帝塚山エリアより
2月も精力的に活動中のオザワです。
本日は大阪でも屈指の高級住宅街と謳われている【帝塚山エリア】から物件のご紹介です。どこか威厳すら漂うこのエリアは歩くだけで背筋が伸びますが、私のように「聞いたことはあるけど立ち寄ったことはない」という方も多いのではないでしょうか。
住宅街であるがゆえ、知り合いが住んでいないとなかなか訪れる機会が無いかもしれませんね。
現在東京・大阪で8店舗を展開し、各地のセレブやマダムに親しまれているケーキ屋さん。この帝塚山が本店であり、2階の喫茶スペースでは定番ケーキや月ごとのスペシャリテはもちろん、パスタランチやコペンハーゲンのパンを使ったサンドイッチなど、おいしい軽食もお召し上がりいただけます。
帝塚山の洋菓子専門店「POIRE」
新メンバー
渋井不動産新メンバーの「ヒゲ」です。
ヒゲ（hige）
前職で不動産売買の経験を積み、今年から渋井不動産に入社したニューフェイス。趣味はキャンプで特技は設営、ニックネームの由来は不明。
それではこれから帝塚山エリアをヒゲさんに案内していただきます。
が、私が小腹を満たすためにパン（焼きたて）を頼んだので、ヒゲさんには少し待っていただきましょう。
邸宅が立ち並んだ歴史
ーヒゲ
まずこの帝塚山エリアの歴史について少しお話します。
この帝塚山古墳周辺には古くから人々の営みが行われていました。1900年ごろから停留所の開通などで電車の運行が始まり、現在の大阪市中心部へのアクセスが飛躍的に向上すると、この帝塚山周辺を住宅地として開発するため、耕地整理が行われました。
住宅開発が全国的にも初期であったことから、分譲が始まると市内の資産家や実業家などに人気を博し、邸宅や別荘が並ぶようになったわけです。
文教地区としての帝塚山
ーヒゲ
高級住宅街として発展を遂げた帝塚山周辺でしたが、教育施設が少ないという問題を抱えていました。そこで、1917年に「帝塚山学院」が設立され、「帝塚山学院小学部」を開校。以後も「帝塚山学院幼稚部」「帝塚山学院高等部」と教育施設を開校しました。
さらに、1921年には「大阪高等学校」が開校したほか、現在の「府立住吉高等学校」「大阪市立住吉幼稚園」が誕生するなど、大阪市有数の文教エリアとして発展を遂げます。
帝塚山の憩いの場
ーヒゲ
帝塚山エリアで外せないのはこの万代池公園です。
周囲約700メートルの万代池を中心に広がる公園で、桜の名所としても知られております。5月には帝塚山音楽祭が行われたり、遊具で遊ぶ子どもたちやランニングを楽しむ人々など、地域住民の憩いの場として愛されています。
【グランドメゾン帝塚山】
・築年月：昭和56年10月
・総戸数：18戸
・所在地：大阪府大阪市阿倍野区北畠二丁目10-12
・構 造：RC造地下1階付4階建
・施 主：積水ハウス株式会社
・施 工：株式会社藤木工務店
・管 理：日本管財住宅管理株式会社
・交 通：阪堺電気軌道上町線「姫松駅」徒歩3分
南海電鉄高野線「帝塚山駅」徒歩11分
エントランスを抜けてここはロビーですが、さすがの一言です。植栽の合間を縫って差し込む太陽光と、波打つガラス窓、隅に置かれたチェアとテーブルの全てから「落ち着き」と「品」を感じます。初めて足を踏み入れた人は、ここで帝塚山ブランドを感じることでしょう。
重厚な玄関扉は内開き。土間を越えた先の廊下はカーペットが敷かれており、ホテルライクな雰囲気です。全体的に落ち着いたトーンの色で統一されているので、いい意味でアットホーム感はありません。
それではまず、リビングをご覧いただきましょう。
LDKは18帖、折り上げ天井から降り注ぐダウンライトが星のように輝いています。床はカーペットと木目のフロアタイルとで素材に変化をつけ、視覚的に空間の役割を間仕切っています。
ーオザワ
正面の、グレータイルに囲まれたアレは一体何なのでしょうか。
ヒゲさんに立ってもらいました。すると、コラかと疑うサイズ比で写真が撮れました。
少し寄りました。
サイズ比にまだ違和感がありますが、それよりもカルト教団の教祖感が色濃く出てきてしまい、そっちが気になってきました。
おや？ヒゲさんが何やら動き出しましたね。
あ、ここはDJブースだったのでしょうか。
正解はアイランドキッチンです。
リビングを見渡せるスタイリッシュさが売りのアイランドキッチンですが、収納スペースが少ないという課題もあります。食器棚の配置や魅せ方にもこだわりが必要ですね。ちなみに火力はIH2口＋ラジエントヒーターです。
リビングにはこんなスイッチもあります。
実はこれ、エレベーターの呼びスイッチなのです。お出かけ前に「呼」ボタンを押せば、玄関を出る頃にはエレベーターが到着しているということです。
※ヒゲを呼び出したいときは、渋井不動産までご連絡ください。
リビングで好みが分かれるのがこの窓からの景色。
実はこう見えて当部屋は1階。マンションのエントランスが地下フロアにあるので、2階のような佇まいではあります。そして、写真中央の屋根あたりがそのマンションエントランス。良くも悪くも見えるので、気になる人は現地で見られ方を要確認。
念の為、外からのアングルがこちら。天候のコンディションやカメラ越しでの見え方なので、あくまで参考程度にご覧ください。
窓側に寄れば、顔が見えるかもしれませんね。
そしてこちらも。
当マンションはセントラルヒーティングシステムを採用しております。月々の支払いに「空調費（冷暖房費）」が加算されますので、その点もご留意ください。(空調をOFFにしていても、基本使用料がかかります)
※ガス・電気に関しても月々の基本使用料がございます。詳しくはお問い合わせください。
続いて洋室。
広さは約9.2帖で、目を引く赤いカーペットと窓から緑が見えるのが特徴。また、リビング同様こちらも折り上げ天井で開放感があります。
おや、ヒゲさんがカーペットに手をついて怪訝そうな顔をしていますね。
何かあったのでしょうか。
このカーペット、フカフカです。まぁパイル長なら私のヒゲも負けていませんが。
※パイル：カーペット表面の繊維の束のこと。
絡んでほしそうに立っていますが、先程の前例があるのでここはスルーします。広さは6帖でカーペットは白系、モノトーンの落ち着いた空間です。
水回りへと場所を変えます。
まずは独立洗面台、こちらは2020年11月に新調されたもの。
そして視線を右へ移すと、洗濯パンがありその先は浴室へと続いています。
ご覧のように脱衣スペースはゆとりがあります。
こちらが浴室。
目の大きいタイルが敷き詰められ、どこかレトロな雰囲気です。追い焚きこそありませんが、浴室乾燥機は備わっております。
ひと通りの紹介を終え、身だしなみを整えるヒゲ。
キッチンでのサイズ比がおかしくなったときはどうしようかと思いましたが、前職の経験を活かし、そつなく物件の紹介を進めるあたりはさすがの一言。ヒゲに隙き無し、と言ったところでしょうか。
ん？
ヒゲさん。髭が落ちてますよ。
103㎡の2LDKはひとつひとつの空間に開放感があり、家族で落ち着いたひとときを過ごすことができます。価格は3,680万円、キッチン・洗面台・トイレなど設備新調も行われておりますので、内覧の際はその点もご覧いただければと思います。
金利0.7％、頭金なしの元利均等返済35年ローンを組んだと仮定すると、管理費・修繕積立金込みで14万ちょっと。
※洗面台のヒゲのヒゲについては弊社にて処理済みです。
まとめ
【良かった点】
◎マンションエントランスから感じる品の良さ
◎100㎡超えの2LDKという振り切った間取り
◎憧れの帝塚山ブランドが手に入る
【気になった点】
△好みの分かれるセントラルヒーティング仕様
△2021年2月現在、マンション駐車場が満車（周辺に月極あり）
△マンションの1階であること（マンションエントランスはB1）
お問い合わせは、渋井不動産まで。
（物件番号：81867）
今後とも、渋井不動産のヒゲをどうぞよろしくお願いいたします。
