あんバターサンド
皆様は「あんバターサンド」という食べ物をご存知でしょうか。読んで字の如く、フカフカのパンに濃厚なバターと品のある甘さの餡をサンドした至極の一品。最近誕生した、というよりは昔からある一品なので、馴染みある方も多いかもしれません。
いま、このあんバターサンドが巷で大流行しており、その火付け役がなんと渋井不動産のよく知る人物なので訪ねてみました。
彼女の名前はリサ。私がいま訪ねたい「あんバターサンドの火付け役」ではございません。なんでいるのでしょうか。今回の取材の内容をどこからともなく嗅ぎつけ、会社のお金で美味しいものにありつけるという野心だけで付いてきた、総務部の姉さんです。
帰らなさそうなので、彼女にもあんバターサンドの紹介を手伝ってもらいます。
talo coffee
やってきたのは大阪市城東区諏訪四丁目にある「talo coffee」
talo coffeeは「たまごサンド」でも非常に有名なお店で、人気がありすぎて一時は市長選の出馬も考えたほどだそうです。
そんな「たまごサンド」に次ぐ人気だった「あんバターサンド」は、talo coffeeでも数年前からメニューにありました。
で、今回なぜ「あんバターサンド」に火が付いたのかというと、
「マツコの知らない世界」で取り上げられたのです。
デラックスなMCとゲストが1対1でトークする番組で、ゲストが現在ハマっているものを企画として持ち込み、その魅力をMCにプレゼンするというもの。
今まで知らなかった独特の世界観を垣間見ることができる、人気の番組です。
ゲストは2年半で1,000個ものあんバターサンドを食べるユーチューバー「うさもぐ」さんで、なんと彼女があんバターサンドにハマったきっかけがtalo coffeeなのだとか。
毎日1つ以上食べているのか、休日に食べる数が半端じゃないのかわかりませんが、日本の餡こ産業を支える立役者です。
こちらはtalo coffeeの店主・コボリさん。一人の女性をあんバターの世界に導いた餡の伝道師です。
実は渋井不動産の記事に登場するのは2回目。いつもご出演いただき感謝しかありませんが、そろそろギャラの話をされるのではと、内心ヒヤヒヤしてます。
そんなこんなで、あんバターサンドを注文。
2分ほど経過し、「まだか」と店内を見渡すリサ。プレッシャーをかけるのが早すぎですが、早く食べたい気持ちも確かにわかります。
そしていよいよ、その時間がやってきます。
こちらがtalo coffeeの「あんバターサンド」。食パンにバターが刺さった斬新なビジュアルで、卓に置かれた瞬間に焼きたてパンの香ばしい香りが広がります。
よくあるのはコッペパンに挟んだものだったり、手のひらサイズのものだったりですが、見た目からひと味もふた味も違います。「焼けたら食パンがポンッと上がってくるポップアップトースターみたいでカワイイですよね」とコボリさん。ちなみに、あんバターサンドのメニュー考案はコボリさんで、このビジュアルを考えたのは奥様なのだとか。
タレント揃い
たまごサンドも注文しました。これが定番の2メニューです。ちなみに、このたまごサンドは2018年に毎日放送「ごぶごぶ」にも出演しております。1つのお店が二種類の食べ物それぞれでテレビ出演するなんてすごいタレント力ですね。阪急パンフェアにも2年連続で各パンを出店したのだとか。
ではこれから、あんバターサンドのシェア方法をお伝えします。皆様メモのご準備を。
まず、「シェアしたい」という気持ちが最高潮まで高まった瞬間に、手元のバターナイフでパンの真ん中を切ります。
以上です。
見てくださいこの断面。バター・あん・マスカルポーネの見事な三重奏が、視覚を通して食欲を呼び起こします。「美味しそう」以外の語彙が見つかりません。
うさもぐさんはこの断面を見たときにこう言っています。
この断面を直視してしまった私にとっては、納得しかできません。
シェアせず、の場合はそのままカブりついてもOKです。
味の感想はもはや言わなくても、このリサの表情でお分かりかと思います。
デラックスなMCも納得。
ちなみに、私もハマりました。
色々書きましたが、やはりこのあんバターサンドの美味しさを理解するには「食べてみてくれ」以外ありません。「食べて後悔することは絶対にありません」と、コボリさんの気持ちを代弁しておきます。
連日行列ができるほど人気のあんバターサンド、皆様ぜひご賞味ください。
talo coffee
住所:大阪市城東区諏訪4-10-2
営業時間:8時〜夕方頃まで
定休日:日曜と時々
インスタグラムアカウント
https://www.instagram.com/talocoffee/