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XL

本日紹介するマンションの駐輪場がかっこ良かった。

天井も高く、手前のむき出しになったコンクリートと、奥の天井パネルのコントラストが渋いな。

都会の中心の賃貸マンションで、この広さの屋根付き駐輪場は希少な設備だということは、お部屋探しにピンときてない皆様ならお分かりになっていただけるだろう。

目的階のエレベーターホールも渋かった。

全体的にトーンを落とした色味で、床は石材を使ったしっかりとした作り。

壁はグレーのタイルを貼り、また左手一面の壁を磨りガラスにすることで、決して広くないこの空間でも圧迫感が全くない。

本日の物件は堀江4丁目から橋を渡った場所に位置する千代崎1丁目に建つマンション。

人気物件の広々1Kタイプのお部屋に空室が出たと聞き、早速写真を撮りに来た次第だ。

玄関を見てみよう。

間口を広く取り、暗いトーンのフローリング材を採用、そしてダウンライトで照らした玄関は落ち着きがあり、上品な印象。

撮り忘れてしまったのだが、玄関の土間部分も石材を使用した高級感溢れる仕様だった。普通の賃貸であれば、白いタイルやコンクリートを使用している物件が多い中、この部屋はしっかりお金がかかったイイお部屋である。

玄関収納も十分。作り付けの靴箱もパカリ。

その靴箱の向かいには、これまた大型の収納が待っていた。

それではご覧いただこう。

統一感のあるフローリングの色味がシックな洋室は、約20帖の広さを持つ1Kタイプ。普段はしばしばビッグワンルームを取り上げているが、本日は1K。

「大きなワンルームは悪く無いけど、キッチンは見せたくないなぁ」

本日はそんなニッチな層に向けた一室だ。引き続きどうぞ。

奥に進むと、180°近いアールの効いた壁に沿って窓窓&窓。

窓窓&窓から差し込む日差しが暖かく、果樹園でもできそうなほど明るい。この窓窓&窓は三枚に一枚の割合でパカリと開くので、風通りもよい。

中央には大きなクローゼットが用意されている。

玄関先の収納と合わせると大きな収納が標準装備。良かったですね。

扉を一枚隔てた空間にはキッチンスペース。

大きめに取られたキッチン周りの設備だが、コンロはご自身で置いていただくタイプ。全入居者様が置いたのであろうコンロが残されていたが、そのデザインがバック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンみたいなデザインだった。

そしてキッチンの後ろには洗濯機置場をセット。

服を脱ぎながら調理ができる、画期的なキッチン「カッキテキッチン」だ。

洗面台と便器が同居するスペースには壁一面の大型ミラーを完備。

そしてパウダールームからお風呂に入る扉は、武田久美子ヨロシクなホタテの貝殻柄(カイガラガラ)の磨りガラスが装着されていた。それも扉一面に。

こんなの見たこと無い。

そして、その扉を開けた先に、

もっと見たことない浴室が待っていた。

突飛なシルエットの浴槽がカドに配置された、空間を最大限使うスタイル。

この浴槽を見た瞬間に、思い浮かんだモノがある。

そう、ペンタゴン(アメリカ国防総省)である。

建物の形状から、英語で五角形を意味するペンタゴンと呼ばれ、この構造により、世界最大のオフィスビルでありながら、一番遠いところにも10分以内でたどり着くことができるとされている。

そう、アメリカの諜報、国防の全てが詰まったあの建物に、

酷似である。

入ってみると、やはり対角線を見つめる景色であった。

このペンタゴンは、あぐらを組んだ禅スタイルで入浴していただける。一日に一度、精神統一がしたい時に重宝していただける浴槽が標準装備なのである。

いかがだろうか。

阪神九条とドーム前千代崎に両方アクセス可能な好立地。

キッチンを扉一枚で隔てた、広すぎた1Kは20帖オーバーの広さ。

アールに沿って設けられた窓窓&窓も魅力的でありながら、ペンタゴンが置かれた浴室はZENスタイルで入浴していただける希少物件。

気になるあなたのお問い合わせ、渋井不動産は待っている。

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  • 千代崎の広すぎた1K、約8万円。
  • 西区

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