OSAKAN VINTAGE APARTMENTとは
渋井不動産のKINPONが生み出した、大阪に眠るステキな内装のチクフル物件シリーズ。
好きが高じてシリーズ化いたしました。
※この記事は2017年に掲載したものを再編集したものです。2022年2月現在、当紹介シリーズは創始者KINPONの意向により45年間封印することが決まっています。(再開まで残り40年)乞うご期待ください。
中津セントポリア
ただ古いだけでも、デザインが効いているだけでもダメ。
ロケーションとマンションの重厚感、住む人が本当に心地よく暮らせるかなど、KINPONがピンとキた物件にのみフォーカスを当てているのですが、意外と多くの反響をいただき喜んでおります。
本日の物件は大阪市北区中津。数年前から注目されているうめきたエリアですね。
「大阪市最後の一等地」と称される中津は、駅前の旧ラマダホテル大阪跡に建設された地上50階、高さ168mのブランズタワー梅田 northを筆頭に、ブランド力のあるタワーマンションが点在。
2021年にはグランドメゾン新梅田タワー THE CLUB RESIDENCEが竣工したかと思えば、絶賛建設中のプラウドタワー梅田豊崎が2023年に竣工を控えています。
そんな新築ラッシュを横目に、本日のヴィンテージマンションは1983年築。竣工時はこの物件も大注目の新築マンションだったのでしょう。
そして築39年を迎えようとしている現在も尚、住む人に大事にされているマンションはステキですね。
エントランスへ続くレンガを敷き詰めた床も、経年変化で現れたそれぞれの表情がヴィンテージな印象を助長しています。
外観のヴィンテージ加減から一転、最新のエレベーターに乗り込みます。
分譲マンションならでは、とでも言いましょうか。
共用部の設備も定期的に修繕されているため「築年数が古いから大丈夫かな…?」そんな不安も必要無さそうです。
SRC造9階建マンションの6階部分。
総戸数40戸の中の1戸。
着実に本日の物件に近づいているのですが、お部屋をご覧頂く前にも、本物件の見どころは続きます。
螺旋階段で用意された外階段もステキ。
アンティークブルーでセンス良く塗り上げられていますね。気品さえ感じます。
螺旋階段の手すりの隙間から、チラリと見える一級河川・淀川。
淀川といえば、そう、淀川花火大会ですね。
その日はマンションの屋上が入居者限定の特等席に変わります。物件のオーナー様も、友人やご両親を招いて楽しまれていたようです。羨ましいですね。
ご入居いただいた暁には、その権利が入居者様に譲渡されます。
そんな風に入居者同士でコミュニケーションがとれる機会があるのも、ヴィンテージマンションらしくて良いですね。
では、お部屋のご紹介に戻りましょう。
エレベーターを降りて空中廊下をまっすぐ進むと、本日の物件に出会います。では、部屋の中へ。
おぉ!!!
ヴィンテージな外観の渋さに、一歩も引けを取らない渋い内装に出会いました。
それもそのはず。
先日までお住まいだったオーナー様は、約15年前に本物件を購入。
チクフル物件を購入してリノベーションすることが「少し変わったこと」だった頃に、センスのいいオーナー様が設計会社と共に悩みながら作り上げたのです。
無垢の床と出会う
玄関からリビングに誘う廊下には「パインの無垢材」を。
今回賃貸募集するために、経年変化が始まっていた無垢材に蜜蝋ワックスを塗布。材木がもつ本来の色味を崩さない上に、天然素材でお子様にも安心。
保護持続力が長いのも魅力的ですが、手間をかければ蜜蝋ワックスは自作することだって可能なんです。
気になり始めたら自分で作って重ね塗りしてみたり。そうやってこの家に愛情を注いでほしいですね。
誘われるまま、リビングに参りましょう。
もともと2LDKだった間取りを解体し、約63平米の面積を贅沢な1SLDKに。
なんとその結果、開放感のある16帖のリビングが誕生いたしました。
南向きの掃き出し窓二面分の採光と、高く引き上げられた天井。
壁紙ももちろん剥がして、そこに表れた躯体は白く塗装しました。
愛を感じますね。
採光口を向いたカウンターキッチン。
キッチンスペースも広く取られ、料理好きの基地になるには十分なポテンシャル。
そしてシンプルな内装に映える赤色でポイントを。
コンパクトながら機能性と収納力は申し分ないステキッチンが完成しております。
大きく取られたリビングの一角は、作り付けしたデスク。
クリエイティブな仕事をしていたオーナー様らしいアイディアですね。机の下にコンセントや有線LANの差込口を設けたり、使いやすく設計しました。
デスクとしての能力はもちろん、見た目以上の収納力は物が多い方にとって嬉しいポイントですね。ぜひオシャレに飾ってください。
そんなデスクの裏側、引き戸を開けると現れる3帖ほどの納戸。
敢えて何も付けず、収納家具を敷き詰めてウォークインクローゼットにしてもよし。読書家の旦那様の書斎にしてもよし。まだお年が小さいなら子供部屋にしてあげてもいいですね。
入居される方のスタイルに合わせて使っていただける、そんなスペースです。
そして寝室。理科や図工の教室で使われていそうな、グリーンの床。
そんな懐かしさと既視感がフラッシュバックする5.5帖の空間です。
ダブルベッドもきちんと収まる使い勝手のいい寝室は、床の色も相まっていい夢が見れそう。
天井の可愛い照明も今回オーナー様からプレゼント。大型の収納もスタンバイしています。
オーナー様のこだわりは水回りにも反映されております。
見たことないデザインとサイズ感の洗面台。
施工する前に、実物を遠方まで確認しに行ったほどの熱量。
思いの外シンクが浅いため、周囲に水を巻き散らかすこと必至。
慣れてください。
リノベーション物件の分かれ道と言っても過言ではない、浴室のクオリティ。
最高ですね。
では最後に、とびきりの採光をプレゼントしてくれている眺望をご覧いただきましょう。
奇跡的にも、目の前に立つ大阪市立中津小学校の体育館を越す高さ。屋上に設置されているため、眺望は希少価値抜群のプールビュー。
そんなプール越しに眺める大都会・梅田は絶景ですね。暗くなれば、なおアーバンな夜景を楽しんでいただけるはずです。
それは住んでいただいた人の特権ということで筆を置きましょう。
内覧予約を開始いたします
いかがでしたでしょうか。 希少価値抜群の「OSAKAN VINTAGE APARTMENT」が中津より登場です。 オーナー様が自分で住むために作ったからこそ、生まれた至極のリノベーション。シンプルながらも細かな点までこだわった大型1SLDK、内覧予約を開始いたします。
気になる賃料は共益費込み128,000円。
うめきたグッドリッチにこんな物件は2つとないので、ぜひお見逃しのないようお願いいたします。
詳細のお問い合わせ・内覧予約は渋井不動産まで。
以上、KINPONでした。