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木田鹿第三ビル
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大阪天満宮

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こちら「天満の天神さんこと」大阪天満宮。学問の神様こと菅原道真を祀る神社で、1945年の大阪大空襲の際、幸運にも被害を免れるというまさに神がかった社(やしろ)。ただ、それまでに焼き討ちで何度か全焼してしまったこともある。

被害を被ったこともある社が、本日の舞台だ。

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そして天神と言えばこの日本一長い商店街の天神橋筋商店街で、南北およそ2.6kmにも及ぶ。人通りの増加に伴い自転車接触事故が多発するようになり、大阪府警が自転車通行規制のアナウンスを行うようになった。その際のキャラクターは、元阪神タイガース川藤幸三。

夜になると独占できます

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そんな天神橋筋商店街からすぐ近く(天神橋一丁目)のレトロビルから、隠れ家をご紹介しよう。ビルは5階建、1〜4階はオフィスが入っており、目指すはもちろん5階。住居として入居しているのはその5階フロアのみであり、しかも最上階ワンフロア一戸。

基本的に夜にはみんな帰るので、暗くなったら一人でこのビルを独占できるという状況だ。

階段5階というハードル

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しかし忘れないでほしい。階段で5階だということを。

階をのぼるにつれて手すりを握る力が強くなり、だんだんと呼吸が荒くなっていく。この5階がまぁまぁキツイ。おろしたてパンツのようにキツイ。

この日常を耐えぬける者だけがたどり着ける桃源郷、そんなイメージと覚悟を持って内覧してほしい。

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ハァ・・ハァ・・

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半月板にそれなりに疲労を蓄積したところで最上階に到着。

最上階独占なので、この玄関横に佇むOSBの倉庫もあなたのもの。ショートボードぐらいであれば収納できそうだし、調子の良いときに買いだめをしてここに非常食を溜め込んで置くこともできる。

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室内は非常にシンプルなワンルーム。白を基調とした落ち着きのある、大人な空間。ご覧いただいている空間だけだと、約6帖ほどだろうか。

今回の募集にあたり、室内の至ることろがリノベーションによって生まれ変わっているので、順を追って見ていこう。

キッチンがデカい

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キッチンがデカい。

単身用の部屋なのに、スペックはファミリーのそれ。色味もシックで、この部屋の「大人感」を加速させてくれる設備だ。

天神橋筋商店街で食材を買い、ガスの3口で調理ができる幸せ。これぞ道真公のご加護ではないだろうか。

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引いて見てみるとこんな感じ。

L字になっているので、キッチンとリビングスペースがちょうどいい塩梅で棲み分けできている。

そして、この部屋のメインディッシュはここから。

ウッドデッキバルコニー

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ルーフバルコニー付き。

元々室外機が並んでいたのだが、今回募集をするということでわざわざ手すりの外に設置したのだとか。そのおかげで十分な広さを確保でき、しかもウッドデッキまで敷いてくれている。

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天を仰げばこんな感じ。

商店街の下町情緒を感じながら、ここでゆったりとした時間を過ごす。階段5階というハードルもあるが、この空間を手に入れられるなら疲れも吹き飛ぶはずだ。

今回紹介した天神橋の最上階独占部屋、月額8.8万円礼金1ヶ月で募集開始するので、取り逃しのないようお早めのお問い合わせを。

最後に良かった点と気になった点を記載しておくので、内覧時の参考にどうぞ。

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【良かった点】
◎最上階ワンフロア一戸
◎ウッドデッキルーフバルコニー
◎キッチンがデカい

【気になった点】
△階段5階

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  • 天満宮のお膝元隠れ家、ウッドデッキバルコニー付きワンルーム。
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