大阪梅田の再開発エリアに住まう
やってきたのは北区中津五丁目。このエリアのシンボルといえば、やはり「梅田スカイビル」でしょう。”未来の凱旋門”として世界的にも有名なこのビルは、なんといっても真下から見るに限ります。「そびえ立つ」とは何たるかを教えてくれるはずです。
なお現在、あの円形の核である空中庭園展望台は休業中ですが、もし機会があれば一度上ってみてください。大阪梅田を手中に収めた気分が味わえます。
進化する「うめきた」
そしてもうひとつ忘れてはいけないのが、『うめきた2期地区開発プロジェクト』によるまちづくり事業。関空直通の「JRなにわ筋線」の開通に伴い「うめきた（大阪）地下駅」を新設するほか、三菱地所を筆頭とした大手企業の参画による都市開発「うめきたの森」や「都市型スパ」なども開業予定です。
写真は、みどりとイノベーションが融合したまちづくりが目的の「うめきた 外庭SQUARE」で、2024年の先行まちびらきに際し昨年より期間限定で実証実験が行われているそう。ざっくり言うと、みどり・テクノロジー・チャレンジが鍵のようで、「すんごい近未来が待ってるんだな」という認識で良いかと思います。
※JR西日本のなにわ筋線開業計画
うめきた2期地区開発プロジェクトの公式HP
近未来を見守るポジション
そんな進化を遂げるエリアよりご紹介するのは、2018年築のRC造9階建てマンション。共用部からスカイビルが見える最上階角部屋という位置です。
なお、先に行っておくと、今回はラグジュアリーな高井不動産からお届けしております。と言っても、賃料は20万も30万もしません。超未来都市が約束されたこの地に限っては逆に安いのでは？と思える賃料設定です。
LDK12.5帖
さっそく室内にお邪魔すると、白を基調としたLDKがお目見え。室内はまだまだ築浅のフレッシュ感が残っています。
ラグジュアリーと言った手前、豪華絢爛な内装をイメージされていたかもしれませんが、どんなインテリアも馴染むこういった小綺麗なお部屋の方が、結局のところ求められがちなのです。
キッチンはガス2口のみ。例え料理をしなくとも、スタイリッシュなアイランドキッチンはとりあえず立つことに意味があると思います。
では、キッチン奥の扉へ進みましょう。
6.5帖洋室
寝室となるであろう洋室が現れました。室内は台形のように少し変わった形。
備え付けの棚はもちろんのこと、写真右手の死角にはウォークインクローゼットも完備。これで収納事情はクリアですね。
主役級水回り
さて、後半戦は水回りゾーンへ。築浅というだけあり、洗面台やトイレなど各設備の清潔感はなんの心配もございません。
しかしながら、ここまで一向にラグジュアリーを感じる場面が出てきませんね。まさか、うめきたプロジェクトという超未来都市が盛り上がりのピークだったのでしょうか。
いや、超未来バスルーム。
ちょっと興奮して何を言っているのか自分でも分かりませんが、ご覧のバスルームからは、着々と進むうめきたプロジェクトを見守ることができます。しかしこちらが見守るということは、見守られる側からも見られているということをお忘れなく。入浴時にはブラインドを下げましょう。
ちなみに追い焚きや乾燥機機能もついており、浴室暖房もございますので冬場の入浴も恐れることはありません。では、左手のドアを開けてみます。
バルコニー直結
なんと、バスルームとバルコニーが直結していました。ここに新たなB to Bの誕生です。
バルコニーは南東向き。グランフロントやルクアなど、大阪梅田の主要施設がチラリする景色が広がります。
では、おさらい。
北区中津五丁目から登場した53㎡の1LDKは、阪急宝塚線『中津駅』徒歩3分。なにより、『JR大阪駅』も徒歩10分ほどですから、紛れもないグッドリッチでしょう。風呂から大阪駅が見えますし。
諸費用は、礼金2ヶ月の月額18万円。
さらに付け加えると、Wi-Fi無料・ペット飼育可能（小型犬or猫・計2匹まで）です。ラグジュアリーなバスルームに柔軟な条件、さらに利便も揃ってこの賃料は逆に良心的ではないでしょうか。お問い合わせはお早めに。
【良かった点】
◎JR大阪駅徒歩圏内、注目のうめきたエリア
◎Wi-Fi使い放題
◎最上階角部屋
◎贅沢なビューバス
◎ペット飼育可（小型犬or猫・計2匹まで）
【気になった点】
△やや物足りない部屋の広さ
△キッチンの機能面が弱い
