西区の安広単身ルーム
よく晴れたある日の午後。やってきたのは、西区新町三丁目である。
本日ご紹介するのは、新町というよりほぼ立売堀に位置する物件。先輩後輩ならズブズブの距離感。お前もそろそろ立売堀に入れば?とかもう3回は言われてると思う。それくらい立売堀寄り。つまりは新町の北端。
実はもう紹介物件に到着していて、ご覧いただいているアンテナは、
この共用の屋上スペースのもの。地面に落ちた洗濯物からは、わびさびすら感じられる。洗濯バサミもろとも飛ばされたのかな。
お察しの通りこれから紹介する部屋にバルコニーはない。しかしインナーバルコニーなら設けられているので、青空にこだわらなければ室内で干すことをオススメする。洗濯物が飛ばされる心配もないし。
築古好きに捧ぐレトロマンション
部屋は階段3階。まあまあ急な階段ではあるが、膝に優しい所在階のおかげでそれほど苦労せずに昇降できるはずだ。
共用部には50年を超える築年数が反映されている。階段のレトロ感なんて、経年の賜物だろう。
さっそく室内へ。玄関まわりには背の高いシューズボックスとトイレが配置されていた。入り口から居室が見えない構造になっているのも良い。
14帖のワンルーム
部屋のメインは14帖のワンルーム。北側には窓がずらりと並び、間接照明のように控えめな光量を放つ。
大きなインテリアはおおよそ置ける広さがあるので、ソファやテーブルなどひと通り配置してもゆったりとお使いいただけるだろう。
収納も大容量。衣類はもちろん、布団などの大物もすっぽり収まるに違いない。少し奥まったスペースにあるため、家具のレイアウトに干渉しないのもポイントだ。
部屋の奥には水回りが纏められている。
洗面台は居室内に配置された仕様。その左手にはバスルームがスタンバイ。
脱衣所なんてもちろん無いが、一人暮らしなら家のどこで服を脱いだって自由だ。むしろ服を着る必要性すら疑問に思える。
ワイド1900の広々キッチン。コンロは自主設置タイプで、ダイニングテーブルにもなるカウンター付き。思ったより強めのアーチを描いているので、カウンターの端に物を立てかける際はご注意を。
バスルームに追い焚きや浴室乾燥などハイカラな機能は無い。
と言っても、この広さ・賃料にしてバス・トイレ・洗面台が独立しているということだけで神に感謝するレベル。
噂のインナーバルコニー
ラストは冒頭でも触れたインナーバルコニー。洗濯パンもここに置かれているので、洗濯機からダイレクトに干せるという効率的なスペースなのだ。
換気窓だって二面ある。写真左手の足元にある窓を開けると、
共用階段がお目見え。
もしも他の入居者が辛そうに階段を上っていたら、ZARDの「負けないで」を歌ってやってほしい。きっと武道館まで走っていける気力が湧くだろうから。
では、おさらい。西区新町三丁目から登場した32㎡のワンルームは、大阪メトロ千日前線・中央線『阿波座駅』・長堀鶴見緑地線『西長堀駅』徒歩5分ほど。2駅3路線のアクセスが叶う好立地だ。
諸費用は、礼金1ヶ月の月額6.5万円。
この立地で、この広さで、この賃料のワンルームが出るのは、引っ越しシーズンが佳境の今だからこそ。お問い合わせはお早めに、渋井不動産まで。
【良かった点】
◎徒歩5分圏内に2駅3路線のアクセス
◎立地・広さに対して手頃な賃料
◎3点セパレート
【気になった点】
△階段3階
△インナーバルコニーの視認性