高石市の新築戸建は99㎡の2LDK、あなただけのパラダイスが手に入る。

せせらぐ小川、広くて青い空、のどかで美しい街並みですね。久しぶりに気持ちの良い天気に恵まれたのでドライブに出掛けたのですが、随分遠くまで来てしまったようです。

ここは一体どこなのでしょうか。

高石市東羽衣

そう、淀屋橋の渋井オフィスから南に下ること約２０キロ、高石市は東羽衣（ひがしはごろも）にやって来ました。大阪市内ではもうお目に掛かれないほのぼのとした風景が広がっていますね。

日頃、大阪市内の物件を中心に紹介している渋井が、何故こんな遠くの泉州までやってきたのかと申し上げますと、そこに渋い部屋があったからです。

本日紹介するのは、新築戸建ての売買物件です。よくよく考えると、渋井としても「売買の戸建」を紹介するのは初の試みなので、ここは腕の見せ所と言ったところでしょうか。しかも新築ということで、いささか気合いも入ります。

ガレージ付き新築戸建

外観の全体がこちら。先ほど「良いモノ」と申し上げましたが、その定義は様々です。今回の物件に於いては、「新築で状態が良い」そして「カッコ良い」ということに重点を置きました。

戸建に住むメリットとしては、マンションのように上下階を気にすることもないですし、共用部がないので、ご自分の敷地内であれば室内外問わず自由に使えるということでしょうか。ご覧の通りガレージもありますね。これがマンションなら、玄関を出て立体駐車場まで行き、ゲートを上げたり下げたりと、なかなか面倒なことが多いのも事実。何より「駐車場代」というものが月々掛かってきてしまいますね。それに比べて、戸建にはその様なしがらみが一切ありません。

買ってしまえばそこはあなただけの楽園。そう、パラダイスなのです。

玄関ドアを開けると広過ぎた玄関土間。新築特有のアノ香りと無垢材の優しい香りが、排気ガスやホコリによって伸ばされた鼻毛を縮めてくれる気がします。

できることなら空っぽの状態で拝見したかったのですが、あいにくこの日はモデルルームになっており、建物そのものが持つポテンシャルを感じることはできませんでした。とは言え、生活のイメージを掴みやすくしてくれるのがモデルルームの醍醐味。「俺ならこうする」「あ、これイイね」なんてことを考えながらお楽しみ頂ければと思います。

14.5帖LDK

土間を上がると姿を現すのが１４.５帖のＬＤＫ。実際の生活を考えると大体こんな感じになるでしょうが、せっかくのスタイリッシュな空間ですので、もう少しモノを減らして落ち着いた雰囲気にしたほうが個人的には好みです。

視点を変えてみましょう。

新築なだけあって、その美しさは言うまでもありません。ダウンライトの優しい明かりと無垢のヌクモリ感は抜群の相性です。そして木造の建物にはやはり木の家具が似合いますね。結局没収されますが。

ダイニングテーブルの奥側にはキッチンがあります。

食洗機ッチン

キッチンは「さすが新築」と言わざるを得ない最新のシステムキッチン。ビルトイン食洗機が家事の負担を軽減してくれます。ステキッチンであることは言うまでもありません。

シンク、収納、調理スペース、いずれも大変広々としているため、奥様もご納得の表情。毎日の夕食が楽しみになりますね。これならご主人も寄り道せず家に帰ってくることでしょう。

キッチンからのビューがこちら。

「ママー、ご飯まだ？」

おや、幻聴でしょうか。お腹を空かせたお子様の可愛らしい声が聞こえてきます。

大きな窓の向こうにはウッドデッキのテラスが用意されています。後ほど覗いてみましょう。それにしても、室内から緑の景色が眺められるのは、やはり気持ちが良いものですね。心なしか酸素濃度も高い気がします。

テラスに出る前に、キッチン裏手の水回りを見ておきましょう。

トイレにはウォシュレット、便座ウォーマーと文句なしのスペック。まぁ新築ですからね、このぐらいやってもらわないと困ります。

洗面ルームがこちら。

収納力という面では少々物足りなく感じますが、その分日頃から整理整頓を心掛けるキッカケにもなりそうです。工夫次第では、洗面台の下も収納スペースとして十分使えますね。

予想通り、バスルームも文句ナシの仕上がり具合。

湯はり・追い炊き機能はもちろんのこと、浴室乾燥機も完備されています。

ウッドデッキテラス

お待たせ致しました。

ウッドデッキテラスにやって参りました。写真では日陰になっておりますが、午前中から正午にかけての時間帯にはグッドな日当たりが期待できます（撮影時刻１４時半）。ガーデニングなんかにはピッタリです。

ここで朝のコーヒーブレイクを楽しむのも良しですが、ご近所さんの目が少し気になるところ。ここの使い道はあなたにお任せします。

１階の紹介は一通り終えたので、続いては２階に行ってみましょう。

階段の上り下りが面倒だと思われる方は、ここをエスカレーターに改造しても良いかもしれませんね。何故ならここはあなたのパラダイスですから、基本的に何をしても自由です。もちろんお金は掛かりますが。

２階には洋室が二部屋スタンバイされています。

20帖の洋室

２階に来ると、さっきまでの雰囲気とは少し異なり、建物そのものが持つポテンシャルと建築美を感じることができますね。その答えは簡単、家具が置かれていないからです。また、インナーバルコニーのおかげで、室内は電気を点けなくても全体的に明るくなっております。

こちらの洋室は２０帖。２０帖といえば、おおよそ３２㎡。イメージとしては、ボクシングの聖地『後楽園ホール』のリングが約３０㎡なので、スパーリングの練習に最適な広さです。

こちら別アングル。

少し角度を変えても、良いボクサーが育ちそうな広さであることに変わりはありません。そして、この２階部分も床はすべて無垢仕様。お子様の成長と共に、無垢特有の経年変化をお楽しみいただければと思います。

インナーバルコニー

インナーバルコニーに出てみましょうか。

洗濯物は良い具合に干せそうですが、いかんせんこのサイズですから、バーベキューはできそうにありませんね。カンテキで椎茸を焼く程度なら許容範囲内でしょうが、それなら１階のキッチンで焼いた方が早い気もします。

最後に紹介するのは８帖の洋室。

子ども部屋として大活躍してくれそうです。しかし、隣の２０帖洋室からはインナーバルコニーを通して丸見えなので、思春期を迎えたお子様にとってはひとたまりもありません。

全部屋を通して同じことが言えますが、クローゼットなどの収納が皆無なので、常に部屋を整理整頓しておく必要があります。綺麗なお家なのに、肝心のお部屋が散らかっていたら勿体無いです。

ここまで紹介してきた高石市東羽衣の新築戸建は土地面積９９㎡。大阪市内からは随分離れてしまいますが、その分、郊外ならではの静かで落ち着いた暮らしが可能になります。土地柄、秋はだんじり祭りの季節に入るので少々賑やかになるでしょうが、それもまた一興。泉州ならではの文化がそこにはあります。

気になるそのお値段は、３２８０万円。「安いんか高いんか分からん」という方のために、簡単なローンシミュレーションをしてみましょう。

年利０.７%、頭金０の３５年ローンと仮定した場合、月々の支払いは９.７万円ほど。月額の支払いが１０万以下でこの物件を手にすることができます。市内中心部の新築マンションだと４０㎡の１ＬＤＫあたりが相場となってきますが、同じ金額でも広さとクオリティが段違いなのは言うまでもありません。こう考えると、少し腰が重くても「買う」という一歩を踏み出せば、理想のお部屋が見つかるのではないでしょうか。