以上、渋井不動産でした。