大阪中之島美術館がオープン
皆様こんにちは。広報担当のオザワです。
今回の記事は「大阪中之島美術館がオープンするよ。」というものです。渋井不動産が中之島でバリバリ営業していたころからずっと気になっていた新美術館がいよいよオープン間近まで迫ってきましたので、お節介にもそのお知らせ記事を書こうと筆を取った次第です。
なお、広報担当おまつはプライベートでもよく美術館を訪れるアート系女子ですが、なぜか執筆は私。気持ちの熱量だけで書くハート系男子でお送りしていきます。
さて、写真は1月初旬に撮影したもので、外から見ている限りですが概ね完成していると言えます。
美術館らしからぬと言いますか、ただただ巨大な真っ黒なハコ。
『美術館の基本を「いま」に結び、「これまでにない」をめざすこと』と展望を語っている通り、建物だけでみても唯一無二の前衛的なものではないでしょうか。
さらに、
『大阪中之島美術館は、「民間の知恵を最大限活用しながら、顧客目線を重視し利用者サービスに優れたミュージアム」というコンセプトを掲げるとともに、大阪全体の都市魅力の発展・進化・発信のための重点取組にも位置付けられるなど、これまでにない新たな魅力を持った施設をめざしています。』
とあります。
この中之島美術館は「株式会社ミュージアム」が運営に携わっている、いわゆる民間企業の運営なのです。(官民連携しておりますが、運営の代表は株式会社中之島ミュージアムです)
PFI法における公共施設等運営事業「コンセッション方式」を日本の美術館として初めて導入したとのことで、今後この大阪中之島美術館が新しいミュージアムのスタイルを確立してくれそうな予感がしますね。
※PFI:Private Finance Initiativeの略で、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用することにより、効率的で質の高い公共サービスの提供を図るもの。
この大阪中之島美術館ですが、建築の核となる思想は「パッサージュ」です。「パッサージュ passage」とは、フランス語で歩行者専用のアーケードで囲われた通路や自由に歩ける小径のこと。
展覧会入場者だけでなく幅広い世代の人が誰でも気軽に自由に訪れることのできる賑わいのあるオープンな屋内空間、というコンセプトで設計・建築されました。
外周を回ってみただけですが、確かに歩道の幅が広かったり、緑が囲んでいたり、周辺の建物と動線が繋がっていたりと歩行者への気遣いがよくできているなという印象でした。
また、ここからでは見えませんが建物北側には「芝生広場」があり、訪れた人々の安らぎの場所になりそうなエリアもあります。
簡単な施設案内もありましたので掲載しておきます。
推しポイントとしては2階から4階までをつなぐ、吹き抜け内に設置された大胆なエスカレーター。広大な美術館内を遊覧する、アトラクションに乗っている気分になりそうですね。ならないかもしれません。
施設利用可
また、大阪中之島美術館の施設の一部を借りることもできます。(以下抜粋)
『大阪中之島美術館では、最大300名収容可能なホール、ワークショップルーム、屋外の芝生広場、立体感あるパッサージュなどの施設を会議、レセプション等でご利用いただけます。また、大阪中之島美術館内のレストランからのケータリングも可能。特別な場所で特別なパーティーを開催することが可能です。』
詳しくは美術館HP、以下リンクをご確認ください。
https://nakka-art.jp/rent/regulations/
それでは最後になりましたが、ネタバレを含む秘蔵写真をご覧いただきましょう。
北側入り口に、巨大な猫が居座っています。
写真映えスポット間違い無しですので、来館の際はぜひ記念にどうぞ。
※夜光ります。
美術館にはコインパーキングもあり、値段も良心的です。これなら毎日来てしまいそうですね。(駐輪場は130台で、うち原付7台)
なお、美術館の入場料はイベントによって異なるようですので、その都度HPをチェックしてください。
2/2グランドオープン
2022年2月2日(水)、ついに大阪中之島美術館がグランドオープンいたします。
昨今のコロナ事情で当日の来館規制などがあるかもしれませんが、大阪にとって嬉しいニュースであることは間違いありません。
新たな目玉スポットとなる大阪中之島美術館、タイミングが合えば私も行ってみようと思います。
以上、新美術館オープンのお知らせでした。