先日、光の速さで入居者が決まった物件がある。

住吉大社前【住みたいリノベーション古民家】見つけました

である。 私自身が遠路はるばる写真を撮りに行った物件であるから、入居者様に鍵を渡すときは号泣しながらの嬉しい別れであった。

そして本日はその部屋を手がけたオーナー様の物件に空室が発生したということで、今回も遠路はるばる我孫子（あびこ）までやってきたのだ。

さて、玄関を開けてみるとステキな空間に出迎えられました。

古来の日本式木造建築の面影は残しつつ、キレイにするところはキチンとキレイにされた印象です。

一階の居間は9帖の広さ。

決して広い空間ではありませんが、ひとり暮らしや同棲したいカップル様には気に入っていただける物件では無いでしょうか。

そして何よりも、この床が渋すぎるのであります。

一枚一枚表情の違う木の板を使用し、だからこそ表せるなんとも言えない空間演出が実にニクい。

キッチンは二口のガステーブルが設置可能なタイプを導入しております.

キチンとガス給湯器と新品の蛇口。そして大量のフライパンが吊るせるであろうステーも装備。

小ぶりではありますが、カウンターが付いております。

ということは、カウンターキッチンと呼んでも良いのです。

お手洗いもしっかりリノベ済。壁紙が多少賑やかですが、明るい気持ちで用を足せそうですので◎です。

まず注目していただきたいのはこちら。

職人さんが丹精込めて焼き上げたであろう洗面台です。是非内覧時に見ていただきたいのですが、この一角がめちゃめちゃ渋い。

蛇口が見慣れない姿でスタンバイしておりますが、もちろんひねればお水が出ます。寒い日のために奥のコックはお湯になっております。

細かいことを言えば、キチンとコンセントも有り。ドライヤーや電動歯ブラシの充電器なんかもお使いいただけます。良かったですね。

なんとモエ・シャンドンの木箱を再利用した引き出しが現れました。

コレには私もびっくりしました。おそらく大量にモエ・シャンドンを買って飲み終わった頃に、寸法がバッチシということに気づいたのでしょうか。オーナーはなかなかのパリピかもしれませんね。

ところで、コレはどう使うのでしょうか。通帳と印鑑を隠す場所にはピッタリかもしれません。かなりあからさまですが。

約9帖の広さの寝室です。

一階二階共に収納が無いことが弱点ですが、そこはアナタのセンスにお任せいたします。

そしてこの梁。

間違えて手を合わせてしまいそうなデザインがミソ。天井も無慈悲にぶち抜かれ、木造建築の一番カッコいいところが丸見えです。

いかがでしょうか。

一度住んでしまうと大好きになる町「あびこ」。

商店街にいけば美味しそうな精肉店も有りました。特別な日は、そこで買った和牛ですき焼きが我孫子スタイル。

長居公園までも自転車圏内で、セレッソ大阪の試合もふらりといけますし、大和川を越えれば大きなイオンも目の前です。

御堂筋線あびこ駅から徒歩7分。

下町のスローライフwithリノベーション木造建築。

お問い合わせは渋井不動産まで。