チクフル分譲マンションには魔物が住んでいる。
新築時からただ時間だけが過ぎ、朽ちていくだけの部屋もある。しかし我々が追い求める物件は、オーナーさんによる思い切ったリノベーションによって生まれ変わり、輝かしい一点物に化けた一室である。
そんな部屋はもちろん募集直後に入居者様が決まるのだが、その半年後も一年後もなかなか問い合わせの電話が鳴り止まないものである。
そんな物件を、我々は尊敬と畏怖の念を込めて「魔物」と呼ぶ。
さて本日の魔物は、堺筋本町駅から徒歩5分の立地に建つチクフル分譲マンションの一室である。玄関の鍵が回りにくかったというトラブルはあったが、無事入室し、その姿を我々に見せてくれた。※キーシリンダーは入居時に新品に交換するので御心配なく。
ご覧いただこう
本日の魔物は「カントリー風」リノベーションが施されたゲキ渋ワンルーム、その広さは16帖。一人なら悠々使って頂ける十分な広さである。
そして渋い部屋を探求されてきた皆さん、おめでとうございます。
皆様が大好きな「無垢材」を床一面張り巡らせているではないか。
なぜ無垢材に我々は喜ぶのか。簡単にまとめてみた。↓
”無垢材は、吸湿発散性に優れている。 夏場など湿度の高い時には湿気を吸い、冬場など乾燥しているときには湿気を放出する能力を持つ。 その能力で夏は空気がさらっとして涼しく感じ、 冬は逆に部屋の湿度が高くなることで暖かく感じる。 そして何よりもワックスなどでメンテナンスをしていくと、年月が経つにつれて味わいが増していくのである。”
どうだろうか。木のグッドスメルは住んでて居心地がいいだけでなく、機能的な一面も持ち合わせている。
お手洗いは最新型のタンクレスウォッシュレットが導入されていた。
近づくと便座がパカリするハイグレードな機種と、タイルでデザインされた壁。最新のお手洗いとヴィンテージライクな室内デザインの対比が面白い。
トイレと同じデザインを壁一面施されたパウダールームも、センスのいいリノベーションが施されていた。
床もタイル張りにした室内は清潔感に溢れ、広く浅いシンクと丸い鏡がパーフェクトマッチ。しかも天井にはスポットライトレールが装備されているから、この区間をドラマチックに演出して頂くことも可能である。
なんと、物干し台が設置されたバルコニーに続いていた。
先ほどの洋室からエントリーできるバルコニーもあるので、なんと一室同方角に2つのバルコニーが付いた物件なのである。
本ブログ一枚目の写真が、このバルコニーからの眺望。方角こそ北向きだが、抜けがいい環境のおかげでそこにデメリットは微塵も感じない。
私自身もガッツリ北向きの部屋に住んでいるが、直射日光が入らない分一年中涼しい。涼しすぎて、朝は外の気温を間違えた格好で出社してしまうほどである。
いかがでしょうか。
本日の「魔物」は紹介するところが多すぎた。ディティールまで一切の手抜きがないリノベーション物件は堺筋本町のそばに建つチクフル分譲マンションの一室より。
ココまでくどいほど力を込めて説明したので、最後は簡潔に。
無垢材+天井&壁が塗装仕上げ+新品の設備+Wバルコニー
お分かりですね。魔物物件は逃げ足が速い。
お問い合わせは渋井不動産まで。