北堀江の1LDKでペットと暮らす
やってきたのは、西区北堀江二丁目。目が笑っていない子連れパンダの向こう側に見えるのは、阿弥陀池公園だ。なんとご利益がありそうな公園名なのだろう。
本日ご紹介する物件は、この公園の向かい側。大阪メトロ千日前線・長堀鶴見緑地線『西長堀駅』徒歩5分ほどのポジションにあたる。南に10分歩くと阪神線も利用可能で、子連れパンダさんのお仲間がいる神戸市立王子動物園も電車1本で行ける立地だ。
ちなみに、ご近所には90年代のアメリカン雑貨を取り扱うお店「INDIGENA」も。店内に並ぶのは、アメリカ中部の田舎町で使われてきたものを中心に、現地で買い付けてきた品々。
こだわりが感じられるニッチな雑貨店に出会えるのも、堀江の醍醐味と言えるだろう。そんな街に住まうのだから、ふらりとご近所を歩くだけで、あなたの物欲が爆発するかもしれない。
しかし、欲望のままに物欲を満たすのも考えもの。湯水のようにお金があるなら話は別だが、そうでなければ別の方法で心を満たしてみるのはいかがだろうか。
そう、例えば可愛いペットとか。
本日ご紹介するのは、1992年築の鉄骨造7階建てマンション。オートロックは無いが、エレベーターは完備されている。4階にある37㎡のワンLDKは、ワンフロア一戸の独立部屋というニャンとも贅沢な仕様。
お察しの通りペット飼育可能（小型犬or猫1匹）とくれば、あなたの心を満たすにうってつけの一室なのだ。
12帖LDK
室内に入ると、まずは12帖のLDKが出迎えてくれる。ダイニングテーブルやソファ、テレビボードを置いてもゆとりある広さだ。
大きな窓は西向き。バルコニーへ出る前に、まずは窓左手の水回りから見てみよう。
バスルームは省スペースに
バスルームは洗面台とセットになった省スペースタイプ。特筆する機能は無いものの、朝シャン派の方からすれば、洗面台など壁から生えてきたオマケのようなものだろう。
トイレもウォシュレット付きで使い勝手は申し分ない。
バルコニー注意
こちらが先述の大きな窓から続くバルコニー。人ひとりくらいなら、こんがり焼き上がるほどの陽だまりが出来ている。
ご注意いただきたいのは、バルコニーの出入り口。ドアノブが室内にしか付いていないため、外から扉を閉めてしまうと締め出しをくらう。こんがりどころかウェルダンに焼き上がらぬよう何かしら対策が必要だ。
再び室内へ。
キッチンはコンロ持ち込みタイプのレトロ仕様。といっても調理スペースは広めに設けられているため、3口のコンロを置けば料理の腕が発揮できるステキッチンに早変わり。
では、ラストスパート。お隣の洋室へ。
6帖洋室
収納を備えた洋室は約6帖。ワンちゃんネコちゃんと一緒に眠れるダブルベッドも置けるサイズ感だ。くるりと振り返ると、
この二面採光。
6帖というこぢんまりとした室内に大きな窓が二面となると、この部屋の半分は窓と言っても過言ではない。明らかに過言だろ、と思った方は声に出さないでもらえると助かる。自分でも言い過ぎたなと思っているので。
ちなみに窓の外は、ご覧のパークビュー。
まるでこの部屋のためにあつらえたかのような眺望だ。野球経験者であれば、レーザービームを放ちたくなるアングルである。
では、おさらい。
西区北堀江二丁目から登場した37㎡の1LDKは、大阪メトロ千日前線・長堀鶴見緑地線『西長堀駅』徒歩5分。阪神線『桜川駅』も徒歩10分圏内と、文句のないグッドリッチだ。
パークビュー、ペット飼育可（小型犬or猫1匹）が叶うワンフロア一戸、その諸条件は、
礼金15万円の月額7.5万円。
高いか安いかで言うと、間違いなく安い。立地もさることながら、二人暮らしも叶うこの広さなのだから。愛犬・愛猫と暮らすお部屋を探していた方も、この機会をお見逃し無く。
【良かった点】
◎2駅3路線のアクセス
◎ワンフロア一戸の完全独立部屋
◎ペット飼育可（小型犬or猫1匹）
【気になった点】
△締め出し注意のバルコニー
△やや弱めの設備面
