谷六のギラリ収納部屋
本日の紹介物件は、大阪メトロ谷町線・長堀鶴見緑地線『谷町六丁目駅』徒歩2分。谷町筋を南下すると空堀商店街にぶち当たり、長堀通りを西へいくと玉造へ辿り着く立地です。
梅田や天王寺までも電車1本の利便性がありながら、古民家を改装した店舗・ギャラリーなど親しみやすい街並みが広がる人気エリア。スタバは抹茶クリームフラペチーノ、ドトールはほうじ茶ラテ派だという方は、いの一番に住んでいただきたいエリアです。
なんて冗談はお茶に流して、早速物件を見ていきましょう。築40年を超えるSRC造14階建てマンションの9階、分譲賃貸でございます。
室内は予想だにしなかったギラつき具合。ここまで黒光りするインテリアは、実家の仏壇以来です。このシューズボックスとクローゼットをどう活用するかは、神のみぞ知ると言ったところ。
15帖LDK、妖しく光りて
奥へ進むと、15帖のLDKが現れました。色々と気になるところが満載なのですが、まずはライティングからツッコんでおきます。一般の住居を照らす色彩じゃないんよ。
さらには、この収納棚たち。いくら豊富な収納を希望したとて、さすがにこの棚は並び過ぎじゃないですか。新型iPhoneの発売日ですか。
ショーケース・洋服タンス・AO機器の収納など一通り活用しても、まだ持て余す自信があります。本や漫画、レコードなど収集癖がある方にとっては夢のような仕様でしょう。
充実したコの字型キッチン
そんな収納の向かいには、これまた食器棚を備えたコの字型キッチンがスタンバイ。
IH3口に魚焼きグリルだけでなく、ビルトイン電子レンジや食洗機(性能保証なし)までついた充実のステキッチンです。執拗に備え付けられた棚にこのキッチンの性能は、あいみょんのラブソングより過剰ではないでしょうか。
寝室を分けたいあなたへ
ここで当物件の間取りを発表しましょう。58㎡の1LDKです。
折戸で仕切られた6帖洋室は、寝室を分けたいという二人暮らしにピッタリ。ダブルベッドを置いてもゆとりは十分です。
なお、バルコニーは南向きですが、ビルが密接しているため抜群の日当たりは望めません。お隣さんのように、めいっぱい洗濯物を干す場所として割り切った方が吉でしょう。
最後に水回りをチェック。洗面台とトイレは同一空間のアメリカンセパレートです。
ウォシュレットを付けたことによりアンバランスになったトイレには、”誰だって完璧でなくて良いんだよ”というメッセージを感じました。ちょっと疲れてるんだと思います。
バスルームは、ここからバブルっぽさを引いて少しのレトロを付け足した仕様です。機能面で特筆する点はございません。
では、おさらい。中央区谷町五丁目から登場した58㎡の1LDKは、大阪メトロ谷町線・長堀鶴見緑地線『谷町六丁目駅』徒歩2分。人気の谷町エリアの、駅チカ分譲賃貸です。
諸費用は、礼金20万円の月額9万円。
立地と広さ、さらに設備面を鑑みると、非常に高いコストパフォーマンスを感じます。我こそは収納を使いこなす方も、ぜひ。お問い合わせは、渋井不動産。
【良かった点】
◎人気の谷六、駅チカ分譲賃貸
◎多すぎる収納
◎充実設備のキッチン
◎立地・広さに対してお手頃な賃料
【気になった点】
△水回りの設備がやや弱め
△好みが分かれる内装