都島区のスタイリッシュワンルーム、月額6.8万円。

こんにちは、渋井不動産です。

ただいま玄関ドアの前でひとり立ち尽くしているところです。本日紹介するこちらの一室、個人的にはめちゃくちゃ好きでして、スタイリッシュでお洒落に敏感な若者に住んでほしいと思っています。ですが、ミナミの街や梅田などでブイブイ言わしたい方にはあまりオススメできないというのが本音です。

というのも、場所がちょっとアレなのです。

決して治安が悪いとかそういう意味ではなく、物件の最寄り駅がＪＲおおさか東線「城北公園通」駅なのです。ハッキリ言って一度も使ったことがない駅ですが、この駅が悪いだとかそういう意味でもありません。単純に交通の便がよろしくないという意味です。

心斎橋や梅田に行くのに乗り換えアリで３０分近くかかりますし、かと言って周囲に他の線が通っているわけでもありません。梅田なら自転車でダッシュした方が早く着くんじゃないかと思うほどです。そのため、都会の近くで派手に暮らしたい方には物足りなく感じてしまうかもしれません。

ですが、この付近や沿線上に職場がある方や、地元の近くで一人暮らしを始めたいという方には全力でオススメできる物件です。

以上を踏まえた上で、早速物件の紹介に移りましょう。

お。

なかなかイイ雰囲気を持ってますね。ただひとつ残念だったのが、部屋の照明が点かなかったということ。照明さえ点けばもっと魅力的に写せたと思うと悔しさが残ります。

土間サイドにある棚には靴を仕舞うも良し、はたまた、お気に入りのコレクションをディスプレイするのも良しです。いくつになろうが、好きなモノに迎えられるのはテンション上がりますからね。

土間を上がるとステンレスがキラリする美しいキッチン。

見ての通りコンロは置かれていませんので、コンロは入居者様ご自身で用意していただく必要がございます。キッチンスペースは約３帖ほどの広さがありますので、レンジ台や冷蔵庫を置いたとしても窮屈さを感じることはないでしょう。

ビッグワンルーム

こちら側の空間は約１２.５帖。キッチンと合わせると全部で１５.５帖のビッグワンルームという計算です。

床にはフローロングでもなく絨毯でもなく塩ビタイルが敷き詰められており、まるでモルタル仕上げのような雰囲気に仕上がっています。

白とグレーで仕上げられた空間には黒系の家具が似合うこと間違いなし。観葉植物も映えそうですね。スタイリッシュなモノトーンコーデで周囲に差を付けてしまいましょう。いかんせん照明が点かなかったので、ダウンライトの色味は分かりませんが、この空間なら昼白色の電球がマッチすると思います。

この日はあいにくの曇り空でしたが、バルコニーは南西向きなので一日を通しての明るさが期待できます。

しかも壁のクロスがまたイイ味を出してるんです。

写真では分かりづらいかもしれませんが、壁紙でありながらまるで塗装で仕上げたかのような質感です。光の反射具合も気になりますが、何度も言うように照明が点かなかったのでソレについては未知数。

ワンルームという１帖たりとも無駄にできない間取りでありながら、大胆にもアイランドキッチン化するという傍若無人ぶり。「壁付のキッチンにしておけばもっと広々と使えたのに」と思う気持ちも分かりますが、それだとFutoo!!の広いワンルームです。広さを犠牲にしてまでも見た目に拘る、その姿勢にこそ渋井は痺れるのです。

このアイランドキッチン、ミラーボールをぶら下げればクラブのＤＪブースさながらの幅感と高さです。炒飯も野菜炒めも『ミックス』であることに変わりありませんからね。「ビートを刻みながらタマネギを刻む」なんてプレイができるのは、日本中を探しても多分ここだけです。否、タマネギを刻む音こそがビートなのかもしれませんね。