唐招提寺にまつわる物件
こんにちは、広報担当のオザワです。
今回は弊社ディレクター「マックス」と、古都奈良へ馳せ参じました。唐招提寺世界遺産記念碑前で仏像のような固い表情をしているのがマックスです。
なぜ奈良なのかというとこの唐招提寺にまつわる物件をご紹介するためなのですが、そのためにはまずは我々が唐招提寺を知る必要があります。なので、ご紹介がてらちょっと歩きまわります。
というわけでご紹介するにあたって唐招提寺について色々調べていると、なんとマックスと似ている部分がいくつか見受けられました。
こんなことがあるのかと疑いましたが、百聞は一見にしかず。
なので似ている部分を抜粋し、見比べながらご紹介いたします。ではどうぞ。
唐招提寺について
唐招提寺は、南都六宗の一つである律宗の総本山です。
多くの苦難の末、来日をはたされた鑑真大和上は、東大寺で5年を過ごした後、新田部親王の旧宅地(現在の奈良市五条町)を下賜されて、天平宝字3年(759)に戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開きました。
「唐律招提」と名付けられ鑑真和上の私寺として始まった当初は、講堂や新田部親王の旧宅を改造した経蔵、宝蔵などがあるだけでした。
金堂は8世紀後半、鑑真和上の弟子の一人であった如宝の尽力により、完成したといわれております。
現在では、奈良時代建立の金堂、講堂が天平の息吹を伝える、貴重な伽藍となっています。
マックスについて
彼は、渋井男衆の一人であるマックスです。
多くの苦難(大学中退)の末、不動産業界へと転身をはたされたマックスは、最初の不動産屋で5年を過ごした後、渋井不動産のポストを下賜されて、平成30年(2018)に部屋探しを終わらせたい人のための道場(渋井不動産)で勤め始めました。
「マックス」と名付けられ賃貸住居ハンターとして始まった当初は、弱めのボケや的はずれなツッコミ、ちょっと男前な顔があるだけでした。
今のマックスは22世紀前半、渋井不動産代表の弟子の一人であった植田店長の尽力により、完成したといわれております。
現在では、賃貸住宅やオフィス店舗、売買物件の魅力を伝える、貴重なディレクターとなっています。
さて、境内に入るとまず目に入るのがこの金堂。
十円玉の裏面に描かれていてもおかしくはない見事なフォルム。8世紀後半の創建時の姿を残しているという、さすが国宝ですね。誰もいない、まさに伽藍(ガラン)です。
伽藍:僧が集まって仏道を修行する清浄閑静な所。 寺の建物の総称。
おっと、他にも色々とご紹介しようと思っていたのですが、マックスが早々に飽きたようですのでタイムアップです。
年中行事もありますので、興味のある方は以下HPよりご覧くださいませ。
唐招提寺HP↓↓
https://toshodaiji.jp/about_winter.html
それでは本丸のご紹介といきましょう。
唐招提寺南大門の斜向いにあるこちらの店舗付き住宅が募集となりました。二階のヤレ具合から相当な築年数であることが伺えますが、不詳です。
軽食可の土産物屋だったという店舗、早速見てみましょう。
1階シャッター内は、当時のまま。
ここが物販スペースで、写真左奥にはお面などの土産物が所狭しと並んでいます。90年代半ばで時が止まってしまったかのような内装です。
ここが元食堂。家具などがそのまま残っているため、アットホーム感満載です。先に言っておきますと、軽飲食の店舗であれば可能ですが、何をするにしても改装に結構な力が必要になります。
しかし、ここは世界遺産の眼の前でお店を構えることができるという、何にも代えがたいアドバンテージがあります。ちゃんと作り込めば、世界的なスポットになる可能性を秘めているということです。
ネックは広すぎて改装する箇所が多いところ。
商売の空間として現状のままで使えるところはほぼありません。和のテイストを活かしたインバウンド向けの民泊施設などが向いてそうですが、どの空間をどう使うかが肝になります。
また、窓なども修理が必要です。今のところ立て付けが悪く、外側につけられた雨戸がビクともしませんでした。室内から見てもホラー要素でしかないので、ここも視野に入れておいてください。
それでは一旦外に出まして、敷地内の別の場所へと向かいます。
初見では少し刺激の強い廃墟倉庫。
屋根は落ち、荷物が散乱している現状は、ジャパニーズホラーの格好の舞台です。母屋から離れたボロボロ倉庫、せっかくなので活用はしていただきたいですが、使うのであればここも手を入れる必要があります。
他にもこんな物干しスペースがあったり
見事な佇まいの裏門があったり
畑があったりなど、記事内ではお伝えしきれない要素が非常に多くあります。
どこから手をつければいいのかわからないかもしれませんが、悩んでいる間に借りられてしまっては意味がありません。
「世界遺産の前で勝負したい」
その強い気持ちを持って内覧すれば、勝機は見えてくるはずです。とにもかくにも、お問い合わせは渋井不動産まで。
【良かった点】
◎世界遺産眼の前という立地
◎畑付き
【気になった点】
△どこまで改装するか