こちらは今回紹介する物件の間取り図。

活きが良さそう。

とれとれピチピチのワンルームは、2004年築の鉄骨造8階建てマンションより登場。オートロックもエレベーターも完備され、稚魚から成魚まで暮らしやすいマンションです。

京橋のお魚ワンルームを釣る

所在地は都島区中野町一丁目。

JR東西線『大阪城北詰駅』徒歩6分、JR環状線・大阪メトロ長堀鶴見緑地線・京阪本線『京橋駅』も徒歩10分ほどと、2駅4路線のアクセスを誇ります。物件近くにはスーパーや区役所、病院などはもちろん、激安の殿堂ドン・キホーテも。

京橋と聞くと歓楽街のイメージがあるかもしれませんが、当物件は当該スポットの反対側。小学校や住宅街を抜けた先にありますのでご安心を。たいやきくんだってのびのびとヒレを伸ばせる地域です。

予想と違う玄関

入り口を開けると、予想に反しギラついた玄関が登場しました。おさかな天国のつもりでいたらサカナクションが出てきた、くらいのギャップです。よく分かりませんね。

背の高いシューズボックスは一人暮らしなら十分な容量。米粒型のミラーもお出かけ前の身だしなみチェックに欠かせないアイテムです。では、土間上がって右手へ。

水回り

すると、これまたギラついたパウダールームが現れました。サカナクションで覚悟を決めたらSHISHAMOだった、くらいのニアミスですが、やっぱりよく分かりませんね。

風呂はめちゃくちゃノーマル。特筆する機能はありませんし、魚に関するバンド名ももう浮かびません。

16帖ワンルーム

では、この部屋のメインへ。いびつな形が気になって広さという概念を忘れがちですが、居室は16帖のワンルームです。

キッチンはIH1口の最低限スペックで、左手の戸はバルコニーへと繋がっています。しかし、こう見るとさしてクセのないように見える間取りですが、

しっかりトンガってました。こうなると、どの面に何を沿わすかがインテリアを配置する鍵となってきます。

よく見るとインターホンもそこそこ死角の位置にありますものね。

収納も一筋縄ではいかない形。15で不良と呼ばれた藤井フミヤも、このギザギザハートにはお手上げでしょう。

ハンガーポールが備わっていますが、ハンガーが掛けられるのはせいぜい3分の2くらい。残りはネクタイやマフラー、干物なんかを掛けるにとどめておきましょう。

ラストのとんがり

では、最後にバルコニーへ。実は二面バルコニーを有する当物件、お魚さんの顔部分もバルコニーになっています。

思ったより控えめなトンガリは北寄りの方角。キッチン側のバルは南寄りの方角になるので、洗濯物を干すとしたらそちらになるでしょうか。

ここは隣人に面していることもないですし、テラスやガーデニングなどプライベート空間に充てていただければ幸いです。

なお、交差点

注意するとすれば、部屋がバリバリの交差点に面しているということ。こんなに大きな交差点は久々に面しました。

大きなトラックが通る割には聞こえる走行音が控えめな気がしましたが、あくまでも私の見解なので、内覧時にご確認ください。

では、おさらい。

都島区中野町一丁目から登場した37㎡のワンルームは、『大阪城北詰駅』『京橋駅』の2駅4路線が徒歩10分圏内。アクセスはもちろん、生活の利便性も高い立地です。

気になる諸費用は敷金2.5万円・礼金6万円の月額7.2万円。

人気のビッグワンルームシリーズから、好奇心をくすぐるお魚間取りが登場。広さ・立地・賃料を鑑みても十分に魅力的な一室、釣り上げるなら今しかない。

【良かった点】
◎2駅4路線のアクセス
◎16帖のビッグワンルーム
◎立地と広さに対してお手頃な賃料

【気になった点】
△キッチンや水回りの設備が弱め
△大通り沿いの走行音