ご覧いただいているのは、本日紹介するお部屋からの眺めです。左手の緑生い茂るゾーンは三国本町公園。町名が付いていることでお察しの通り、そこそこ広い公園でございます。

また、15分ほど歩けばJR各線『新大阪駅』もアクセス可能。バルコニーからは阪急電車と東海道新幹線が見え、まるでビルの合間を縫うように都会の中を走っているのが分かります。といっても、走行音が聞こえるほど近くはないのでご安心ください。

100㎡超えの3LDK

先にスペックを申し上げますと当物件は104㎡の3LDK。築35年、エレベーターはありません。物件所在は5階。ご覧の階段を4本上がったところにあります。

階段5階と聞いて諦める方も少なくはないと思いますが、市内で100㎡超え3LDKというパワーワードの誘惑にはきっと勝てないでしょう。その為にも、私がこの階段を上りきってみようじゃありませんか。

着いた。

わりとアッサリ上れました。それもこれも直線階段のおかげでしょうか。啖呵を切った自分がちょっぴり恥ずかしいです。

そして、ご覧の通りワンフロア一戸でございます。早速入ってみましょう。

溢れる和の心

玄関を開けると、和と洋が入り混じった光景が飛び込んできました。

「洋」風レトロな玄関ドアやシューズボックス、正面にチラリと見える「和」室と格子照明。一言で言うなら『和モダン』、二言で言うなら『和とモダン』です。

15帖LDK

こちらは玄関左手のLDK。キッチンのアンティーク具合が堪りません。最後のおさらいでは、個人的にお気に入りのキッチン写真を使用しているのでぜひ見てください。

15帖と広々使えるLDKには、南向きの大きな窓。バリバリの曇りでご覧の採光なので、晴れの日の採光は期待できそうです。

左手の扉を開けると先ほどの玄関へ続き、写真には映っていませんが左手前には6帖和室へ繋がる引き戸もあります。

続いて、設備面を見ていきましょう。

不機嫌なトイレ

イヤイヤ期なのでしょうか。ご機嫌ナナメどころか真横を向いているせいで、座るスペースがミチミチのトイレ。

意図せずツートンカラーとなってしまった便器は、旧式にウォシュレットをコンバートした歴史が垣間見れます。

水回り

最低限の洗面台は、別途収納が必要となるでしょうか。メリットとしてはコンパクトゆえに掃除が楽という点です。

やっつけ感丸出しの洗面鏡は、「あれば助かる代表」のような顔をして据え付けられています。

いい感じの風呂

「あの洗面台にしてこの風呂なのか」が率直な感想でした。どうしようもない体たらくな親から、しっかりした孝行娘が育ったような衝撃です。

浴室乾燥はついていませんが、なんと追い焚き付き。蛇口も一捻りで湯が出るお湯孝行なやつです。

実はメゾネット

「104㎡って意外と狭くない？」と思った方へ。

もうワンフロアあるよ。

「どんだけ階段上るねん」とお思いでしょうが、わたしが一番思ってます。ここに住むと、もれなく足腰が強くなること必須です。

各階に玄関がある当物件はSOHOも相談可能なので、5階は生活フロア、6階は客間となるでしょうか。

6帖和室

こちらは6帖の和室。当物件はLDK以外の3部屋が全て和室ゆえ、必然的に寝室や子供部屋が和室となる乙な間取りでございます。Switchの代わりに将棋を指す子が育ちそうですね。

ちなみに、14歳2ヶ月で最年少プロ棋士となった藤井聡太八段がチャリティオークションに出した「封じ手」は、一時3000万の値が付いたのだとか。第二の最年少棋士も夢ではありません。

12帖和室

そしてこちらがメインとなる12帖和室。旅館の宴会場でしか見たことないような広さです。

階段6階を上りきったお客様に、この広間でお茶の一杯でも出せば、たちまち商談が纏まりそうな佇まいすらあります。

立派な床の間には、例え紙粘土で作った壷を置いても「それらしく」見えそうです。どれらしいのかは各々の判断に任せますが。

淀川区三国本町一丁目から登場した3LDKは阪急宝塚線『三国駅』徒歩8分。周辺は100均やホームセンター、スーパー銭湯など充実しており、目の前は公園と暮らしやすい立地。

104㎡のメゾネットは、レトロキッチンを備えた15帖LDKと宴会場のキャパがある12帖の和室がダブルメイン。

気になる費用は敷金ゼロ礼金2ヶ月の月額15.9万円。破格ではないが、立地と広さを考えるとおつりがくるほどの希少価値がある。

お問い合わせは渋井不動産まで。
（物件番号：73086）