江戸堀の最上階角部屋
ここは西区の土佐堀通。本日の紹介物件は、この大通りから少し中へ入ったあたりです。
先日は京町堀、冒頭は土佐堀ときて、これから向かう所在地は江戸堀三丁目。他にも立売堀(いたちぼり)や堀江など、「堀」のつく地名は西区の約3分の1にのぼります。多いのか少ないのかよく分かりませんね。
かつての西区は立売堀川や江戸堀川、堀江川など、現在の地名のもとになった堀(人工的に整備された川)が多く流れていました。大阪全体が「水の都」と呼ばれるほど水路を活かした商業が発展していたと言われています。
と、歴史の話ばかりで意識を失いかけた方も、ここからが本題。目覚めのコーヒーでも飲みながら続きをどうぞ。
物件は築13年のRC造10階建てデザイナーズマンション。最上階角部屋に位置します。
室内へお邪魔すると、飴色のフローリングがお出迎え。白と黒に分かれた壁が、天国と地獄のようなコントラストを生み出しています。
1LDKでも、ワンルームでも
こちらは、黒い引き戸で区切られた14.5帖のLDK。大きなソファやテーブルなど、インテリアの配置も楽々です。
では、オープン・ザ・ドアとご唱和ください。
すると、5.5帖の洋室が現れました。引き戸はおおむね壁に収納され、3分の1ほどチラリしている市原悦子スタイル。見てます、家政婦。
扉を開放すると、約20帖のビッグワンルームとしてもお使いいただけます。奥行きのある間取りではありますが、ここまでズラリと窓が並べば、てんで圧迫感はございません。
ちなみに当物件は事務所利用も可。奥の洋室を作業スペースにすれば、来客時に扉で隠しておけます。
そして、洋室には収納も完備。決して潤沢とは言えない容量ですが、ワンシーズン分の衣類は収まるかと思います。
無視できない陽当り
続いては採光面について触れておきましょう。芸術的な陽当りは西日によるものでございます。
バルコニーはここから薄っすらと見る限り、”ちょっと広そう”といった感想ですね。
外に出てみると、”やっぱちょっと広いわ”という確信に変わりました。上階に遮られることなく広い青空が仰げるのは、最上階ならではの特権でしょう。
眺望は決して抜けているわけではありませんが、直射的に差すほどの陽当りは抜群です。
キッチンはガス4口のパワフル火力。個人的には魚焼きグリルよりもコンロ多めの方が嬉しく感じます。使いこなせるかどうかは、一旦置き去りにしてください。
水回りも十分な使い勝手。バスルームには、追い焚きや浴室乾燥のほか浴室テレビも備え付けられています。(テレビの動作保証はございません)
トイレや洗面台も清潔感のある白で統一。機能面もばっちりです。
西区江戸堀三丁目から登場した48㎡の1LDKは、大阪メトロ千日前線・中央線『阿波座駅』徒歩6分。京阪『中之島駅』も徒歩圏内の立地です。
諸費用は、敷礼ゼロの月額15.8万円。
さらにはペット飼育可能(小型犬1匹)という条件も追加しておきますので、どうぞご検討ください。西区で愛犬と住める自宅兼事務所をお探しの方は必見。お問い合わせは、渋井不動産まで。
【良かった点】
◎2駅3路線のアクセス
◎開放感のある採光面と最上階の陽当り
◎事務所利用可
◎ペット飼育可(小型犬1匹)
◎敷礼ゼロ
【気になった点】
△やや物足りない収納力
△広さに対して賃料はやや高め