北浜の自宅兼事務所
本日は、五代友厚のお膝元からスタート。クラーク博士ではありません。五代友厚です。
少年に大志を抱かせるのがクラーク博士、大阪経済に危機感を抱いたのが五代友厚。「まさに瓦解に及ばんとする萌(きざ)しと」の名言でピンとくる方もいるでしょうか。私はこないですが。ちなみに朝ドラではディーン・フジオカが演じたそうです。
そんなディーン像があるこちらは、中央区の北浜エリア。歴史的建築物も多く、中之島が臨む北側にはおしゃれなカフェや物販店が並びます。
そしてこちらは、北浜駅から少し南へ下った中央区道修町(どしょうまち)。
早速歴史を感じる建物で恐縮ですが、写真は築100年を迎えた由緒正しい「青山ビル」でございます。外壁を覆うツタは甲子園球場より株分けされたモノで、平成9年には国登録有形文化財に登録されました。
大正時代のステンドグラスやガラス窓、ねじり細工の階段手すり、食堂のマントルピースなど、現在では復元不可能な装飾が数多く施された貴重な近代建築物です。
※国登録有形文化財/青山ビルについて
高級感のあるデザイナーズ
ご紹介するのは、そんな北浜エリアに堂々と構えられたデザイナーズマンション。天井高のあるエントランスや街の雰囲気も相まって、洗練された高級感が漂います。ディーンが入ってきたとて何も遜色ありません。
4階のお部屋に入ると、打ちっぱなしコンクリートに無垢床の王道デザインが待ち受けていました。
水回りを除く壁はすべて打ちっぱなしコンクリート。断熱と引き換えに、完全無敵の要塞感が手に入ります。
土間上がって左手にはシューズラックスペースも。一人でも二人でも事務所使いだって、問題のない容量でしょう。
こちらは振り分けられた5.5帖の洋室。写真には写っていませんが、エアコンだってきちんと完備されています。
水回りは安定の透け感。むしろ、デザイナーズ物件の風呂は透けてナンボみたいなところありますもんね。(いや、ない)
バスルームは浴室乾燥あり。トイレもウォシュレット付きの個室なので、使い勝手については申し分ありません。
デスクを置けばオフィスの完成
お待ちかねのLDKは16.5帖の広さ。ソファやダイニングテーブルを配置するゆとりはもちろん、壁際にデスクを置けば、途端にイカしたオフィスが完成します。
天井に仕込まれた間接照明が、まるで滑走路のように輝いていますね。一体どこに飛び立っていくのでしょうか。
キッチンもイカした逸品。IH2口に魚焼きグリル、食洗機までついた文句なしのラインナップです。シンクに洗い物を溜め込むことも無いでしょうから、生活感が出ることもありません。
バルコニーは東向き。オフィス街ど真ん中という立地ゆえに、眺望なんてあって無いようなもの。向かいも隣も見渡す限りビルが並んでいます。
本日はお日様が隠れがちのため日当たりについては未知数ですが、青空は垣間見えますので息抜きくらいはできるかと。
では、おさらい。中央区道修町から登場した52㎡のデザイナーズ部屋は、大阪メトロ堺筋線・京阪本線『北浜駅』徒歩2分。オフィス街の中心かつ駅チカというグッドリッチです。
諸費用は、敷金1ヶ月・礼金2.5ヶ月の月額15.4万円。
北浜エリアのSOHO可デザイナーズという希少物件に、奇跡の空室が発生しました。この機会をお見逃しなく。お問い合わせは渋井不動産まで。
【良かった点】
◎徒歩2分で1駅2路線のアクセス
◎立地抜群の北浜デザイナーズ
◎SOHO利用可(来店型店舗は不可)
◎人気の振り分け間取り
【気になった点】
△初期費用高め
△やや物足りない収納力